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箱の中



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【この小説が収録されている参考書籍】
箱の中 (Holly NOVELS)
箱の中 (講談社文庫)

箱の中の評価: 4.25/5点 レビュー 93件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全93件 1~20 1/5ページ
No.93:
(1pt)

アンリアル

知人に薦められて読みました。
稚拙な表現、浅はかな心理描写、不自然な展開に読んでいられず、途中でやめました。
若い人向け?
箱の中 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:箱の中 (講談社文庫)より
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No.92:
(5pt)

惹き込まれます

夢中で読めました。
ですが終盤とても辛い展開があるので読み返す気はなかなか…

探偵や柴さんなどの脇役キャラも好きです。
逆に主役は無個性というか薄味で、攻めがどうしてそこまで入れ込むのかいまいち納得できない部分もあったり。

ともかく、色々な要素があって飽きにくくて面白かった。
いつか映像化してほしい作品です。
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No.91:
(5pt)

ハネムーンの思い出

完全に私ごとですが、ハネムーン行く時の成田空港の本屋でたまたま売っていたから買ったんだけど、本当に本当に本当に良すぎて行きも帰りも号泣して夢中になって読んだという思い出です。その後電子書籍も購入し、本当に何度も読み返す大好きな作品です。
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No.90:
(3pt)

少し期待はずれ

前評判が良すぎたせいか、少し期待はずれな印象で終わってしまいました。箱の中はリアリティのある苦い終わり方で「なるほど、BLとしては異色!」と思いましたが、檻の外になると少し展開が強引過ぎるというか、最後の方の怒涛の展開に違和感を持ってしまいました。一般文芸としてリアリティを貫くか、それともBLファンの期待に応えるか、作者さんの迷いが出たような印象を受けました。
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No.89:
(1pt)

「雨の日」と「なつやすみ」が収録されていない…

木原さん作品の中ではメインの2人がかなり真っ当な人物で(刑務所に入ってるけど)、痛い描写も多くなく、初めて木原さん作品に触れる方でも読みやすい作品と言えると思います。私の大好きな作品の一つです。
なのに☆一つの理由です。
私はホリーノベルス版を紙で持っているのですが電子でも欲しいと思い今回電子で文庫版を買いました。
ところがノベルス版の「檻の外」に収録されていた「雨の日」と「なつやすみ」が収録されていませんでした…。
その2つを含めて完成された作品だと思っているのでショックでした。買わなければ良かった…。
私も未読の「すすきのはら」も含めた完全版をいつか出版していただきたいです。。。
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No.88:
(5pt)

感動

すごく良くて友人にあげてしまったため、自分用に購入しました。沢山の方々にも読んでいただきたいです。
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No.87:
(5pt)

続編を電子書籍化して欲しい

この本の最終章「檻の中」の後には
「雨の日」「なつやすみ」「すすきのはら」という続編があると聞きました。

是非それを電子書籍化して欲しいです。
全て読んだ方の感想を見ると、この続編を読まずにしてこの物語を終わりにしてはいけないとの事。

しかし、「すすきのはら」などはメルカリで20000円以上で取引されていて、なかなか手が届きません。。
講談社さん、なんとか、電子書籍化、頑張ってもらえませんか?
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No.86:
(3pt)

避けていたけど、読んでしまった

木原先生の大ファンで、これ以外のほとんどの作品を読んでいます。ただ、「箱の中」だけは、設定が刑務所という特殊な場所で始まるBLということもあり、ずっと避けていました。
このたび環境の変化で読んでみたいと思い立ち、一晩で一気読みしてしまいました。
ノンケの堂野が、どうやって喜多川になびくんだろう、どう考えても無理では?と思っていたのですが、そこはさすが木原マジック。あっという間にBLになってしまいますね。この辺の心理描写とか、ほんと匠の領域!!
そこから2人はラブラブというご都合主義にならないところが、木原先生の小説の醍醐味でして。堂野は罪悪感を感じながら、他の女性と結婚をして、子どもまで作ってしまう。
女性というところが、憎いねぇ、という感じ。
家庭が壊れていく様は、「さようなら、と君は手を振った」に近いものがあるけれど、小さい犠牲の描写がちょっと私は無理でした。(同じくらいの娘がいるもので)なにも、○さなくてもいいのでは、と。あまりにも衝撃的すぎて、この作品がBLだということを忘れてしまいそうになりました。萌えが一気に吹き飛んでしまった。この辺が、この作品がBLの枠を超えると言われる所以なのかなあ。私はそれを悪い意味でとらえてしまう。
学生の頃なら何にも思わずに、2人がくっついて良かったと思えるだろうけど、家庭をもつ身としては、複雑な心境。
堂野と喜多川の幸せよりも、穂花ちゃんのご冥福を祈るばかり( ; ; )(あ、ネタバレしてしまった。)どうせなら尻軽で他力本願の奥さんを追い出して、3人で仲良く暮らす話にしてほしかった。けれど、さきほどの作品「さようなら…」はそれで息子が歪んでしまったから、それもそれで複雑なのかな。なんとも読後感が悪い…いや、それも木原作品の醍醐味なんだけど…。
BLならではの萌えはあまり感じられなかったな。だから一般読者も読める作品なのか…。
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No.85:
(5pt)

心にしみました。

作者の「美しいこと」という作品で初めてBL小説を読みました。2作目に読んだのがこの作品でした。その後も他の作者さんの作品も含めて何冊もBL読みましたが、未だにこの作品が一番好きです。ただの恋愛小説ではない、心に響くものがありました。
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No.84:
(3pt)

最後が…

BL好きというわけではないけど、三浦しおんさんのおすすめと聞き読んでみました。レビューも評価高かったので期待して。喜多川の生い立ちゆえの不器用さや一途さに胸が締め付けられ涙しながら読んでいましたが、ラストが…何の罪もない子供があんな事になったのに、親としての気持ちがあまり感じられなくて一気に気持ちがひいてしまいました。後半までは良かったからすごく残念過ぎてがっかりだし、読み終わってどんよりした気持ちになるので再読する気にはとてもなれません。
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No.83:
(5pt)

一筋縄ではいかない人間の物語

自分は本を月に一冊読むか読まないか程度であまり積極的に読みませんが、この本はサンプルで読んだ時点で引き込まれそのまま購入し、二晩で読み切りました。よくこれだけ重苦しい要素を練り上げ、ひとつの作品にしたなと思います。

途中、急ぎ足で呆気ないシーン、先が読めてしまう展開もいくつかありました。ただ、全ては著者のバイアスによるのでそこまで気にならないです。リアルな中に非リアルな展開があり、そこにドラマが生まれていたと思います。

全体的に状況が登場人物たちを追い込んで動かしている印象で、故にどんな展開でも妙に納得させられました。喜多川と堂野の性質も関係性によく活かされている。ラストのような終わり方にするために少なくない犠牲がありましたが、全て彼らのための物語ですから、なるべくしてなった、という印象。

一筋縄ではいかない人間の物語を、とてもリアルに描写していると思います。

性行為に過激な美化フィルタを付けた演出がなかったのも良かった。

全体的に鬱屈とした雰囲気ですが、それがいいと思える方、とにかく読み応えある一冊が欲しいなと思っている方にオススメです。
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No.82:
(5pt)

良かった

良かった
めちゃくちゃ良かった
本当にとてつもなく良かったです
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No.81:
(5pt)

大変良い品でした。

とても良い品でした。ありがとうございます。
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No.80:
(5pt)

レーベルで損してる

BL小説として読むか、一般小説として読むかで評価が物凄く変わってくる作品だと思いました。
箱の中、脆弱な詐欺師まではとてもリアルに描写されていますが、檻の外からは現実味が薄いです。
BL小説として読むなら文句なしの星5。
元々そのつもりで読んだので、大変素晴らしい作品でした。
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No.79:
(5pt)

欲しかったので良かったです

良かったです
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No.78:
(3pt)

やっぱりラノベですねぇ

三浦しおんが何故こんなに絶賛するか不明です
内容はラノベに毛が生えた程度
第一部はまあ、良いです
主人公が冤罪で服役する辛さと悔しさ絶望感が迫ってきて、惹きこまれました
二部から失速、三部はもう読んでいられないです
他のレビューにもありますが、主人公の妻のキャラクターの薄っぺらさに耐えられないです
夫を引き止めたいはずなのに、あっさり不倫を認めて、不倫相手の子を妊娠していることもさっさと喋っちゃうのは何故?黙って中絶も出来たよね?
冤罪とは言え前科があって収入も低い主人公と結婚してくれた優しい女性のはずなのに、あっさり不倫とか、なんかキャラがブレてる
娘を失った主人公の辛さも描かれてないし・・・・・・
主人公、痴漢冤罪の活動はしてるのに、娘の殺害についてはノータッチって、ここもよく分からない
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No.77:
(5pt)

苦しさと幸せと嵐のような感動

三浦しをんさんの解説の帯を信じて購入しました。木原作品初心者です。

最初、痴漢の冤罪でこんな目に遭うの!という恐ろしさと堂野の絶望的な心境が重苦しく、
次に喜多川の常軌を逸するほどの執着にもビビッてしまい、
いろんな破滅的な展開を予想して(実際悲劇的事件も起こって)、胃をおさえながら読み進みましたが、
最後はどんでん返しで幸せな気分になりました。
…たぶん幸せだと思います。

とにかく登場人物の心理描写が緻密で生々しく、台詞が心に突き刺さります。
全編通して次に何が起こるか期待と不安の連続で、安心して休憩(?)させてはくれない作品でした。
読み応え十分なのは間違いなし!です。
物語の好みは分かれるだろうし、嫌いだという方もあるでしょうが、
読者を引きずり回す語り部力のある作品です。
迷っておられる方には、自分の感性を試すと思って読んでみていただきたいです。
結構な割合で、嵐のような感動が得られるのでは!
箱の中 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:箱の中 (講談社文庫)より
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No.76:
(5pt)

読んで!

この世界に、どんどん引き込まれていった
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No.75:
(5pt)

人生どこに出会いが待ってるか分からない!

BLという枠では縛れない読み応えがあるものでした。正直、木原さんの他の本の表紙(漫画の様な)がどうしても受け付けなく、この表紙ならと思い読んでみました。寝る前に読むクセがあるのですが読み始めたらとても読み易くドンドン引き込まれていきました。
気付いたら一気読みしていて夜が明けていましたw
主人公、堂野の世間一般でいう真面目で目立たないモブキャラが痴漢の冤罪で殺人・薬物・詐欺など何癖もある囚人と同じ房に入れられて精神的に参ってしまう。そんな極限の精神状態の時に出会った変わり者の喜多川との関わりが普通の人生だった堂野の運命を変えていく…
主人公がモブキャラなだけに同じ房の囚人達の個性がとても良く引き出されていて、薄らとした印象のキャラは誰一人いません。
最後の終わり方も全て伏線は回収され府に落ちない点がなくキチッと綺麗に終わってます。読んだ後の余韻が中々抜けきらないぐらい良かったです。
これを機に木原さんの他の小説を読んでみたいです。
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No.74:
(1pt)

『檻の外』が全体をぶち壊してしまった(残念過ぎる)

三部構成の物語ですが、最後の『檻の外』が全てをぶち壊しています。何人かの他のレビュアーさんも指摘されているように、二人の男性が結ばれるために、片方の男性の妻と幼い娘が、都合よくも、あっさりと「削除」されてしまう。つい最近、お気に入りになった作家さんの作品で、他の作品も読もうと思いますが、この作品に関しては残念としか言いようがありません。喜多川というキャラがなんとも魅力的で、「病んでいる」キャラをこれほど魅力的に描ける才能には脱帽。二部の、小心なくせに悪事をはたらこうとした探偵の話も悪くなかったです(探偵にしては無知過ぎると思いましたが)。探偵の視点で、喜多川の常軌を逸した「愛」(愛への執着)が切なく胸に迫ります。なのに、ああ~~、三部目が酷すぎる。以下ネタバレありーー四歳の娘は誘拐されて残酷に殺され、可愛い奥様だったはずの妻は不倫していて、あれよあれよというまに醜いモンスターに。お手軽に刺激的なエピソードが連続するので、ストーリー自体は派手に展開し、リアリティはどんどん薄くなり(誘拐捜査に乗り出す警察とのやりとりや、妻の言動など)、それゆえ、テレビの『相棒』シリーズの一話のごとくに容易にエンドマークも打たれる。堂野は娘の無残な死に絶望することもなく、喜多川との関係になんとなく慰められて、どんな深淵を覗くこともない。あれれ、なんでこんな話にしちゃったの??? 喜多川が堂野の四歳の娘を嫁にしたい、と言い出したときは、「おっ、すごい展開。どうなるんだ!?」と期待したのに(同時に、これで物語をうまく着地させられるのかな、ページ数も少ないのに、と危惧はしました)、「削除」しちゃうんかいっ、と。

堂野の喜多川に対する感情は「愛」ではなく「情」であり、だからこそ堂野が喜多川を拒否してみたり惹かれたりの優柔不断な態度を見せるところは、自然です。すごくいい。「愛」と「情」のどこがどう違うのか、読者も考えさせられるし、その意味では深い物語。そもそも、大学出(理学部出身!)の堂野というキャラが、優しいけれど少しボンクラ(ボンクラだから優しいのか?)というのも、いい。ほんと、喜多川と堂野の二人はいい。あぶなっかしい二人の味わい深い物語になりそうだったのに、残念無念です。文庫版を出版するとき、『檻の外』だけは、書き直すべきでしたね。もったいない~~(涙)。二人の後日譚ともいうべき短編があるようですが、殺されちゃった穂花ちゃんが可哀そうすぎて、読む気になれず……。

とはいえ、ではあるけれど、しかしながら、この作家さんは大好き! 今後も応援したいです!
箱の中 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:箱の中 (講談社文庫)より
4062773252

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