■スポンサードリンク
(短編集)
モダン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
モダンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この人の文章は割と淡々としてる感じなので文章自体よりは、美術の世界の空気感に触れられることが私にとっての楽しみ方と思ってるが、短編集ということもあってか少し物足りなかった。 5つの話の中では『私の好きなマシン』が一番好き。子供の頃に受けた感動をそのままに大人になるなんて本当に素敵だと、素直に羨ましいし自分も頑張らないと、って思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山本周五郎賞を受賞したときから原田マハ作品のファンだが、 今回の「モダン」はジャンルは同じと言えども全く違う作品。 数人の登場人物が短編集的に登場し,その軸はMoMA,9.11。 個人的には、原田作品にはもっと深い知識をストーリーに絡める 大きく構成したストーリーを期待する。 本作品のようなさわり程度の歴史や業界知識では,少し物足りない。 各章のストーリーに特別な感情が沸き立つわけでもない。 読後感は,6割といったところ。 もっと時間をかけ,壮大なストーリーを構成してみては? このままでは以前感じたような原田作品の特徴を感じない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽園のカンヴァスを読んで、余韻さめやらぬうちに続けて読みました。これはこれで良いのかも知れませんが、余韻をさらに楽しむというわけには行きませんでした。原田マハをもう一冊追ってみます。(書評になってなくてすみません。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もちろん「短編集」なのでおのおのの出来、不出来はあります。特に最後は「夢オチ」を使ってしまう「ロックフェラー・ギャラリーの幽霊」は完成度が低いのも事実。 しかし、ピカイチの出来は「中断された展覧会の記憶」。不覚ながら通勤電車の中で読みながら、涙腺が緩んでしまった。大震災、津波、原発爆発と1000年に一度の大災害が次々と襲いかかる日本の福島で開催されていた展覧会の中止と撤収を伝えにゆくのは、なぜか当たり前のように日系人に指名が下る。「日本人は逃げ出さず、怒らず、声も上げない。誰も説明せず、謝罪しない。」不思議な国・日本。それでも、前を見据えてけしてあきらめない日本人こそがわれわれの誇りであり、存在意義なのかも知れない。 また「あえてよかった」の人種や立場を超えた友情や「新しい出口」の喪失感からの回復などあっさりした印象ながら中身の濃さはオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
美術館といえば、ルーブル、エルミタージュ派で、近代系は余り興味がないかも…と思いつつ、軽めに楽しんで読みました。 情緒的な部分より「お仕事ディティール」やうんちくに主をおいて読みました。 全然違う読み方する人の方が多いかと思いますので、あてにはしないで下さいw 個人的にはパーマネント・コレクションみたいなのは「芸術作品」とはどうも思えないなあ…。美しく機能的で見てて楽しい、観に行きたいし、コレクションとして貴重なモノだ。数がたまると見てて楽しい(←これが一番のポイントです。自分なら)。…までは分かるけどやっぱり「芸術作品」ってのとはちと違う感じ。あくまでも「コレクション」としての価値というか。 「お箸が×がとてつもなく気持ち悪い」にはすごく共感しましたw | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!