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スナーク狩り
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スナーク狩りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 1~20 1/4ページ
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展開が素晴らしく止まらずに読み終えちゃった! | ||||
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宮部みゆきさんが好きで、作品はほぼ全て読破しています。 今回はこの初期作品を手に取りましたがやはりおもしろい。ページを捲る手が止まらないです。クロスファイアを読んだときにも思いましたが、私刑の在り方は難しい… ルイス・キャロルの『スナーク狩り』を持ってきているのもこの作品の主題を深めるには効果的だと思う。 最後はとても切ない。 自分ならどうするか、を考えさせられる内容だと感じた。 | ||||
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一日の出来事の物語なのですが、スピード感がありとてもわくわくと読みました。 おもしろかったです。 お勧めです。 一日で読んでしまいました。 | ||||
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最初は関係のつながらない登場人物達の関係性が、読み進むにつれて理解でき、一気に読み進む事が出来ました。 | ||||
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違う世界で生活する登場人物達が関沼慶子の散弾銃によって事件を巻き起こし、巻き込まれ人生が変わっていきます。迎えるラストシーンは全く想像していない展開。最後まで続く緊張感で物語に引き込まれます。そしてタイトル「スナーク狩り」このタイトルの意味とは? スピード感、緊張感がまさにエンターテインメント小説。一気読み必死です。ラストシーンは映画のワンシーンのように文章から映像が頭の中に鮮明に映し出されます。エンターテインメント作品が好きな方には是非読んでほしい一冊。 オススメの方 1.一気読み必死の本をお探しの方。 2.エンターテインメント作品が読みたい方。 3.スピード感ある物語が好きな方。 | ||||
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短い時間の物語だが、時間と人との広がりが感じられる。 この先、どう展開していくのか、最後の急展開など、目が離せない一気読みの対象だった。 物語の結末にはある程度満足した。読んでいる途中で、何らかの形で裁かれてほしいと願ったからだ。その理由は、東野圭吾「さまよう刃」を読んで無念だったからだ。本書と同じ動機を持つ主人公が本懐を果たせないことが読んでいても無念でならなかった。本書を読んでその気持が解消した気がする。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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これは面白い。時間的にはたった一晩の間に驚くべき出来事が起こり、予測の付かない結末までノンストップで突き進む。メインは妻と娘を惨殺された男が、法律では捌けぬ実行犯に私刑を下す話だが、何人もの人々の人生が絡んで、複雑な人間模様が重層的に語られる。冒頭から全く先が読めず、これがどう繋がるのか興味をそそられ、全てのピースが埋まってからはラストまで一気に読まされた。 多くの人の人生を語ってるので、全てがうまく収まったわけでもなく、本線のラストも議論を呼びそうな終わり方だ。しかしながら、丁寧な心理描写と卓越したストーリーテリングは高く評価したい。 | ||||
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テンポの速い、大いに見せ場のあるアクション映画のよう。 終盤の銃撃戦、走る車の屋根にしがみつく主人公、銃口を向けられ 心理的勝負に出るところは映画そのもの。撮影も俳優もスタジオセット、も 使わずにペン一本でここまで表現できるのはすばらしい。 頭の中で効果音、音楽がガンガン鳴っていました。 | ||||
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強引な展開や登場人物の非合理的な行動など気になる点はありますが、人物がよくかけているせいかあまり気になりません。犯罪被害者の遺族感情という真新しさのない題材でもこれだけスリリングな話が書けるという好例です。 | ||||
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登場人物それぞれが丁寧に描かれていて、関わりあっていく様子が温かくもあり、またミステリアスにからまって、どんどん引き込まれ読み終えたという感じです。 | ||||
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大変、惹き付けられました。 単純な復讐劇かと思いきや、読み進めると、 躍動する登場人物たちがドラマを作ります。 宮部さんが書いた、というよりも、 宮部さんが創造した登場人物たちが、 本の中で必死に行動した結果、この本が出来上がった。 そんな印象さえ受けます。 物語が文字ではなく、 映像で目の前に飛び込んでくる場面も多く、 そんなときは鳥肌も立ちました。 描かれているのは、人間の機微です。 読み進めるごとに感じたのは、 それぞれの登場人物がボタンを僅かに掛け違うことで、 「このあと、どうなってしまうのか」という期待です。 サスペンスとしての要素も、最後までしっかりと書かれていて、 物語の結末も、本としての閉じ方みたいなものも、 個人的にはとても好きです。 「その行動はどうかなあ」と、 気になる点がなかったわけではないですが、 私にとっては、 本の評価に影響を与えるものではありませんでした。 もう一つ。 私が読んだ「光文社文庫」では、 評論家の池上冬樹さんが解説を寄せています。 個人的には、これもよかったです。 副音声のコメンタリーを聞きながら、 同じ映画を見直すような面白さがありました。 宮部さん本人の発言と絡めた解説もあり、 制作秘話というと大げさですが、とても楽しめる内容でした。 本書は、Amazonでの評価が高い一冊です。 加えて、宮部さんの中でもオススメの一冊、 というフレコミが目に留まったため、 いつもの失敗に懲りず、立ち読みなどをせずに注文しました。 今回は正解でしたね。 万人へすすめられるかと聞かれると、 少しだけ読者を選ぶかもしれません。 エンターテイメント性だけを見れば、 決して派手な話ではないからです。 しかし、読書好きには間違いなくおすすめできます。 ジャケ買いや、評判の本買いなどで失敗続きの人にも、 おすすめできる一冊かと思います。 また、長編が多い宮部さんの作品の中でも、 400ページ前後と、分量が一般的なので、 「宮部さんの本を読んでみたかったけど敷居が高い」 そんな人へも、おすすめです。 | ||||
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本は読んでいませんが、レビューで内容を知っているし、優れた作品と評判が高いのも知っている。つい最近、キンドルを買ったのでそれで読もうと検索したが、まだ売っていない。 早く出してください。 題名はルイス・キャロルの詩から取ったというので、そちらを検索したら、すでに、それはマイナーな本であるのにアメリカのキンドルで出ていた。これは詩の本だから宮部さんの本と直接関係はないが、、。 日本もスピードアップして欲しいです。キンドルをあれだけ宣伝しているのだから。 私は昔から読書が好きで、溜まった本で一部屋が図書館のようになってしまった。今までキンドルを馬鹿にして、ネット馬鹿がついに文学までスニペット化してしまったと思っていたが、底が抜けそうな部屋を守るためにとうとうキンドルに手を出した。その結果、電子手段でも本は読めると 分り、だんだん使用度を高めている。乗り物の中では特に持ち運びに便利でよい。老年ながらITの良さを実体験して喜んでいる。 ですから、本当に早く宮部みゆきくらいの良い本はキンドル化してください。下らない本はしなくていいですから。 | ||||
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著者は、『本所深川ふしぎ草子』で吉川英治賞を受賞した宮部みゆき。 (1997/6/20 初版発行) 織口邦男は、関沼慶子が銃を持っていることを知り、ある計画を描く。 関沼慶子は元恋人の結婚披露宴に散弾銃をもって現れるが…。 ストーリーが幾人もの視点によって紡ぎだされ、収斂されてゆく。 読んでいて、目的地を目指す織口邦男、それを追う人たち、さながら『さまよう刃』(東野圭吾、2004)を読んでいるような感覚だった。 解説にもあるが、宮部みゆきの作品は“小説”の美徳を改めて感じる。 本小説にかぎっては、非常に力強く、エモーショナルな展開が特徴だ。 しかし、これを映像化、画像化して人々を魅了できても、この小説で表現される文字の羅列によって、是非宮部みゆきを体感してほしい。 文字は、書く人を表象することはもちろんであるが、読む人を表象するのが一番の効用だと思う。特に小説による場合は、顕著だと思う。 宮部みゆきの場面の表現方法、心象の表現方法、これらは読み手の育ち培ってきた感性とリンクし、またそれらによって豊かになってゆく。 本書は半日も満たない時間を、実に生き生きとパノラマ的に描いている。 題名の『スナーク』とは、宮部みゆき作品に共通した要素だと思った。 | ||||
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みなさんのレビューをよんで、購入をきめました。 期待通りのおもしろさでした。 スピード感があって、ほっこりさせる箇所もあり、宮部さんの作品によくあるあまりの理不尽さに怒りを感じる箇所もあり、電車の中で読んでいると乗り過ごしてしまいそうになります。 やっぱり宮部みゆきさんはいいなと思える作品です。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算401作品目の読書完。2012/07/21 | ||||
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犯罪被害者のかたに読んでもらいたい、そう思いました。 自分も、ある犯罪の被害者で、何十年もPTSDに苦しみ、加害者に復習したいともがいている人間だからです。読む前は、又当時の苦しみが蘇るだろうと思い躊躇しましたが、読後、自分の苦しみ、又自分と同じようにスナークを抱えながらも、それでも生きている人達の事を思い、読んで良かったと思いました。 本作は宮部さんの隠れた傑作との事ですね、つまり、他の作品よりは売れていないと言う事なのだと思います。 周りの人達にも勧めたのですが、この作品はあまり良い感触を得られませんでした。 でもそれで良いのだと思うのです 本作は当事者になった事が無い人には100%の感情移入は無理だからです どうかスナークになる人間が一人でも減るように、そう願わずにはいられない作品でした。 読んで救われました | ||||
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久しぶりに宮部みゆき作品を読みました。 この人も、読者のこっちが追いつかんくらいに、たくさん小説書いてますけど。 顔だけ見てると普通のおばちゃんなのに、こういう作品が書けるってのはすごいなぁと思いますね。 私は、それほど読書量が多い方ではないんですが。 普通、ミステリーって、最初に大きな事件が起きて、それの解決のために多くの人が動くってパターンが多いと思うんですね。 でもこの「スナーク狩り」は、違ってましたね。 途中で起きる事件は全部、最後の大事件のための伏線なんです。 最後、どうなるの?と少々ドキドキしながらページをめくっていました。 とっても良い人が事件を起こすってのもね。 同情してしまいましたね。 切ないなぁ。本当の悪人が許せんと思いましたね。 で、作者の宮部みゆきさんなんですが。 「映像化は許可するが、マンガ化は許可しない」という考えを持ってたそうです。 でも、このレビューを書こうと思って検索したら、この「スナーク狩り」はマンガ化もされてるみたいですね。 なぜ考えが変わったのだろうか? そんだけ活字離れが進んでるって事かなぁ? まぁでも、この小説は、それほど読書しない人でも、とても読みやすいと思いますよ。 是非ご一読くださいませ。 これ読んで「面白い!」と思ったなら、次は「模倣犯」にチャレンジするってのも一興だと思います。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品は火車、名もなき毒に続いて3作目です。 3作の中ではこのスナーク狩りが一番おもしろかったです。 出だしから、恋人にひどい振られ方をし、 銃を使って復讐をしようとする女性の描写から始まり、 その銃を奪い、全く別の復讐をしようと計画する男性の話と、 2つの物語が交差しながら進んでいきます。 登場人物の描写から細かなエピソードまでとてもおもしろく、 名作と言われる火車や最近の名作の名もなき毒をしのぐおもしろさです。 最初のグイグイ引きつける入り方に比べて、 最後の方で少しトーンダウンしたのが残念でしたが、 それでも全体を通して、本当に楽しめる作品でした。 3作品目で何ですが、これが宮部みゆきさんの最高傑作ではないでしょうか。 絶対おススメです。 | ||||
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最近、伊坂はさんにはまり、今度は宮部さんを読もうと思いました。 みんなの評価を自分で判断し、これぞと思い「スナーク狩り」を選びました。 私の判断、選択に間違えはありませんでした。しかし次に読んだあの有名な「火車」がそれほどすごいとは感じられませんでした。 スナーク狩りのせいです。読む順番を間違えてしまいました。宮部さんの作品でこれを超えるものがあれば教えてほしいものです。 | ||||
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