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晩夏の墜落
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晩夏の墜落の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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作家としての作品は少なく活躍のフィールドはテレビ(ドラマ)のようです。同じくテレビが主な活躍の場であるアンソニー・ホロヴィッツのようにまるでドラマを見ているような作品で、テレビ、SNSなどの世情を反映している内容になっています。プライベートジェットの墜落事故で助かったもの、助からなかったもの、そしてそれにあやかろうとするものの人生を交えながら(というかそれがメイン)、事故原因が徐々に明らかなになっていきます。テロや事件性をにおわせながら結末は割と現実的なところに落ち着きますが、それよりも前述の通り、一般市民が突然メディアの寵児になってしまったことによる不幸や事故そのものの不幸がメインの小説かと思います。ドラマを見ているようで良く出来ています(が、反面、特に大きな感想もないかな、と) | ||||
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面白くない。それに尽きる。原因は小説が下手だから。こんなものが賞を取るとは…… | ||||
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最高傑作とはこのこと。 スリルとサスペンスのジャンルでここ数年来の中で飛び抜けている。 こういう小説って日本にはうまれない。何かレベルがちがうんだよね。 | ||||
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受賞実績と一部書評家の好意的評価につられ購入しました。導入部分(漂流エピソード)はよかったのですが、後がちょっといただけません。遭難者の各エピソードはディテールの深さというより物語への集中を阻害しているだけだと思いました。上下巻頑張って読了しましたが、残念な結果でした。 | ||||
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前半漂流しているところは面白かったけれど なんだか後半になってくるにつれて… 乗客のそれまでの人生を描くことも何か意味があるのかと思ったけれど 事件に直接結びつくものでもないし… すごく宣伝されて面白そうだったのでよんでみましたが B級映画みたい。というか映画関係者が筆者でしたか? すぐによめてそこそこ面白いけどそれだけだった。 | ||||
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皆さんご指摘のように、ラストは「はぁ」という感じなのですが、一人ひとりにそれぞれの人生があり、光と影があり、誰の命がより尊いかなどとは誰も言えないということはひしひしと伝わる筆力がありました。 それと、「現実=事実」ではなく、間を埋めるのは見る人の人間性なのだということも、非常によく描けていると思いました。 特に、作者が放送業界でキャリアを積んでいる人だということが興味深い。 アメリカで評判になったのは、2016年。大統領選挙とまさかのトランプ当選の年です。当時、メディアを 駆使してある種の人々が聴きたいと願うことを言い、何も成果を出していないにも関わらず、開 き直って毎日大騒ぎをしているあの人。そして、私が邦訳を手に取った2017年の日本。ミニチュア劣化版を見せられている気分。 アメリカは、こんな作品が出版されて評価も与えられるだけ、まだやっぱり凄いのかも。 全然かっこよくない主人公が最後にそれなりにかっこよくなることが救いとなりました。 ほとんどミステリーは読んだことがないので、ミステリー作品としての感想は大してないので すが、ドラマ「刑事フォイル」を見たときのような静かな感動を覚えました。 | ||||
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アメリカ探偵作家クラブ賞受賞??? アメリカの小説は、悲劇的に質の低下が起こっているのだろうか? 私が愛読するマイクル・コナリー(アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家)のボッシュシリーズ最新作を読む限り、そんな事はない。にもかかわらずこの晩夏の墜落の表題の上に受賞と書かれている・・・ 基本的に小説としての体をなしてない。にもかかわらず受賞作だから上下巻に分けての発行とされ、それが目くらましとなって手に取ってしまって、、、う〜ん残念なりー ハヤカワ文庫さんも、もうすこし内容本意で出版しないと、ブランド価値低めるよ! | ||||
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翻訳本特有の読みづらさで、ついつい筋だけを追い、結末だけを知りたい気持ちをこらえて下巻へ。 | ||||
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原題どおり、墜落までの乗員、乗客の辿った人生が克明に記された下巻。しかし翻訳者は最後は面倒になったのか?と思ってしまうくらい、訳語の選択に時間をかけていない印象。 プライベートジェットを墜落に導いたその言葉。 日本語でそれを表す適当な語彙の選択が難しいのはわかるけど、今時そんな言葉、使う人いる? ところどころに魅力的な人物も配されているので、なんとか読みきりました。 | ||||
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墜落した要因は、あっけない幕切れであったが、最後に悪人を誰に仕立てるのかが、すり替えられていて?面白かった。 主人公の幼児への対応、生き様が、かっこいいと感じた。 | ||||
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上下巻各760円。お金と時間の無駄。作者は米国の有名映像プロデューサーというから、興味津々で購入したが、結末が安直で浅薄で、無能の極み過ぎる。読み終わったとたん、この本に費やした貴い時間と金を無駄にしたことを心から悔やんだ。書き方の手法の一つとしてこんなアプローチもあるということは、A4用紙1枚くらいでまとめたものがあれば十分だ。それ以上の価値はない。繰り返すが、上巻はこんなくだらない結末だとは思いもしないから、まあ読み進めることはできるが、ただそれだけのこと。ぜったい買ってはいけない本のひとつだとぼくは思う。 | ||||
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面白さを問うならば、面白いと思います。 ドラマなどのプロデューサーや脚本家を務められている方の作品のようなので、序盤の飛行機の 墜落や、そこからのサバイバルなど、映像化作品として扱うなら、ある意味扱いやすく、観る側においてもひき つけられ易いものではないかと思います。 終盤の物語の帰結に関しては正直評価が分かれるところだと思います。ミステリー中毒者なら、より重さ を求めるところかと思います。存外あっさりとした終わり方だという印象を受けました。そういうことも含めて、 こねくりまわしていない、割とストレートな作品としての成立をみているのではないかと思います。 それでも、期待を持って読み進めるに値する作品と言えるのではないでしょうか。 | ||||
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真実を 知っていて、TVの 会見の、 最後に 喋る、 とは 役者じや のう?!こういうのは、オイラの 好みじゃないなあ。上巻を読んで、なにか 不吉な 予感がしたん だけど、もっと もっと 意外な 展開 が あるんじゃないかと ついつい 下巻を 買ってしまつた。 | ||||
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さすがに受賞作だと思わせる出来ばえ。 前半は正直「これミステリなのか?」と思わされたが、次々と明らかになるドラマに引き込まれ、やがて「なぜ墜落した」という大きな「謎」に収斂していくのに気づいたら、もうミステリにしか見えなくなった。 間違いなく、今年度のベスト候補の一角を占めるだろう。 | ||||
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プライベートジェットが海に墜落し、偶然それに乗ることになったスコットが生き残り、同じく生き残った男の子を助けて泳ぎ無事に生還する。スコットは一躍ヒーローとなるが、テレビ会社の代表や政治家が同乗してなくなっていることから原因究明の報道が過熱し、スコットはヒーローの座から引きずり降ろされそうになる。果たして飛行機墜落の原因を何だったのか…。初めのうちはフライトレコーダーもボイスレコーダーも見つからず、真相は闇の中だ。だが、していた同乗していたメンバー1人ひとりの物語が1章ずつ語られていき、2つのレコーダーも見つかり、最後は予想もしていなかった真相に行きつく。その真相をリアルと受け取るか、期待とは違うと思うかは読者次第だろう。乗客だけでなく乗員にも光を当てて事故で亡くなった一人ずつのドラマを描こうとした作者の物語の進め方に重きを置いて読めば楽しめる本なのではないか。 | ||||
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面白い本なら犠牲者9名の、それぞれのピースが最後に一つにまとめ上げられ、大きな陰謀が浮かび上がる、と言うのが 王道だと思うのだが、最後にかみ合うピースは、ほんの僅かです。整備士の思わせぶりなセリフ、元イスラエルの兵士が身辺警護 とかあって、この辺りが最後絡みあう大きな陰謀を期待させられたのだが......あまりにもアリアリの”真面目”な結末なのに、かえって驚かされた。 せっかくのヒーロー/スコットも 何がしたいのか、よくわからん。私は最後の方まで、絶対に彼が絡むどんでん返しが待ち受けていると、 身構え続けたのだが......... もう一ひねり、二ひねり出来た様な気がする。それが残念な小説。 | ||||
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