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箱の中



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【この小説が収録されている参考書籍】
箱の中 (Holly NOVELS)
箱の中 (講談社文庫)

箱の中の評価: 4.25/5点 レビュー 93件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 1~20 1/4ページ
No.70:
(5pt)

惹き込まれます

夢中で読めました。
ですが終盤とても辛い展開があるので読み返す気はなかなか…

探偵や柴さんなどの脇役キャラも好きです。
逆に主役は無個性というか薄味で、攻めがどうしてそこまで入れ込むのかいまいち納得できない部分もあったり。

ともかく、色々な要素があって飽きにくくて面白かった。
いつか映像化してほしい作品です。
箱の中 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:箱の中 (講談社文庫)より
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No.69:
(5pt)

ハネムーンの思い出

完全に私ごとですが、ハネムーン行く時の成田空港の本屋でたまたま売っていたから買ったんだけど、本当に本当に本当に良すぎて行きも帰りも号泣して夢中になって読んだという思い出です。その後電子書籍も購入し、本当に何度も読み返す大好きな作品です。
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No.68:
(5pt)

感動

すごく良くて友人にあげてしまったため、自分用に購入しました。沢山の方々にも読んでいただきたいです。
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No.67:
(5pt)

続編を電子書籍化して欲しい

この本の最終章「檻の中」の後には
「雨の日」「なつやすみ」「すすきのはら」という続編があると聞きました。

是非それを電子書籍化して欲しいです。
全て読んだ方の感想を見ると、この続編を読まずにしてこの物語を終わりにしてはいけないとの事。

しかし、「すすきのはら」などはメルカリで20000円以上で取引されていて、なかなか手が届きません。。
講談社さん、なんとか、電子書籍化、頑張ってもらえませんか?
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No.66:
(5pt)

心にしみました。

作者の「美しいこと」という作品で初めてBL小説を読みました。2作目に読んだのがこの作品でした。その後も他の作者さんの作品も含めて何冊もBL読みましたが、未だにこの作品が一番好きです。ただの恋愛小説ではない、心に響くものがありました。
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No.65:
(5pt)

一筋縄ではいかない人間の物語

自分は本を月に一冊読むか読まないか程度であまり積極的に読みませんが、この本はサンプルで読んだ時点で引き込まれそのまま購入し、二晩で読み切りました。よくこれだけ重苦しい要素を練り上げ、ひとつの作品にしたなと思います。

途中、急ぎ足で呆気ないシーン、先が読めてしまう展開もいくつかありました。ただ、全ては著者のバイアスによるのでそこまで気にならないです。リアルな中に非リアルな展開があり、そこにドラマが生まれていたと思います。

全体的に状況が登場人物たちを追い込んで動かしている印象で、故にどんな展開でも妙に納得させられました。喜多川と堂野の性質も関係性によく活かされている。ラストのような終わり方にするために少なくない犠牲がありましたが、全て彼らのための物語ですから、なるべくしてなった、という印象。

一筋縄ではいかない人間の物語を、とてもリアルに描写していると思います。

性行為に過激な美化フィルタを付けた演出がなかったのも良かった。

全体的に鬱屈とした雰囲気ですが、それがいいと思える方、とにかく読み応えある一冊が欲しいなと思っている方にオススメです。
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No.64:
(5pt)

良かった

良かった
めちゃくちゃ良かった
本当にとてつもなく良かったです
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No.63:
(5pt)

大変良い品でした。

とても良い品でした。ありがとうございます。
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No.62:
(5pt)

レーベルで損してる

BL小説として読むか、一般小説として読むかで評価が物凄く変わってくる作品だと思いました。
箱の中、脆弱な詐欺師まではとてもリアルに描写されていますが、檻の外からは現実味が薄いです。
BL小説として読むなら文句なしの星5。
元々そのつもりで読んだので、大変素晴らしい作品でした。
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No.61:
(5pt)

欲しかったので良かったです

良かったです
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No.60:
(5pt)

苦しさと幸せと嵐のような感動

三浦しをんさんの解説の帯を信じて購入しました。木原作品初心者です。

最初、痴漢の冤罪でこんな目に遭うの!という恐ろしさと堂野の絶望的な心境が重苦しく、
次に喜多川の常軌を逸するほどの執着にもビビッてしまい、
いろんな破滅的な展開を予想して(実際悲劇的事件も起こって)、胃をおさえながら読み進みましたが、
最後はどんでん返しで幸せな気分になりました。
…たぶん幸せだと思います。

とにかく登場人物の心理描写が緻密で生々しく、台詞が心に突き刺さります。
全編通して次に何が起こるか期待と不安の連続で、安心して休憩(?)させてはくれない作品でした。
読み応え十分なのは間違いなし!です。
物語の好みは分かれるだろうし、嫌いだという方もあるでしょうが、
読者を引きずり回す語り部力のある作品です。
迷っておられる方には、自分の感性を試すと思って読んでみていただきたいです。
結構な割合で、嵐のような感動が得られるのでは!
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No.59:
(5pt)

読んで!

この世界に、どんどん引き込まれていった
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No.58:
(5pt)

人生どこに出会いが待ってるか分からない!

BLという枠では縛れない読み応えがあるものでした。正直、木原さんの他の本の表紙(漫画の様な)がどうしても受け付けなく、この表紙ならと思い読んでみました。寝る前に読むクセがあるのですが読み始めたらとても読み易くドンドン引き込まれていきました。
気付いたら一気読みしていて夜が明けていましたw
主人公、堂野の世間一般でいう真面目で目立たないモブキャラが痴漢の冤罪で殺人・薬物・詐欺など何癖もある囚人と同じ房に入れられて精神的に参ってしまう。そんな極限の精神状態の時に出会った変わり者の喜多川との関わりが普通の人生だった堂野の運命を変えていく…
主人公がモブキャラなだけに同じ房の囚人達の個性がとても良く引き出されていて、薄らとした印象のキャラは誰一人いません。
最後の終わり方も全て伏線は回収され府に落ちない点がなくキチッと綺麗に終わってます。読んだ後の余韻が中々抜けきらないぐらい良かったです。
これを機に木原さんの他の小説を読んでみたいです。
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No.57:
(5pt)

生きている

キャラクターが生き生きとしていて、心の動き、人の目を通した他人の心が面白く一気に読んでしまいました。
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No.56:
(5pt)

冤罪を受けたことがあります

冤罪を実際受けたことがある身としては
堂野の心の傷も深すぎるだろう…と感じてしまいます。

そして喜多川自身も含めて
二人の間にあるのは純粋で誠実な愛なんてものではないと思いました。

愛なんてそんなきれいなもんじゃないです。
でも愛なんです。
なので余計なおさらだから、胸に来ました。

久々に本を読んで泣いてしまいました。

この文庫以外のその後もあるそうなので購入します。
(できればキンドル化希望)
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No.55:
(4pt)

心のひだ

ボーイズラブのカテゴリとして友人に勧められましたが、読んでみたら人間ドラマ。ひとの心のひだを繊細に描いています。好きな本です
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No.54:
(5pt)

胸熱

BL好きなので評価も良く、気になっていた作家さんだし読んだ事ないし…と軽い気持ちで読み始めました。読み進めていくうちに喜多川が愛おしくてたまらなくなりました。こんなに一喜一憂したのは久しぶり。BLの枠を超えていると思います。最後は良かったねと心から思いました。購入して良かった!
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No.53:
(5pt)

衝撃的

圧巻… 私は一気に読みました。一気に読まざるを得ませんでした。やはり木原先生の作品は好きです。苦しいし、痛いものも多いけど、blの枠を確実に超えるドロドロな人間らしさが本当に素晴らしいですね。三浦しをん先生の解説もとても面白く読ませていただきました。三浦先生がおっしゃっているように、涙腺が崩壊しなかねないが「雨の日」と「なつやすみ」を読むべきです。二人の人生は決して「檻の外」で完結していません。むしろ「これから」といったところだ。
だが目が腫れるまで泣きたくない人は「檻の外」のハピエンで終わりにしたほうがいいかも笑
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No.52:
(5pt)

異性愛が歪に感じられる程

辛く衝撃、フィクションだけどリアル。ストーリー、主人公が愛おしく暫くは頭から離れない。この愛、下さい。
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No.51:
(4pt)

(長文)BLからの文庫化のため多少の不満はあるかもしれませんが、ぜひお手にとって欲しい!

こちらで購入したのではなく、本屋さんで三浦しおんさんによる帯コメントと好みドストライクな表紙を見て衝動買いしました。
友人の影響でBLはそれなりに嗜みますが、BL作品としてはこのお話は今まで読んだ中で一番好きです。一般小説として読んだら皆さんの言うとおりつまらなくはないけど☆5かと言われたら首をひねるかなという感想です。

個人的な意見としては「檻の外」においての堂野の悲劇からの切り替えの速さには確かに疑問を感じました。普通の親ならあり得ないですよね…まあその理由としては「妻が泣き崩れるから自分がしっかりしなくては」とか言ってましたけど、うーん。彼自身も食欲がわかなかったりとか苦しみ悲しむ描写はあったけど、もうちょっと描写が欲しかったです。
ご都合主義なのは別に構わないかなぁと思います。不幸な生い立ちや冤罪で散々嫌な目に遭ったんだからハッピーエンドのためのご都合主義くらい許してやってほしい。

~肝心のテーマ「真実の愛」について~
私は、このお話における「真実の愛」とは恋愛的なものだけではなかったと思いました。例えば家族は恋愛対象として愛するのではなく、傍にいて一緒に暮らしていきたい対象として愛しますよね?
堂野の知った「真実の愛」とはこのような「ただ傍にいたい」というものだったんだと思います。
とすれば、堂野は喜多川を刑務所にいる頃から愛していた。だからこそ喜多川の言動の一つ一つに心が揺れていたのかなぁと。ただ、刑務所という閉鎖された特異な空間と今までの恋愛対象とは違う同性であることによって、これが愛情なのか同情なのか判断がつかなかった。檻の外に出て、喜多川ではない自分に好意を向ける他者と触れることで「真実の愛」を知ったというわけです。
一方、喜多川の知った「真実の愛」は言わずもがな堂野に対する執着心とも言える一途な恋愛感情で幼さの残るもので(大の大人がまた恋愛だなんて…)と思いますが、それもまた彼の生い立ちだからこそ「真実の愛」として成り立ちえます。そしてこの本には描かれていない堂野との生活の中で新たな「真実の愛」を見つけるのではないでしょうか?

まあ、特異な状況下での恋愛なんてなかなかないものですから読者は想像でしかこのお話を捉えることができません。
あくまでも一つの想像できうる意見としてこちらをお手に取ろうと考えている皆さまへの参考になれば嬉しいです。
また本の評価などしょせんは好き嫌いに関わるところなので、実際に目で見るのが一番だと思います。

長くなりましたが私の感想は以上です。もしこの長文をお読みになって下さった方がいらしたらありがとうございます。
箱の中 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:箱の中 (講談社文庫)より
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