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我が家のヒミツ
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我が家のヒミツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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6作の短編集。 家族あるいは家庭の様々な出来事(問題)を題材にした作品。 ほのぼのとしたもの、ちょっぴりドキドキしたものなど気軽に読める内容だった。 一般文学通算2519作品目の感想。2021/04/14 13:20 | ||||
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著者の作品は、ほかに「イン・ザ・プール」、「邪魔」など読んでとても好きでした。 ここのところ長編ばかり読んでたので、久しぶりに短編をと思い、以前の作品が好きだったので、この著者の中から選んだ一冊だっただけに、後味イマイチでした。 この作品は、各々の家庭で起こり得ること〜ちょっとそんなに起こり得ないこと(不妊、妻の死隣人問題、専業主婦が出馬)をテーマに、最後には家族の絆へとつながるストーリーに思えた。心温まるはずなんだけど、私にはピンとこなかった。 もう少し内容に共感できるくらい本当に起こり得そうなレベルの話であったら…もしくは、登場人物にもっと印象的な人がいれば…と感じました。 あまり重いのを読みたくないという時には、おススメの本なのかもしれないです。 気持ち的には、星2つだけど、表紙の絵が好きなので、星3つにしました。 | ||||
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家シリーズ三作目。大小さまざまな問題を抱えつつも最後には家庭の暖かさにホッとする短編ばかりで癒し系小説として楽しめました。 ひとつ行動を間違えれば泥沼展開になりそうな話がいくつかあってこれ長編で読みたかったなぁと何度か思いました。特に二人の父親を持つ娘の話と妊婦の話はお気に入り。 すべての問題が解決してすっきり大団円という終わり方は基本的にしませんが、家族を通してのしかかる問題をゆっくり消化していく登場人物たちが魅力的。☆3.5。 | ||||
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誰にでも起こりうる、家族内部のさまざまな問題。著者は、それらを一編にひとつずつ、ぎこちなく落ち着かない形で提示する。 家族問題が不安定なまま展開したり深刻化したりするさまを、ミステリ風味をまぶしつつ描く筆致は、さすが手練れの著者らしい。 最後の着地点も、落ち着きどころをうまく見つけて仕上げている。 ・・・とここまで評してきて、言うことがないように思えるのだが、それでも何かが足らない。 この物足りなさの原因は何か? 家族の問題というのは、それぞれ当事者にとっては深刻なのだが、それでも人間性の本質とか、社会の中での個人のあり方とか、万人に共通の普遍的な問題ではありえない、というところに起因するのではないか。 | ||||
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タイトルに惹かれたが・・・どの話も次は事件が起きるかと読み進むが何も起こらない。 ガッカリする話です。 | ||||
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オチが全部ハッピーエンドで丸くおさまってるから、「いいお話」と認識しそうになるが、ちょっとした気持ち悪さが読後にある。(←念の為。それが良くないという訳ではなくて、そこが奥田氏の持ち味と認識してます。で、それは自分が好む所のものです) そこに至るまでの経緯が、結構毒を密かに含んでる。「アタシは知ってるんだよ~」の優越や「いいトコ取り」の狡さや、「覗き見」の卑しさや。 人の「精神の醜い部分」をコミカルに上手に面白く仕上げてるなあ。という印象。 楽しく読みました。 | ||||
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六篇収録の家族小説だ。お馴染みの形態だが、今回は何かヌルい。 悲惨や暗黒を描けば偉いというものでもないが、どの人物も上手く行き過ぎる。 タイトルにやや偽りあり。家庭の秘密がテーマの作品集ではない。 「アンナの十二月」には秘密が出てくるが、冒頭ですでに明かされているので、秘密ではなくなっている。 本編は少女の心の揺らぎがリアルで、好きな作品だ。 他は出世コースから外れた男の悲哀や妻を失った悲しみ、子供のできない夫婦など人生の波乱をさらっと描いた日常小説だ。 上手い作家だから面白く読めるが、軽くて心に残らない。 「妻と選挙」はスリリングな佳作。旦那のN木賞作家は、作者自身がモデルだろうか。なんか痛いんですけど(笑)。 | ||||
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