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砕かれた少女
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砕かれた少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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たまたま読んだ本がカリンスローターでそれから順番に読んでます。 最後まで誰が犯人か分からなかったりそれぞれの登場人物のストーリーなどが興味深く一気読みしてしまいます。 描写は残酷なので好みは分かれると思いますが、私は好きです。 外国作家特有の翻訳しても文章が不思議な箇所はあり全体的に硬い印象ですが慣れると気になりません。 | ||||
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ウィルもアマンダもフェイスも、いわゆる、キャラが立っているから、お互いの感情の行き違いやら誤解やら、そういった人物描写で読ませる作家なんだとつくづくと思った。女性が感じる「ガラスの天井」を女性の側から書く作家は(ミステリー界隈で)いなかったように思える。コーンウェルも女性作家だし女性を描いているんだけど、これほど「女」を出していなかった気がするし、事件ってのは意外な面を見せるということも納得させる。だから、謎解き的なことはあまり重視していないのではないか? どんでん返し的な要素も、あまり強調していないし読者が割と早く気が付くように表現している。人間関係の複雑さや警察と言う組織でのバランスオブパワーをより描いているし、それが作品の面白さを増しているんだけど、そうした面を楽しめるか否かで作品の評価が変わると思う。読み手を選ぶんだなあと痛感。 | ||||
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犯人解明において、多少都合をよくしている点は確かにあるが、日本と異なるアメリカの司法制度の壁もある。 長編だが退屈させられることはなく、おもしろかった。 この巻でも、ウィルの知的で奥ゆかしく、さらには特異な面も、十分表出されている。 私は『ハンティング』以降を先に読んでしまい、時系列では戻った形だ。 本書でウィルとフェイスは出会う。フェイスは母親が絡んだ事件によりウィルに悪感情を抱いていたが、一緒に仕事をするうちに彼の優秀さを認めていく過程がいい。 また、アンジーの登場場面は少ないながらも、ウィルに及ぼしている影響は大きく、このあとの巻でもじんわりと存在感を示している。 やはりこのシリーズは登場人物が魅力的なところにおもしろさがある。 全巻読もうと、つくづく感じた。 | ||||
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鑑識関係でかなり詳しく書かれているが、それが知りたいならまあ専門書を読めばいいレベル。謎解きはかなりご都合的で動機もいまいち、マイケルコナリーの女性作家版のような感じだが、マイケルコナリーのレベルと比べるとその差は大きい。 | ||||
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いきなりトレントとアンジーの婚約が既成事実としてサラっと描かれ戸惑うが、話は前作同様、濃厚な人物描写を中心に異様な事件を描く。 今回はサイコ殺人と言うより、犯行の真意、そして真犯人探しがメインとなるが、サブプロットではトレントの過去、そして新しい女刑事とのコンビ活動がポイントになる。 女刑事の眼を通してトレントの切ない過去が断片的に浮き彫りにされていき読みごたえはあり、事件自体は小粒になったがラストまで十分に楽しめた。 意外なことにアンジーの登場シーンは極端に少ないので、今後は女刑事フェイスがパートーナーとしてメインになるのかもしれない。あくまでアンジーはファムファタール役かな? | ||||
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シリーズ第2作。登場人物が個性的で、人間関係が面白いです。 | ||||
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ジョージア州捜査局の捜査官「ウィル・トレント」シリーズ2作目。翻訳小説の宿命として、本国で出版された時系列に沿って、日本で翻訳出版されないため、この新刊も同様、2017年1月にでた3作目「ハンティング」より時系列的には「過去」の話になる。これを読むことで「ハンティング」でいきなり登場のフェイスが、ウィルと組むに至った経緯や妊娠の理由もようやく納得。アトランタ警察とジョージア州捜査局との深刻ないがみあい、ウィルの難読症も施設育ちだった過去も捜査に暗い影を落とす流れは「ハンティング」へと続く。いずれにしろ、早く4作目を読みたい。ピンクのリードつきのチワワを抱えるウィルがなぜか気になる。 | ||||
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