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我が家のヒミツ



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【この小説が収録されている参考書籍】
我が家のヒミツ
我が家のヒミツ (集英社文庫 お)

我が家のヒミツの評価: 4.47/5点 レビュー 59件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 41~59 3/3ページ
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No.19:
(4pt)

疲れているときにおすすめ。ホッとします。

最初はなんとなく物足りないな~と思いながら読んでいましたが、「手紙に乗せて」くらいからぐいぐいひきつけられて、「妻の選挙」を読み終わったときには読んでよかった!と思いました。気持ちのよい話ばかりで爽やかな読後感です。
我が家のヒミツ (集英社文庫 お)Amazon書評・レビュー:我が家のヒミツ (集英社文庫 お)より
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No.18:
(5pt)

どれ読んでも面白い

「家日和」「我が家の問題」に続くシリーズ第三弾。今回の短編集も非常に楽しく読めた。どれも面白い。特に「妻と〇〇」は第一弾からの連作で、家族全員がきちんと年齢を重ねている様子も伺えて微笑ましい。

奥田作品は文章が簡明で非常に読みやすい。短編は傑作が多いが、長編も飽きさせることがない。今私が一番夢中になっている作家の一人だ。
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No.17:
(5pt)

クスッと笑えて温かな気持ちになれる

久々に温かな気持ちになれる良い本でした。
情景を思い浮かべて笑ってしまう1文が込められてて、その1文読みたさに、読み終わって本棚に入れたのをまた出して読んじゃいました。
どの短編も後半数ページが特に素敵。
子育て中で目の前のことばかりに手が回ってたので、本の世界に入り込めて、改めて本って良いなと思えました。
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No.16:
(5pt)

安定のおもしろさ

「家日和」「我が家の問題」に続く第三弾、前の二つも好きだったので楽しみに読みました。
やはりどの短編もおもしろくて、一気に読んでしまいました。最後の「妻と選挙」が個人的には一番好きでした。日常生活の中のふとした瞬間がとても自然にすくいあげられていて、何気ない日々の暮らしにも気付きがあるんだなと思わされます。
第四弾も今から待ち遠しいです。
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No.15:
(5pt)

期待通りの作品です

奥田英朗の本は全て読んでいます。今回も期待を裏切らず楽しませてもらいました。早くも次回作に期待しています。
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No.14:
(5pt)

奥田さんはこのシリーズが一番!

とても面白かった。大笑いする話ではないんですけど、ところどころでクスっクスっと笑えます。通勤電車の中で1篇ずつ読みましたが、笑ってしまって隣の人に怪訝な目で見られました……。それにしても、こういうなんでもない話をさらっと書くってとても大変なことだと思います。大げさに言えば、それが作家の力っていう気がします。「家日和」「我が家の問題」ときてのシリーズ作ですが、これは「家」シリーズというより「大塚さん」シリーズです(未読の方は意味不明だと思いまうすがご勘弁)。その大塚さん、これは奥田さんっぽいんですが(とはいえ、絶対違うでしょうね)、そんなに小説が売れないって悲観しないでくださいね! 少なくとも、私は読み続けます。このシリーズの次はいつでしょうかね。すぐに読みたいですが、また4,5年後で構いません。そのかわり、クオリティは絶対落とさないでください!(伊良部はもういいので…)
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No.13:
(5pt)

鼻の奥がツンとくる

「家日和確」、「我が家の問題」に続き、第3作目ですが、ここにあるエピソードと主人公は、かかりつけの歯医者の受付嬢だったり、友人の子どもだったり、そして、自分?だったり重なる面白さが最高です。兎に角、一気読みしてしまう痛快、ホロリとさせてくれる1冊です。
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No.12:
(5pt)

心がほっこり温まる家族短編集

前作の「ナオミとカナコ」が臨場感あるサスペンス仕立てで
とても面白かったので新刊を楽しみに待っていました。

今回は「家日和」「我が家の問題」に続く家族シリーズの第三弾です。
前の2冊も良かったので、期待大でした。

「虫歯とピアニスト」「正雄の秋」「アンナの十二月」

「手紙に乗せて」「妊婦と隣人」「妻と選挙」の6つの短編が収録されています。

「虫歯とピアニスト」では自分の勤務する歯科医院に、ずっとファンだったピアニストの大西さんが通院する事になり
子供が出来なかった敦美に自分だけの秘かな楽しみが出来た事に共感すると共に心がほっこりさせられました。

「正雄の秋」では出世競争に葛藤する正雄の哀愁が切なく描かれ
「アンナの十二月」では、育ての父と実の父の間で揺れ動くアンナの気持ちがリアルに描かれています。
目新しい題材ではないのに、丁寧な人物描写でどの短編も感情移入して応援したくなりました。

読者の想像力をかき立てる「手紙に乗せて」「妊婦と隣人」
選挙に出馬する事になった妻を応援する夫と息子たちを描いた「妻と選挙」

各短編、所々に心の琴線に触れる言葉もあり、優しさを感じ元気を貰え
読み終わった後には心が温かくなる読後感の良い作品集でした。
奥田さんの本はやっぱり大好きです。
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No.11:
(3pt)

楽しく読んだ

オチが全部ハッピーエンドで丸くおさまってるから、「いいお話」と認識しそうになるが、ちょっとした気持ち悪さが読後にある。(←念の為。それが良くないという訳ではなくて、そこが奥田氏の持ち味と認識してます。で、それは自分が好む所のものです)
そこに至るまでの経緯が、結構毒を密かに含んでる。「アタシは知ってるんだよ~」の優越や「いいトコ取り」の狡さや、「覗き見」の卑しさや。
人の「精神の醜い部分」をコミカルに上手に面白く仕上げてるなあ。という印象。
楽しく読みました。
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No.10:
(3pt)

楽しいけど軽量級

六篇収録の家族小説だ。お馴染みの形態だが、今回は何かヌルい。
悲惨や暗黒を描けば偉いというものでもないが、どの人物も上手く行き過ぎる。
タイトルにやや偽りあり。家庭の秘密がテーマの作品集ではない。
「アンナの十二月」には秘密が出てくるが、冒頭ですでに明かされているので、秘密ではなくなっている。
本編は少女の心の揺らぎがリアルで、好きな作品だ。

他は出世コースから外れた男の悲哀や妻を失った悲しみ、子供のできない夫婦など人生の波乱をさらっと描いた日常小説だ。
上手い作家だから面白く読めるが、軽くて心に残らない。
「妻と選挙」はスリリングな佳作。旦那のN木賞作家は、作者自身がモデルだろうか。なんか痛いんですけど(笑)。
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No.9:
(5pt)

読みやすくて面白い。

家族をテーマにした6編の短編が収録された家族小説?です。

平易な表現でありながら、絶妙なセリフや描写で、登場人物の感情が手に取るように伝わって来て、とても読みやすいので、久しく本を読んでいないという方でも気軽に楽しめると思います。

6編はそれぞれ全く別のお話ですが、とても身近な話題が多く、登場人物の誰かしらに、共感出来ると思います、おじさんの私としては、ついつい、「おとうさん」に感情移入してしまい、泣くほどの劇的な話ではないのですが個人的には結構涙腺が緩みました・・!家族って本当に良いものですね。。

奥田英朗さんの作品は初めてでしたが、とても良かったです。
今作品はシリーズの3作目にあたるとのこと、早速、前2作も読んでみようと思っています。
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No.8:
(5pt)

奥田ワールド

奥田英郎氏はとても好きな作家です。ミステリーも殆ど読んでいますが、身近な世界の
短編にも深い洞察があり、読んでいて納得と思わされます。
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No.7:
(4pt)

とても身近に感じられる物語

このシリーズ、やはり面白い。お気に入りは、「正雄の秋」「手紙に乗せて」。この二編はひょっとしたら自分も経験するかもしれない、という臨場感というか、身近な感覚にとらわれる。ときどき読み返すと、あらたな発見があるような気がする。だから、手放さずにとっておきたい。
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No.6:
(5pt)

いや、これでいいのだ

「家日和」「我が家の問題」に続く家シリーズ第三弾
続けて読んでもいいけど、一冊だけでも十二分に楽しめます
どれもこれも嫌な人の出てこない
なんとも気持ちよく楽しめるシリーズ
正直、ちょっと物足りないなぁと思いつつも
いや、これでいいのだと思ってみたり

妻と選挙のなかで、
夫の作家が、ドラマ化された話題作シリーズをまた書けばと
言われるけども書く気はないっていうのが
もしかして例の伊良部シリーズの事かなぁと
正直、続き読みたい私としてはもしそうなら
すごく残念です。よっと。
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No.5:
(5pt)

小説を読む愉悦きわまれり。いいなあ奥田の『家』シリーズ。

家族をテーマにした奥田英朗のシリーズ第3作『我が家のヒミツ』が9月30日に発売された。即購入。
『家日和』(2007年)『我が家の問題』(2011年)に続いてきっちり4年に1冊のテンポ。今までの二冊も素晴らしかったが、今回もいいなあ。
6篇で一冊の短編連作というスタイルもこれまでどおり。
どの1篇も最初の1行からするりとオハナシの世界にひきこまれ、ここちよく酔っているような気分のまま最後の1行を迎える。
途中、クスリと笑わされたり、ぐっと胸がつまって涙をこらえるのに苦労したり。
こういう読み心地は、藤沢周平の短編連作とよく似ています。
どうやら次期局長の内示が河島にあったらしい。(「正雄の秋」)
江口アンナはこの秋で十六歳になった。(アンナの十二月」)
母が五十三歳で死んだので、若林亨は実家に帰ることにした。(「手紙に乗せて」)
妻が市議会議員選挙に立候補すると言い出した。(「妻と選挙」)
なんでしょうね、この書き出し。なんでもない、あたりまえのことばしか並んでないのに、ゾクゾクっとする。
おきるできごとも、ま、日常にちょっと揺らぎが生じたようなことなのですが、身につまされたり心配したり、この結末どうつけるつもりなのと不安になったり、完全に奥田英朗の小説世界にとりこまれてしまいます。
奥田英朗の傑作。4年ぶりの『家』シリーズ第3作に、乾杯。
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No.4:
(5pt)

お気に入り。

このシリーズは欠かさず読んでいる。どれも標準以上の出来で、甲乙つけがたいのだが『妻と選挙』が気になった。この篇の主人公は作家であるが、もう家族物は書かない、と編集者に言っている場面がある。もしかして、このシリーズはこれで最後になったりして。そんなことが気になったが、やはり、グレイト!
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No.3:
(4pt)

^_^

6つともちゃんと心地よい終わりかた!奥田作品への信頼がまたあつくなりました!
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No.2:
(5pt)

満足

『家日和』『我が家の問題』に続く家族小説シリーズ。前作までと同様、シチュエーション・登場人物は違えど、家族をテーマにした連作となっている。甘すぎず、辛すぎず、1編1編は長い話ではないが、ストーリーに引き込まれる。読後感はほのぼの。次作も楽しみだ。
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No.1:
(5pt)

大好きな我が家シリーズ第三弾

「家日和」「我が家の問題」が大好きなので今作ももちろん購入
一気に楽しく読めました
ただ 「アンナの十二月」の主人公アンナと「妊婦と隣人」の主人公葉子には二人とも自分勝手すぎる、とちょっとイライラしながら読んでました
こういう風に作品にとても感情移入させてしまうのが奥田さんの作品ですね
人間描写がとてもうまくてどの作品を読んでもおもしろいです

我が家シリーズは短編集なので「我が家のヒミツ」から読んでも十分に楽しめますが
最後の「妻と選挙」は「大塚家シリーズ」となっていて、一作目の「家日和」から必ず収録されている家族のお話です
なので今作から知った方もぜひ前2作を読んでみてはいかがでしょうか
我が家のヒミツ (集英社文庫 お)Amazon書評・レビュー:我が家のヒミツ (集英社文庫 お)より
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