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黄砂の籠城
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黄砂の籠城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 41~60 3/6ページ
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浅田次郎の[中原の虹]を読み、同じ時代を描いたこちらの小説も読んでみた。ハラハラしながら一気に完読した。 文庫あとがきのに解説に書いてあったように(半分あらすじのつまらない解説であったが)、教科書の太文字程度にしか知らなかった義和団の乱のことがよく分かり、興味を持つきっかけになった。 小説としても面白く、矜持を持った日本人の姿を誇らしく思い、日本人として知っておくべき歴史だと思った。 日本人としては連合軍側を応援しながら読んでいたが、いかに美談であろうと、西洋列強及び日本が侵略者であり加害者であることを忘れてはならないと思った。 中国内の内政や宗教問題も絡めど、異国人の侵略と横暴に対する民衆の抗議にも思いを致すべきだと思った。 | ||||
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長らく人の死なないミステリーのシリーズを書いていた著者が 義和団の乱を題材にした活劇を書くとは。驚きです。 特殊能力(超能力ではなく)のヒロインも少し情けないイケメン も出てきません。 私的にはこの本は面白かったです。 これからの作品に期待します。 あくまで小説なので事前に歴史を調べるのはお勧めしません。 教科書にあった様な?と言う位が丁度いいと思います。 | ||||
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義和団の乱を扱った,読みやすく引き込まれる文体で綴られた作品。 伏線,描写,人物の描き方等とても秀逸なため,「次どうなるの?」と思いながら一気に読み切ってしまうので,コスパは良くないのかも知れません。 当時の日本人の心意気は今もきっと生きていると思います。 | ||||
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取り上げた題材が面白い、映画の「北京の55日」とは全く違うのがまた面白いです。 | ||||
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所々なんか読んだことがあるなーと既視感を覚えつつ 読み進めていましたが、日本の兵隊達が漢人に化けて 教会のクリスチャンを救出するくだりで、確信しました! 読んだこと(見たこと)ある! 参考文献、映画等いろいろ調べましたが 思い当たるものがなく、歯がゆい思いです。 日本人として先人の功勲にただただ頭が下がる思いです。 | ||||
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後半からは手に汗握る籠城戦に。 その壮絶な戦いを生々しく臨場感たっぷりに描いています。 その時々にミステリアスな事象が入り込んでくる。 アクションとサスペンス。 八徳たる仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌。 決して逃げず、人のために尽くす。 エネルギッシュなスピリットがここにある。 一方で、戊辰戦争時の会津城籠城戦の様子が浮かんできます。 読んでいて、胸が熱くなりつつ、エールを送り続ける。 国内ではあまり知られていない「義和団の乱」を緊迫あふれるタッチで描いています。 | ||||
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学校で習った時の「義和団の乱」のくだりはあっさりとしていて、言葉だけのスルー状態だった。 凄惨な事件ではじまる実話。 会津藩出身の柴五郎陸軍砲兵中佐の理知的で勇気ある行動。 いつのまにか列強をリードしていく。 欧米の個人主義ではなく、日本の集団主義が源となっていく。 日本人たる資質がそこにある。 連携しつなげていく組織行動のあり方がそこにある。 生々しく、緊迫感あふれる情景が眼前に浮かんできます。 | ||||
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柴中佐は85歳で亡くなった。 この戦いでは亡くならないとわかってはいても、ドキドキが止められなく。 民族で括って、国民性を決めつけてはいけないのだけれど、1900年から今も変わらない国民性ってあるものなんだなと思いました。 こういう日本人であってほしい、これから先もずっと。 でも、変わりつつあるなと感じます。 読んでよかったと思える作品、たくさんの人に読まれますように。 | ||||
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最後は冒頭の時間に戻って終わるのだろうなと思っていたら、そのまま終わってしまった。でも、それで良い。上巻の冒頭を読み返しながら涙をこらえるのに苦労した。感動というか、誇りの涙だ。 | ||||
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勇気とは、人としての誠実を如何に貫けるか?・・であり、これは評価や面子のために踊らされて、蛮勇に走る事とは全くの別物である! ・・という真の武士道を問う、すばらしい作品です!Qシリーズなど・・(人の死なないミステリ)シリーズで有名な著者ですが・・戦闘シーンの迫力も凄い!文句なしの大傑作です!浅田次郎氏の(蒼穹の昴)シリーズが好きな方には特にお薦めです! | ||||
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駐在武官の柴五郎や主人公の櫻井隆一伍長をはじめとした日本の軍人や民間人の活躍と立ち居振る舞いに多くの読者が感動したことだろう。 私は当時の国際情勢のこともわかって面白かった。 日清戦争の5年後、日露戦争の4年前に起きた義和団事変。 その折に北京の東交民巷(公使館区域)に籠城せざるを得なくなった11カ国の公使館。 各公使の発言力や公使館敷地の大小で当時の世界勢力図がよくわかる。 大英帝国がまだ強かった時代でもある。 清のことはもちろんやロシアが当時どういう状況だったのかもわかりやすかった。 また日本人の私からすればカトリック教徒とプロテスタント教徒の「わかりあえない感」は興味深かった。 これが一神教か(現代のキリスト教とイスラム教の関係も連想した)。 義和団事変とは西欧国家が世界中で行ってきたキリスト教を使っての植民地主義を中国でもやろうとした結果の中国人の反乱だったということを学んだ。 同じ中国人でもクリスチャンがなぜ義和団の攻撃対象になったのかもよくわかった。 明治という時代を知る上で読んでおいて良い作品ですね。 | ||||
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面白い。どこまで史実なんだろうか、、と疑問を持ったりしなければ、引き込まれ、どんどん読み進めてしまいます。 日本人で良かった、という感情はあまり持たないようにして読みました。 | ||||
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武士道とは、死ぬことと見つけたり。 Non Non 生きて失敗しても恥ではなく、大義のためって言いながら、死に急ぐことが犬死であり、恥ではないのか? 生き延びることを恥じるな。 誇りを、希望を捨てるな。 覚悟、信念を持て! ネバーネバーネバーギブアップ! 誰かの犠牲の上での“生”ではなく、犠牲を求めず、全員が助かる道を模索するから、死中活あり。 無闇に威張ること、我が武勲を誇示することは恥ずべきことであり、称賛は他者がするものなり。 | ||||
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歴史小説が苦手な人にもお勧めな読み易さ、それでいて描写豊かで迫力がある 柴五郎の北京籠城の話だが日本が活躍し諸外国から尊敬されたのは史実の通り 登場人物やプロットの仕掛け、語り口など秀逸で夢中で読める | ||||
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なんとなく軽いタッチの小説ばかり書いている人という印象が先行して、 敢えて著者の作品を読もうとは思わなかったのですが、 義和団事件という題材の魅力にまけて初めて著者の作品を読みました。 想像以上に歴史を正面から捉えていてとてもよかった。 歴史ファンの読者も安心して読める作品です。 | ||||
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下巻では特に義和団がもつ集団の狂気や圧力、徐々に追いつめられる籠城側の切迫感がひしひしと伝わり、 一気読みせざるおえない作品に仕上がっている。 とてもよかったです。 | ||||
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一気に読みました。歴史小説は苦手でしたがこれは全く気にならず、引き込まれました。 | ||||
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柴五郎中佐。こんな人が歴史上にいたことを全く知りませんでした。感動しました。 | ||||
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史実や日本史に興味がある人なら、のめり込む面白さだと思います。 | ||||
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読み始めてから止まりませんでした。 自分がその場に居る様な描写、苦しい雰囲気が伝わってきました。 当時の方々が味わった苦しさなんかとは比べ物にもならないと云うより、比べたら失礼ですが明治維新からわずか30年足らず、 今から117年前、日本人の魂を世界に見せつけた本当の日本人が居た 感動しました | ||||
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