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(短編集)
じごくゆきっ
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じごくゆきっの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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桜庭一樹の最高傑作として名高い「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」 初めて読んだ時の衝撃と言ったらなかった。ラノベレーベルであったが、ラノベの範疇を超えており、小説にも収まりきらない「何か」で、これは大変な作家が出てきたな、と思ったものだ。 そして、かなり時が経ってからの「後日談」だと言うので中身も見ずに購入したら、物語としての繋がりは全く無かった…ピンク色の"アレ"が僅かに出てくるのみ。これを後日談として売るのは詐欺であろう。 7つの短編どれも桜庭一樹らしい作品だが、玉石混交で、一番長編の「ロボトミー」が玉、本のタイトルにもなっている「じごくゆきっ」が一番石かな。 | ||||
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各話の登場人物が時には異常な困難に直面する様は妙なリアリティもあり引き込まれながら読み進めることができる。 しかしすべての主人公の性格が流されやすいというか意思が弱いので徐々に手のつけられない状況になっていくのが非常に歯がゆい。主人公共々まともな人がいないので何故その問題でそのように話が転がっていくの?と不可解。共感はできない。 リアリティがありそうでまるで無く、読んだ後には嫌な苦味だけが残る。弁護士や精神科医や児童相談所の無い世界の話なのだと思う。あれば即刻解決しているはずだから。 『A』はSFとして割り切って楽しめたので良かった。『ロボトミー』は良い話の雰囲気を出しているが医療従事者からすると「?」が多すぎて話に集中できない。 陰鬱な話が好きな人、若しくは作者のファンなら楽しんで読めるのでは無いかと思う。 | ||||
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というよりも、「少女」「家族」「隠された虐待」といった要素から名作過去作品の雑な焼き直しのようにどうしても感じてしまう なので、そこらへんの凡百作家の凡百作品に比べればおおむね質は高いと思える 明白マイナスポイントは 文章の崩し方が強すぎて、時に雑な印象に思える それから、他の方も触れているが収録作中2点が砂糖菓子の続編である理由がわからない(期待してたのに)。ネット上検索するとそれっぽい理由を挙げているサイトもあるようなのですが、自分としては納得しかねるものでした。 | ||||
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