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向田理髪店
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向田理髪店の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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好きな作家さんですが、北海道を舞台にした小説はちょっとひどいと思っていました。他の短編小説でも思いました。 まず、方言が違う。東北弁や北関東がまざっているような。 生活習慣も違う。とにかく違和感ばかりだった。 ですが、久しぶりに読み返すと、こんな町に住んでみたいと思えるような心温まるいい話でした。 続編も書いてほしいです。 | ||||
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親がそろそろ高齢なので、その観点では色々思うところはあった。 何かあったら近所で助け合うという田舎の良さは今の日本で失くしたものだなと考えさせられた。 という著者が言いたいことは序盤に詰まっていて、以降の話はおまけ感しかない。 田舎の現実を一歩引いた主人公が少しだけ助けていくって感じ。 最終話の終わり方も何となくスッキリしない。 伊良部シリーズを知らずにこの本から奥田英朗に入ったら他の本には手を出さなかったかもと感じるくらいにインパクトはない作品。 | ||||
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北海道の寂れた過疎の炭鉱町が舞台。 たそがれゆく町で、しんみりと余生を送る親たちと、夢を抱いて町おこしを計画する息子たちが描かれます。 互いの意見が食い違い、なかなかスムーズに進まない話。 静かな中にも、住民たちの心理を追ったドキュメンタリーのような、身に迫る展開です。 最初から最後まで淡々と話が進み、特に大きなドラマはないのが、逆にリアル。 過疎化が問題かされる日本の田舎ではよくある話、よく聞く話ですが、それを当事者たちの立場に引き寄せて、人々の本音と建て前、愛情と反発などを内側から、眺めてみたような気分になる短編集です。 小説ならではのダイナミックな展開を期待していましたが、大きな起承転結がなく、物足りなさを覚えたのが若干残念なところ。 かなりリアリティを意識したつくりになっています。 | ||||
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★3つ以外考えられないくらい普通の小説って感じ。 読んでる間は普通に楽しめました。さすが文章うまい。話は地味。 この作者のファンなら問題なくオススメだけど、ファン以外がわざわざ読むほどか?と言われると微妙。そんな感じ。 僕はファンなので楽しませていただきました。 | ||||
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北海道の寂れた小さな町の短編人情話。 どの短編も、ストーリーは悪くは無かったですが、 そんなに小さな町でも他人のことに現実としてはあのように深く関わらないと思います。 まぁ小説ですから。 一番気になったのは会話言葉が道民としては違和感てんこ盛り。 TVドラマでもよくあることですが、現地に住んでる人はこんな言い方しないというのが 必ずありますよね。あれと同じ。もう少し勉強と言っては失礼ですがリアリティが欲しかった。 更に細かいことですが、描写で出てくる「雨戸」。 自分の知る限り北海道では雨戸を取り付けてる住宅はないと思いました。 これも違和感。二重窓はあるけれど。 なのであまり感情移入できなかったかな。 | ||||
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さらりと読めるご近所人情話でした。しかし、奥田さんは振り幅ひろい作家さんだなぁ。 | ||||
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人口の少ない村に馴染みのある人や、少し年配の人には しみじみと心に沁みるかなと思う、過疎村の日常話でした 村特有のおせっかいや仲間意識、焦りなどが奥田さんらしくすんなりと胸に届きました | ||||
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炭鉱で栄えた町「苫沢町」 今は若者がどんどん減って寂びれてしまった 北海道の田舎町が舞台です。 その町にある向田理髪店 父と息子を中心に 町の人たちがなんとか町を立て直そうと どたばた&じたばたするのを 大変に暖かな目で見守るかのように綴られた作品です。 まあ、その。所謂奥田節ですよ。 んー 街にというか都会に住んでいる人が読む分には きっと楽しいのでしょうけど、 実際に田舎に住んでいる身として なんか田舎の嫌なところを 都会の目で美化してるのが鼻に突いて・・・ なんか、嫌だよ、田舎はって認識を新たにしました。 私が住んでいるのは苫沢町よりは大きいというか 一応県庁所在地の市なんだけど やはり田舎は田舎 道を歩けば知り合いに会う(笑) そんな世界の厭らしさに日々晒されている身として 読んでいてなんかぞっとしました。 さすが奥田さんの力量ですね。 | ||||
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著者の作品はほぼ読了していますが、この作品はいまいちでした。作者特有の、市井の人々の微妙な心の揺れや不合理があまりにもパターン化されているように感じ、入り込めませんでした。 | ||||
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奥田英朗さんの本がと言うか、奥田さんの書く文章が好きなので購入しました。 わたしには登場人物の感情がよく理解できず、入って来ませんでした。 私にとって奥田さんの小説は感情移入ができるのが楽しめるポイントとなっており悲しかったり、面白かったり、恐怖を感じたりと言うのが今回はなかったです。 私の置かれている環境、年齢、性別も関係あると思います。 もちろんまた、新刊出たら読ませていただきます。 | ||||
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