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シャーロック・ホームズ対伊藤博文



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シャーロック・ホームズ対伊藤博文の評価: 4.43/5点 レビュー 75件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全75件 21~40 2/4ページ
No.55:
(5pt)

タイトルに裏切られた

おもしろかった!
最初はシャーロックの細かい推理がやや鼻について、しかもなんだか腹に落ちるものも少なかったので、このまま終わりまで行くのか、、と途中読むのが辛くなったが、途中からの劇的な話の展開にグイグイ引き込まれた。

この本はタイトルがかなりのんびりしているが、内容は全然違う。全然VSじゃないし。タイトルは考えものではないだろうか?映像になったらまた面白いし、ぜひ見てみたい作品だ。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.54:
(4pt)

おもしろい!

面白い内容だった。たしかに,伊藤博文ら長州ファイブがイギリスに滞在していた時期はシャーロック・ホームズの幼少期にあたると思うが,そこから,これだけ面白い話を作れるとは,素晴らしい!伊藤博文が少々かっこよすぎる気がするが,シャーロック・ホームズという名探偵の相手役として描く以上,これくらいでないとバランスがとれないということだろうか。
それから,伊藤博文は,ホンとに,この話にあるような柔道の達人だったの?
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.53:
(4pt)

本を読むことが良いのではない

確か、『ドラゴン桜』の漫画だったかドラマのほうだったか忘れたのだが、登場人物の一人が「やっぱり本は読まなきゃ駄目だな」という言葉に教師が、「いや、そんなことはないよ」というやり取りのシーンがあった気がする。
 そんなことを思い出したのは、『ロシア自然科学大全』贈呈に隠された、思惑と真実が暴かれるところを見たときだ。

 本を読むことは素晴らしいことだし、人格形成に欠かせないことの一つだと思う。
 だけど、本を読むだけではいけない。
 書いてあることをすべて鵜呑みにするのではなく、疑問を持ち、咀嚼しながら読まなければいけないのだということを、本作は教えてくれている。
 
 これを読んで、「何言ってんのこの人?」と思った人は、一度読んでみてほしい。
 
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.52:
(5pt)

読みごたえあり

意外な人物との組み合わせ、解決したかと思うとまだまだ奥がある。読みごたえが有ります。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.51:
(5pt)

読んでる間ずっとワクワクできる

読んでいる間ずっと次は?次は?と気になり一気に読みすすめてしまった。
両史実に基づき(ホームズは架空の人物なため史実に基づきと言うのもおかしいが、便宜上)上手いこと設定を組み上げ、練り上げたのは見事だと思う。
しっかりとした文体にもかかわらず読みやすく、また本来出会うはずのない偉人同士の出会い、活躍というのは最近のトレンドな気もするので、本はラノベくらいが好きという人にもいいのではないだろうか。

あえて難点を挙げるとすると、身近で人が死なないので「ミステリー」としてはややスリルに欠ける。
(津田は死んでいるが、一度も登場したり会話したりしないため、あくまで1つの「事象」のような印象)
あと、ホームズがやや人間くさすぎるイメージがあるところだろうか。随所に偏屈屋と取れる場面はあるものの、あともう一歩足りない気がした。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.50:
(5pt)

「最後の事件」と「空き家の冒険」の間にあった大津事件ミステリー

作者は、『万能鑑定士Q』シリーズでお馴染みの松岡圭祐さん。
物語は、シャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティ教授がライヘンバッハ滝上で戦う「最後の事件」ではじまり、伊藤博文や井上馨、ニコライ2世といった歴史上の人物を巻き込んでいく。史実のイベントが続くが、途中から違和感なくフィクションに入っていく絶妙のブレンド感は、日本のシャーロキアンとヒストリアンにお薦め。そして、法治主義とは何かという、現代の我々も悩み続けている大きなテーマを突きつけてくる。文庫本で500ページ近い大作だが、スピーディな展開に、1日で読み終わってしまった。

井上馨の勧めでイギリスへ密航した伊藤博文らは、1864年、ロンドンで暴漢に襲われていたホームズ兄弟を助ける。柔術で暴漢を退けた伊藤博文に、まだ10歳だったシャーロックは感銘を受け、日本へ行きたいと言い出す。だが、長州戦争が勃発し、伊藤らは急遽、帰国の途につくことになる。

明治維新後の1882年、憲法調査のために欧州を歴訪した伊藤は、マイクロフト・ホームズからシャーロックの居場所を聞き出し、ベーカー街221Bへ向かった。ハドソン夫人とワトソンが出迎えるが、ホームズは伊藤に冷淡に接した。かつて伊藤が、攘夷の名の下に、イギリス公使館を焼き討ちしたことを知ったからだ。

時は過ぎ、ライヘンバッハ滝の死闘の後、モリアーティ殺害の容疑者として死んだことになっていたホームズは、チベットへの密航を試みる。そこへマイクロフトが現れ、日本行きをすすめる。大英帝国の支配が及んでいない日本で権勢を振るう伊藤博文を頼れという兄のアドバイスに、ホームズは渋々従い、日本行きの貨物船で密航する。
日本で何とか伊藤博文と出会ったホームズは、伊藤の顧問という立場で宮中を訪れる。そこで、大津事件のことを知らされる。
ライヘンバッハ滝の死闘があった頃、大津でロシア皇太子ニコライが警官・津田三蔵に切りつけられるという事件が発生した。事件を日本の裁きに任せたロシア側だったが、手のひらを返したように日本に圧力を加えてきた。ホームズは、伊藤と共にこの謎に挑む。

ホームズは、津田三蔵とモリアーティ教授を重ね、枢密院議長・伊藤博文に問いかける。「凶悪犯に対してであっても、私刑を加えるのは好ましくないというう考えか」。伊藤は「法治国家としては絶対条件だろうな」と応じたものの、幕末の行い全てについて裁きがあったわけではないと前置きし、師である吉田松陰の「過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ」という言葉を引用した。
ホームズは、謎の解明に全力投球することを宣言する。

伊藤はホームズを伴い、かつて共にロンドンへ密航した井上馨を訪ねる。2人は、ニコライを救ったとされる車夫を訪ね、その話をホームズに伝える。
ホームズは事件の謎を解き明かし、その確証を得るため、お忍びでロシア公使館に滞在しているニコライ皇太子に会う。
だが、すべての謎が解けたわけではなかった。釧路に収監されていた津田が急死したのである。ホームズは、津田の死の原因を探るべく、釧路へ向かう。
津田はロシアに革命を起こそうとしている第二インターナショナルに暗殺されたのではないかという情報がもたらされ、東京では警察が総力を挙げて犯人捜しに打って出る。
事態は急転直下、日本はぎりぎりのところでロシアとの戦争を回避した。
日本のような小国は清に打ち負かされると断言するニコライに向かい、ホームズは「日本と清が戦争した場合、日本が勝つでしょう。のみならず、あなたが皇帝になったロシアをも打ち破る」と喝破する。
ホームズにかけられた嫌疑も晴れ、物語は「空き家の冒険」のイントロで締めくくられる。
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No.49:
(3pt)

これは史実である

題名はシャーロック・ホームズと伊藤博文

ホームズ好きにはたまらない本でしょう。
自分はそこまででもないので星3つです。

1点気になったのがビール券を凍らせて投げたくだり。
単純に燃やせばいいじゃん、と思ってしまった。

本を読み終わって伊藤博文の偉大さに浸っていたら
安重根のことを思い出し、一気に不快になりました。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.48:
(5pt)

おもしろいですね。

・久しぶりに日本人作家読みましたが、面白いですね。
・ある種イイ意味で映画的な、コミック的な。(◯ンバーバッチ
あたりで映画化したらアタるのでは。)
・テンポよく飽きさせず、ストーリーもシンプル且つストレート
でわかりやすい。(最近はごちゃごちゃした作品が多い中で…)
・聖典ホームズが大好きで、あの時代背景が大好き。日本が舞台
でどうかな?と思ったけど違和感無し。
・我らが伊藤公がワトソン博士みたいな立廻りだけど、
随所に侍魂が出ててホームズに負けないくらいカッチョいい。
・井上公と伊藤公が居酒屋で騒ぎを起こして逃走するシーンは
アラフィフ世代はめちゃくちゃ共感できるのでは。
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No.47:
(5pt)

久しぶりのホームズ・パスティーシュの傑作

期待以上の作品でした。松岡圭祐さんと言うと、千里眼シリーズとか、ライトノベルズ的な作風を思い出すのですが、これは、重厚で外連味のない真正の「ホームズ譚」。ライヘンバッハの滝以降の、空白の2年間を埋める傑作です。面白いし、一気に読めました。
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No.46:
(5pt)

期待以上

松岡圭祐の作品は、「千里眼」との出会いからずっと愛読しています。
シャーロック・ホームズと伊藤博文とのコラボ(?)は、歴史上の事件を巻き込み、期待以上に面白いできとなっていました。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.45:
(5pt)

伊藤とホームズ、対立の昇華

今回の作品、シャーロックホームズは読んだことがないのですが、すっと入り込めました。
伊藤とホームズ関係が面白かったです。いわゆる友人というのとも、親子とも兄弟とも違って、一人の人間と人間が向き合っている、という感じでした。そこには、ぎこちないながらも
敬意があります。そして互いに互の足りないところを補完しあっています。それをそっと支える朝子と生子がいいですね。伊藤がホームズの違法なブツを足で踏みにじるところは人としての熱さがあります。
メインの推理のところは、自然科学大全の訳本とオリジナルの比較という派手さのないものでしたが、日本を落とし入れる大国ロシア、オフラーナの企みには驚かされます。自然科学における諸問題という点では、本作は「水鏡推理」のテーマを、時代設定を「黄砂の籠城」の頃に変えて試みた、といえるのではないでしょうか。そしてもちろん中心はホームズ作品へのオマージュと、解説の方の言葉を借りるなら、作者のそれに対する新たな解釈、になっているのでしょうね。伊藤は実在の人物、ホームズは架空の人物、その対立を越えたところに物語が見事に成立しています。タイトルのvsはそれを予見させるものでもあるのでしようか・・。
今作は大津事件やそれにおける司法の独立性の遵守、この時代に現れた公害など歴史も見直せます。その中で、伊藤博文という人物が自らの内で、随分立体的になりました。また、ニコライと弟ゲオルギイの関係とホームズ兄弟のそれ、ゲオルギイが何度も鉱山を視察する理由、など、前半での問いに対して、後半に帰結節が与えられているところは、いつもながら良かったです。歴史において、伊藤は暗殺されてしまいますが、そのときのホームズの表情が思い浮かべられるほどに、キャラクターの生き生きとした作品でした。
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No.44:
(5pt)

素晴らしい

シャーロック・ホームズに会えた!!という感激でいっぱいです。彼が日本に来て、伊藤博文と活躍する??そんな突拍子もない設定に自分はついて行けるだろうかと心配しながら読みましたが、初めからストーリーに引き込まれ、ワクワクが止まらずに読了しました。ホームズの魅力全開です。コナン・ドイルの原作のエピソードもいくつか散りばめられており、ホームズファンの心をくすぐります。個人的には、ホームズらしい正義感や兄に対する複雑な心情などが、伊藤博文との関わりの中で浮かび上がり、そして変化していくところが胸キュンでした。ホームズが大好きな方におすすめです。
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No.43:
(3pt)

ホームズ、好きだったなぁ

小学校の図書室にあった「子供向けのシャーロックホームズ(ルパン)」や「怪人二十面相」を一生懸命に読んだころの自分がこの本を読んだら、ホームズのイメージが・・・と思った冒頭からの数十ページ(お札の肖像画の伊藤博文さんには、なんのイメージももっていなかった)。
でも、ホームズはホームズでした。やはり、(変人)ヒーローでした。
実際に存在したら、日本の近代化に貢献してくれたかな?
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.42:
(4pt)

史実とフィクションのコラボ

おもしろくて一気に読めた。フィクションをうまく史実に組み込んでいる点、登場人物のキャラが一人一人際立っている点に感心。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.41:
(5pt)

今回は風太郎ワールド?

(黄砂の籠城)は浅田次郎氏の(蒼穹の昴シリーズ)と併読すると面白いですが、・・こちらは何と・・偉大なる山田風太郎氏の明治モノを彷彿させる傑作エンタメ小説です!この人、凄いなぁ・・!(警視庁草紙)(幻燈辻馬車)(エドの舞踏会)など、風太郎の明治モノにハマった方には絶対にお薦めです!この著者の今後の明治モノ、大注目です!
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No.40:
(5pt)

まさにシャーロックホームズです。

まさかこの平成に新シリーズが読めるとは!
そう感じる作品。
とても面白かったです。
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No.39:
(4pt)

またしても緻密なエンタテインメント!

またしても、よく練られたエンタテインメントが登場した。
最初に描かれる、シャーロックホームズの、あの部分から伊藤博文につなげていく発想が
クスッとできたし、そこから一気に時代をさかのぼって本編が始まっていく様は
映画を観ているようだった。
実際に映画化されるのをひそかに願っている。
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No.38:
(5pt)

死海文書以上の大発見である

例えるなら、聖書研究における、死海文書以上の大発見である。

「正典」の研究において最大の謎のひとつが、いわゆる「大失踪期間」である。
「最後の事件」から「空き家の冒険」までの三年間、ホームズ氏は、一体どこで何をしていたのか?
後に公表されたワトソン博士による手記は、あまりにも矛盾や齟齬が多すぎ、その信憑性が疑わしい。
その為、数多くのシャーロキアンが、その謎の解明に取り組んできた。

今回、日本で発見されたこの手記は、まさしくこの「大失踪期間」について記されていた。
ホームズ氏が密かに来日し、歴史的な事件の解決に尽力していたことが語られているのだ。
その突飛な内容から、これを「偽書」と見る向きもあるだろう。
しかしながら、この内容は真実だと確信せざるをえない。

「なぜ姿を消したのか?」
「生還後、別人のように変わってしまったのはなぜか?」
「どうやって一民間人である彼が、ダライ・ラマと謁見できたのか?」
このような数々の謎を解き明かす鍵がここにある。
百聞は一見に如かずだ。

さて、この手記の発見により「大失踪期間」についての研究は、大きな進展を見せるであろう。
同時に、新たな謎が生まれてしまったのも事実だ。
「一体、誰がこの手記を書いたのか?」

ワトソン博士とは考えにくい。
日本という国と文化を深く理解していなければ、これを記すことは不可能だ。
では、ホームズ氏自身の手によるものか?
しかし、この手記の中では、氏以外の人物の心情や思考までもが記されている。
論理を重んじる彼が、そのように不確定で確かめようもないことを記すとは思えない。

以下、私の推論である。
この手記を書いたのは、ホームズ氏と直接面会し、詳しい事情を聞いた日本人。
それもかなりの教養人で頭脳明晰、想像力もある。
しかも、現代の我々が読んでも違和感がないほど、近代的な文章を書くことができる人物。
それは、1900年より英国留学し、ロンドンに下宿していた夏目金之助……つまり夏目漱石その人だ。

いずれは、出版代理人である松岡圭祐氏により、どのような経緯でこの手記を入手したのか公表されるであろう。

それまでは、諸兄もこの謎解きに挑んでみてはいかがだろうか?
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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No.37:
(5pt)

シャーロキアンもこれには文句のつけようがないと思うほどの傑作

私はシャーロキアンとまではいかないまでも、ホームズ作品は全部読んでいますし、
ベーカー街にも訪れたことがありますが、そういったホームズ好きも
何も文句のつけようが無い作品だと思いました。
松岡氏のホームズへの愛が感じられます。
ただ、日本人が英語に詳しすぎる点と、
日本人を少し礼讃しすぎている点の二つが気になりましたが、
それを差し引いても傑作であることは間違いないと思います。

これからこれを読もうとする人は最初にコナン・ドイルのホームズ物「最後の事件」「空き家の冒険」の二冊を
読んでから(できれば全部読んで欲しいが)読み始めた方がより楽しめると思います。
是非、この本を手に取って読んでみてください。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
4062936992
No.36:
(3pt)

なんか……

ストーリーは面白かったが、日本人への賞賛が多すぎる気がする。自画自賛のようで、途中から冷めてしまった。
日本人は勤勉、日本人は優秀と念を押すたび、なんだか恥ずかしくなってくる。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)より
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