(短編集)
罪の名前
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5か月前に木原音瀬さんを知り、文庫を中心に7冊一気に読んだ者です。 短編集は初めてでしたが、期待を裏切らず読み応えのあるものばかりでした。 どの作品も印象深いですが、「虫食い」の破壊力は強烈です。 き、気持ち悪い…のに、目が吸い寄せられてしまいます。 生理的にも道徳的にも(?)アカンアカンと思うのに、その光景(文章?)から目が離せないのです。 まさに耽美とグロは紙一重。 高度できわどい芸術的作品は読者を選ぶでしょうが、世に出していただけてよかったです。 | ||||
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木原音瀬のファンなので結構読んでいますがこれは後味がかなり悪いです。たしかに彼女の作品にはエグいものも多いですが短編だからか救いがなく、ちょっと辛いです。でも読ませる力は相変わらず。どんどん引き込まれてしまいます。 | ||||
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木原音瀬のBL作品が大好きだったので購入。4編のうち「虫食い」は、人物描写といい、話の落とし所といい、これは絶対に木原音瀬にしか書けない話だなと思いました。他三編もよかったですが…特に「虫食い」はこの作品じゃないと味わえないような感覚があった上、完成度も高い。 木原先生は恋愛関係の落とし所や決着のつけ方が超秀逸な作家だと思うのですが、一般書籍ではそこがメインじゃなくてもよいので、これからもこういった一般小説を書いていけば新境地が見えるのでは…という期待をしてしまいます。 「ラブセメタリー」も面白かったので、木原先生ははこれからもこういった作品をたくさん書いて色んな表情を見せて欲しいです。 (もちろんBL作品も今まで通り書き続けて欲しいです!) | ||||
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気味の悪い人間ばかりをあつめた短編集。 唯一、兄弟間の愛と確執を描いたモノだけBLっぽかったですが、ほぼ一般小説で、どれもよんでて胸くそ悪い話ばかりでした。 読み返すことはなかろう。 でも、どれも芥川賞候補になっておかしくないクオリティだったように思います。 高尚なお文学な臭いがいたしました。 | ||||
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生々しい巧みな心情描写、木原節が炸裂した文章強く惹きつけられました! しかし、ミーナ、罪と罰はサイコパスについての話で他の作家さんも書くことが多いテーマで木原さんである必要はないなと感じました。 消えるは、主人公の(男)が弟に向ける歪んだ愛の話で木原さんHOMEを彷彿させる内容でした。切なさ、おぞましさ、歪み、木原さんっぽいと感じさせるような内容では確実にあるのにBLとは言えない。新感覚でした。読後感も不思議な感じで、読み終わった後も余韻が残る話でした! 虫食いは、すごく描写が生々しくて印象に残りました!とくに主人公がカエルや猫を味合うシーン。カエルの感触や猫のあたたかさが伝わってきてゾクゾクしました。それから、主人公が友達の指を舐め、欲情するシーン。友達の最後のセリフで主人公の捉え方と一般的な捉え方の違いを強く考えさせられました。ふつうとふつうじゃないは曖昧だなと。 全体的に面白く、飽きることなく読めました! しかし、私は木原さんのBLが読みたい!木原さんのBLは他の作家さんにはない文章力と巧みさとリアルさがあります!それを感じたいと思いました!あと、長編が読みたい! | ||||
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