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箱の中の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 21~40 2/5ページ
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この本評価しようがないのでは…という内容でした。残念の一言。 心に残るBLを描きたいという筆者の性癖にも近い欲望を満たすがためになにもかもめちゃくちゃ、犠牲者多数って感じで…浅すぎてアラサーの私には厳しかったです。 若い方向きですかね。。。内容も薄い。。。 | ||||
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キャラクターが生き生きとしていて、心の動き、人の目を通した他人の心が面白く一気に読んでしまいました。 | ||||
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冤罪を実際受けたことがある身としては 堂野の心の傷も深すぎるだろう…と感じてしまいます。 そして喜多川自身も含めて 二人の間にあるのは純粋で誠実な愛なんてものではないと思いました。 愛なんてそんなきれいなもんじゃないです。 でも愛なんです。 なので余計なおさらだから、胸に来ました。 久々に本を読んで泣いてしまいました。 この文庫以外のその後もあるそうなので購入します。 (できればキンドル化希望) | ||||
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ボーイズラブのカテゴリとして友人に勧められましたが、読んでみたら人間ドラマ。ひとの心のひだを繊細に描いています。好きな本です | ||||
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BL好きなので評価も良く、気になっていた作家さんだし読んだ事ないし…と軽い気持ちで読み始めました。読み進めていくうちに喜多川が愛おしくてたまらなくなりました。こんなに一喜一憂したのは久しぶり。BLの枠を超えていると思います。最後は良かったねと心から思いました。購入して良かった! | ||||
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圧巻… 私は一気に読みました。一気に読まざるを得ませんでした。やはり木原先生の作品は好きです。苦しいし、痛いものも多いけど、blの枠を確実に超えるドロドロな人間らしさが本当に素晴らしいですね。三浦しをん先生の解説もとても面白く読ませていただきました。三浦先生がおっしゃっているように、涙腺が崩壊しなかねないが「雨の日」と「なつやすみ」を読むべきです。二人の人生は決して「檻の外」で完結していません。むしろ「これから」といったところだ。 だが目が腫れるまで泣きたくない人は「檻の外」のハピエンで終わりにしたほうがいいかも笑 | ||||
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辛く衝撃、フィクションだけどリアル。ストーリー、主人公が愛おしく暫くは頭から離れない。この愛、下さい。 | ||||
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こちらで購入したのではなく、本屋さんで三浦しおんさんによる帯コメントと好みドストライクな表紙を見て衝動買いしました。 友人の影響でBLはそれなりに嗜みますが、BL作品としてはこのお話は今まで読んだ中で一番好きです。一般小説として読んだら皆さんの言うとおりつまらなくはないけど☆5かと言われたら首をひねるかなという感想です。 個人的な意見としては「檻の外」においての堂野の悲劇からの切り替えの速さには確かに疑問を感じました。普通の親ならあり得ないですよね…まあその理由としては「妻が泣き崩れるから自分がしっかりしなくては」とか言ってましたけど、うーん。彼自身も食欲がわかなかったりとか苦しみ悲しむ描写はあったけど、もうちょっと描写が欲しかったです。 ご都合主義なのは別に構わないかなぁと思います。不幸な生い立ちや冤罪で散々嫌な目に遭ったんだからハッピーエンドのためのご都合主義くらい許してやってほしい。 ~肝心のテーマ「真実の愛」について~ 私は、このお話における「真実の愛」とは恋愛的なものだけではなかったと思いました。例えば家族は恋愛対象として愛するのではなく、傍にいて一緒に暮らしていきたい対象として愛しますよね? 堂野の知った「真実の愛」とはこのような「ただ傍にいたい」というものだったんだと思います。 とすれば、堂野は喜多川を刑務所にいる頃から愛していた。だからこそ喜多川の言動の一つ一つに心が揺れていたのかなぁと。ただ、刑務所という閉鎖された特異な空間と今までの恋愛対象とは違う同性であることによって、これが愛情なのか同情なのか判断がつかなかった。檻の外に出て、喜多川ではない自分に好意を向ける他者と触れることで「真実の愛」を知ったというわけです。 一方、喜多川の知った「真実の愛」は言わずもがな堂野に対する執着心とも言える一途な恋愛感情で幼さの残るもので(大の大人がまた恋愛だなんて…)と思いますが、それもまた彼の生い立ちだからこそ「真実の愛」として成り立ちえます。そしてこの本には描かれていない堂野との生活の中で新たな「真実の愛」を見つけるのではないでしょうか? まあ、特異な状況下での恋愛なんてなかなかないものですから読者は想像でしかこのお話を捉えることができません。 あくまでも一つの想像できうる意見としてこちらをお手に取ろうと考えている皆さまへの参考になれば嬉しいです。 また本の評価などしょせんは好き嫌いに関わるところなので、実際に目で見るのが一番だと思います。 長くなりましたが私の感想は以上です。もしこの長文をお読みになって下さった方がいらしたらありがとうございます。 | ||||
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Amazonではなく書店で購入しました。 なんとなくタイトルで読んでみようと思い購入し読んでみたところ凄く面白かったです。 最初はBLだとは気がつかず読み進めていたら、後書きでBLだと知りました。 しかしながら私にとって忘れられない作品となり私に本を読むきっかけをくれた本です。 男ですが強くオススメします! | ||||
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出版社事情はよくわかりませんが、電子図書はイラストがなかったり、と思ったら電子限定のオマケがあったり、値段も安くなったり高くなったり。 この電子版はイラストはありませんが、二冊分なのでお得だと思いました。 いわゆるBLの甘々がなく、エッチシーンもエロくない。痛そう。 でもハッピーエンドで泣ける人は泣けるんではないかという。ネタバレになりますが、受けの子供が殺されるとこはほんとに胸が痛い。その時の攻めの悲しむ様子がとても心に残りました。 かるーいBLもいいけど、明らかにそういうのとは一線を画しています。文章も上手いし、設定から何から何まできっちり書かれているのでもっと木原先生の本を読みたくなりました。オススメの一冊です。 | ||||
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最近、こういうBLないですね 売れないのかなぁ… やっぱり木原先生が書かれるBLが読みたいです 一般文芸へ行かれてしまうのは悲しい…前みたいにBL書いて下さい(切実) | ||||
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ぐいぐい読ませる傑作だが、引っかかること多数。堂野を探すのになぜ裁判記録や報道記事を当たらなかったのか。探偵が救われなすぎて読後感を汚す。探偵の奥さんひどくね?金がないなら子供も大きいんだからお前が父親の会社で働け。結局喜多川は堂野の何がそんな気に入ったのか。童貞のわりに手管がスムーズすぎ。なんで喜多川は穂花を嫁に欲しがったのか。麻理子が認知と引き換えに離婚するってどういうこと?離婚前に生まれたんだから戸籍は堂野の子に決まってる。麻理子は堂野とやり直したかったのになんで不倫相手の子と早々に認めた?エロ本としてのBLに慣れすぎて木原作品はまだるっこしい、いつ濡れ場が来るのか分からない、エロ妄想には使えるがおかずにはならないという感じ。思春期ならこれでもいけたかもな~。 | ||||
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出所した喜多川が必死に堂野を探して、居場所が分かった時の気持ちが伝わってきてとても切なかった。 | ||||
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知人が良かった良かったと繰り返していたので購入しました が、私には全く響くものがありませんでした 表紙の良さと、文章がきちんと読めるレベルというぐらいしか 評価するところがありません 結局なにを書きたいのか、なにを作品の華としたいのかが見えて来ず そういった要となる部分が鮮烈に描かれていないがために 展開や構成の粗が浮き彫りとなり、表面だけの何ら深みのない作品になってしまっています | ||||
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あらすじで「あー、同じ房でソッチになっちゃう系ね、はいはい」とか思って読んだら とんでもなく違った!そしてとんでも方向に行った! 喜多川の愛なのか執着なのか愛着なのか、最初は正直申しますと「怖い」でした、すいません。 真っ直ぐすぎて読めなくて、怖い。 探偵が見つけた辺りで色んな意味で震えがきましたよ(汗 最終的に無垢な思い一人勝ち!って所ですかね。 確かにねー、成育環境は人生に多大な影響を与えます、はい。 愛とはなんぞや?という問いがずーっと頭の中に???となりながら読みました。 でもなぁ、ここになるまで奥さんと娘さんの立ち位置がなぁ…、それ思うとなぁ、 堂野は特にズルイ奴とも思えなかったかな、元々ノンケだし普通のおぼっちゃん。 喜多川が「堂野まっしぐら」過ぎるんだよ。 いうなれば喜多川は純度100%の愛、堂野は情に流されたかなって気がする。 読後モヤモヤして、なんというんだろう、良いレビューも悪いレビューも納得できるそんな作品でした。 (レビュー見たら集録してない短編あるのね、買いなおすか…) 補足 BLレーベルの方も読みまして、後日談も読みまして、 やはりこの本だけでは消化不良かなと思いましたので星は変更せずです。 内容的にはやはり二人をくっつける為の強引な展開という印象は否めないのと、 当事者自助グループは普通本名は公表しないのですが、痴漢冤罪サポート団体?という事で 名前を出して活動している所がひっかかったかな(これが無かったら探偵が探し当てられなかったわけですが) ただそれを差し引いても私の心にはとても印象深い、おそらく折りに触れて思い出すであろう作品となりました。 | ||||
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講談社文庫版だけでも十分簡潔した話ですが、続きにまだ短編があるようです。 ノベルス版の『檻の外』に入っているようですね。 BL耐性がなかったのでエグく感じてしまう描写もありましたが、文章力の高さでグイグイ引き込まれて読んでしまいました。 BL小説はどれもハーレークイーンっぽいものばかりだと思っていたのでかなり驚きました。 | ||||
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興味本意に読み始めたら、何これBLなのに面白 リアルに嫌な場所柄 個性たっぷりなメンツだったけど、悲惨な生い立ちに、愛の手があってもいいんじゃない。と、称賛してしまいました。 | ||||
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久しぶりに無我夢中で読んでました。 ボーイズラブ系の内容ですが嫌らしくなく、現実にありそうなリアル感もあり面白かったです。次作の著書を読みたくなりましたね。 | ||||
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この作品が堂野の視点でなく、最初から喜田川の視点で書かれていたらどんなだったろうかと想像してしまいます。語る彼の感情は非常に見えにくい。 困難な恋であることは明らかなので、読者は登場人物の優れた性格を見つけたいと。そしてその優れた部分を守ろうと、身を呈して破滅していくところが見たい。そんな人物の登場を心待ちにしている。そんな中、普通の男である堂野に対して喜田川が心を開いていく姿は、受刑囚とはいえ、人間の優れた部分だと思う。この喜多川の横顔を想像するのは爽やかな読書体験だと思う。他の囚人たちも概ね常識的。他方、これに対する堂野はといえば、セクハラ受けて、どんどん感情が見えにくくなって、もう考える能力がなくなっていないだろうかと心配になるくらいに魅力がなくなっていきます。いっそ、生きるためと割り切って、体を差し出す屈辱を怒りをエネルギーにするとかすればいいのに。奇妙なのは主人公である堂野が語る感情と、セクハラを受け入れている行動が一致しなくなって、読者はこの語り部を信用できなくなり始める点です。主人公なのにあまりな扱いで、遂に感情移入することなく刑期を終えてしまう。 2部の姑息な詐欺話は、彼(探偵)なりの大義名分と喜多川の痛いくらいの想いが交差するおもしろい設定です。小品としてとてもよくできています。 3部は、再会を果たした喜多川の、狂気に満ちた妄想なんではないかと思う。それにしては少々長くて冗長です。読者の解釈はそれぞれなので、これは私の解釈でしかないが、それくらい現実味に欠け、ご都合主義である。映画タクシードライバーで、狂気の主人公が最期に瞼の裏で見る、都合のいい英雄物語のようです。裏切りも殺しも出てくる魑魅魍魎。個人的にはこの章は失敗ではないかと思います。 不思議な構成で出版されているのですが、この作品には続きがあります。別の本になっています。エピローグに相当する、堂野の戸籍上の息子視点で描かれる話です。喜多川の幸せな日常を見てみたいなら、ぜひお勧めします。読者は愛とか想いの深さが、作中の日常の中に映し出された時に、自らの日常に照らして、胸に温かいものを感じたりするのではないでしょうか。普通に憧れ続けた男がたどり着いた、簡素な生活が夏の光に照らされて、永遠となったかのような錯覚を起こさせます。 予想し得ない結末ではないんです。ある意味ベタな感じはしますが、それでも充分心揺さぶるだけの描写と感情移入ができる文章なんです。 長い期間に書き溜めたものだと思うので、すんなりと受け入れられない部分もありますが、良作だと思います。 | ||||
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そーゆー切り口で来るとは思わなかったから、とてもおもしろかった。 | ||||
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