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向田理髪店
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向田理髪店の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 61~69 4/4ページ
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奥田英朗さんの本がと言うか、奥田さんの書く文章が好きなので購入しました。 わたしには登場人物の感情がよく理解できず、入って来ませんでした。 私にとって奥田さんの小説は感情移入ができるのが楽しめるポイントとなっており悲しかったり、面白かったり、恐怖を感じたりと言うのが今回はなかったです。 私の置かれている環境、年齢、性別も関係あると思います。 もちろんまた、新刊出たら読ませていただきます。 | ||||
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夕張市がモデルだと読みだして直ぐ判るが、文中、50歳前後の幼馴染たちの会話で「ぼくは、この様に思うけど〇〇君は、そう思わないかい・・」「そこには、ぼくと〇〇君とで行く」など、少なくとも北海道に長く住んでいる人間として、幼馴染との会話で自分の事を「ぼく」と呼ぶ人は、ほとんどいないと思う。また、古い友人を「君」付けで呼ぶ人も、あまり知らない。些末な事だけど気になりだすと、そのような粗が各所で目につき、感情移入できなかった。 | ||||
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奥田さんの最新短編集 「向田理髪店」「祭りのあと」「中国からの花嫁」 「小さなスナック」「赤い雪」「逃亡者」 これら6編が収録された連作短編集です。 舞台は北海道の寂れてしまった炭鉱町、苫沢町(とまざわちょう) ここで生活する人々の悲喜こもごもが描かれていますが 登場人物が本当に実在するかの様に錯覚するくらいリアリティーがあります。 著者は岐阜県生まれですが、小説には方言もそこかしこに出て来るので その辺で更にリアルな感じを醸し出しています。 理髪店を営む向田康彦53歳が軸となり物語が進んで行きますが田舎の人達の優しさ、好奇心、おせっかい、不満、温かさなど どこにでも転がっている様な人間的な感情が丁寧にフンワリと描かれていて心がほっこりさせられます。 「ナオミとカナコ」の様なドキドキ感はありませんが、心がほっこりとする読後感の良い作品です。 幅が広い奥田作品、次作も楽しみです。 | ||||
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何の面白味も未来もない地方都市での中年の暮らしぶりが展開されるだけなのに、ほわっと癒されて、ちょっと元気をもらう、このユーモアとペーソスは、なかなかの手練れ、いつも新刊が嬉しい。 | ||||
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市井の人々の喜怒哀楽をシニカルにかつコミカルに描いて、奥田氏の右の出る人はいないでしょう。本作も出版されるや直ちに図書館に予約し、第一番目の読者となった。期待を裏切らない仕上がり。この人は短編の連作がほんとに上手。また次作に期待が膨らむ。 | ||||
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日常と非日常 自然な描写が奥田英朗らしい作品。一気に読みきりました。 | ||||
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奥田さんは物事を多面的に描いてくれるので、そこが好き。大袈裟かもしれないが奥田さんの無駄のない文章は芸術の域だと思う。 素晴らしい物語の世界に連れって行ってくれて感謝。 | ||||
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田舎の日常風景の物語りですが、ほのぼのとしたいい作品でした。 | ||||
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声を出して笑ってしまった。 さらに言えば、涙腺も微妙に刺激されたし。 人目のある電車の中じゃなくてよかった。 中盤以降は完全に自分も苫沢町の一員になってしまい、 愛すべき住民たちと一喜一憂していた。 読書でここまでの移入体験は初めてかもしれない。 | ||||
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