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(短編集)
じごくゆきっ
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じごくゆきっの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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もっともっと読みたいのですが 欲求に対して物量が足りませんでした | ||||
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桜庭作品の特長である毒だったり負の部分が他書より少なめではありますが、その中で独特の言い回しや表現がぴかっと存在感を示しています。 「ファミリーポートレイト」以降の著者の作品はその配分が過剰すぎてあまり好きになれなかったのですが、「じごくゆきっ」は過剰すぎずちょうどいい配分で、楽しく読めました。 ただ今回も著者がよく取り扱う題材のひとつである児童虐待を下敷きにした話があり、またかとウンザリしました。 何度も扱うところからきっと何かこだわりがあるのだろうと思いますが、美化されがちで気持ちのよいものではないのでそろそろ取り上げるのをやめてくれるとありがたいです。 | ||||
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ロボトミー 最後のライブのとこ 本当に泣けました。 この本もっレビュー多くても良いのにね。 | ||||
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歪んだ人物ばかりが登場する7作の短編集。 話はどれもとても面白い。 しかし、帯の『「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の後日談を含む』と言ううたい文句に惹かれて購入した自分としては納得ができないものがありました。 登場人物も被っていないし、前作のエピソードを踏まえているわけでもありません。 つまりまったくの別作品なのですが、これは何をどう読んだら後日談って事になるのでしょうか? 後書きもないので、答え合わせもできません。 これでは「売るためにこじつけているだけじゃないの?」と思ってしまいます。 作者さんの意向なのか、編集の意向なのかわかりませんが、こういうやり方はやめて欲しいと思います。 | ||||
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独特の切り口で現実の残酷さを描写する作家だ。かなり好き。 七篇入り短編集である。連作かと思ったら、関連しているのは最初と最後だけ。 『暴君』中学生女子の教育論で始まって、オバケヤシキで終わる。ドス黒い。 『ビザール』嫌な恋愛小説。 『A』SFアイドル小説だった。こういうのも書けるんだなあ。 『ロボトミー』幸福な結婚生活が暗転する。美しくも切ない結末が忘れられない。 最高のお気に入りとなった。 表題作は、大人になりたくない女性教師が女生徒を誘惑する。 成熟拒否と同性愛、そして先生の抱えるある事情。山岸涼子の絵が浮かんで仕方なかった。 『ゴッドレス』父の恋人は、男で坊主でデブだった。醜悪さが快いというか、いかにも作者らしい一篇である。 『脂肪遊戯』細身の美少女が故意に激太りした原因とは。 猟奇的に見えるが、意外と身近にありそうな話だ。 全部いい出来だった。独特の味を出せる作家は読む価値があるな。 | ||||
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グロテスクでおどろおどろしい事象がおこっているにも関わらず、文章には怨念めいたものがなく、むしろ淡々とすすんでいきます。 無理心中やDVやら、おこっていることは非常に気分の悪いことだらけ。でもその横で、楽しかった思い出や現実の生活が流れていて。さらに、それぞれの登場人物の心根はいたって普通というか、なんというか。。。 「綺麗事」の裏側、狂気と平穏、SubjectiveとObjective、繋いで全部曝け出したら、思ったよりもっと違うところにエロチシズムや色気があったことを教えてくれています。 | ||||
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異形コレクション収録の2本を含め、未刊行の短編作品集です。異形コレクションの二本がとても好きだったので購入。児童虐待についてと、少女の持つやるせない暴力性を描かせたら桜庭一樹は天下一品だと改めて思いました。 | ||||
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