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県警外事課 クルス機関
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県警外事課 クルス機関の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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登場人物に動きが無い。これが本書を読み終わっての一番の感想。 勿論、警察モノでしかも公安がメインの物語。主人公は移動するし、敵役と素手による格闘シーンも有る。それでも動きが感じられない。まるで紙芝居の様な感じだった。 登場人物に関するディーテイルはしっかりと描かれている。登場人物が居る場所や部屋、街並みなどの状況も。しかしWikipediaを読んでいるようなと言うか、人物や景色の情報が読み手の頭の中に情景として浮かび上がり、そこに登場人物の “動き” が加わってこそ、読む側が作品に没頭出来る機会が得られるのでは無いだろうか? 読後に巻末を見て驚いた。まるでルポルタージュを書いたかのような参考文献の数々。他の警察小説ですっかりとお馴染みになっている「公安を“ハム”と呼ぶ」事以外にも、様々な警察内部の符牒や著者が仕入れた世間では余り知られていない小ネタが随所に沢山散りばめられている。 言い換えれば参考文献などから得られた “情報” が多いあまり情報の羅列になってしまい、結果人物の動きが感じられなくなってしまったというところか? だからか、本書の半分くらいまでは色々事件は起こっても人物に動きが感じられず、読みながらも「ま、せいぜい星二つと言ったところかな。。。」と思っていた。 ところが後半は、「え?この人が???」という展開が重なり、次第に面白くなり結果星四つと言うレビューとなった。 では最高評価の星五つからなぜ一つ減らしたのか?下衆の勘繰りかも知れないが、著者のあわよくば映画化、漫画化、TVドラマ化と言った欲が感じられたから。 勿論、本書によってプロデビューを果たし、専業作家として生きていこうと決心したのなら、メディア化を意識した考えは良いと思う。 しかし、それが露骨過ぎると興覚めしてしまう。実際、自分の一番好きな作家も幾つかのシリーズがドラマ化されているが、それ以降ドラマ化を意識したような作品が増えてしまい、Amazonレビューで苦言を書いた事が有る。 但し、オネエ言葉の公安調査庁調査官、浜崎賢介はTVドラマで見てみたいと思った。この人物のスピンオフは読んでみたい(と言うよりは映像化で観たい)ので、是非スピンオフ作品の上梓をお願いしたい。 | ||||
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書店のポップにだまされて買ってしまったけど、読んでて恥ずかしくなるような一昔もふた昔も前のハードボイルド… おじさんの妄想のハードボイルド俺像といったかんじ、読んでてヒイッとなる… 女性にはオススメできません | ||||
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【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 であり、柏木伸介さんのデビュー作でもある「県警外事課クルス機関」読了。 ちびちび読み進めようと思っていたのに、読み始めると先が気になって一気読みでした。 まさにエンターテイメント小説。 個人的クライマックスの「アレ」が、比較的手前に配置されてて、「その後」のストーリーがすこーし物足りなく感じたかな。 映画だったら委細構わずあのシーン(アレを切り抜けるシーン」が最高の「見せ場」なんやないかなーw | ||||
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スピーディーな展開と緊迫感でなかなかの迫力だが、そもそも「クルス機関」と呼ばれるほどの有名人が諜報活動に従事できるのかという根本的な疑問が… 最後は駆け足でギャグなのかブラックジョークなのか、間抜けな解説と合わせて笑える仕上がり。 | ||||
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それと同じような感じで楽しめます。さすがに大沢氏ほどの完成度はありませんが。これを当時はアマチュアの人が書いているのだからたいしたものです。参考文献の量がすごいです。そこまで調べて書いているのですね。 こちらを大賞にしても何も問題なかったと思います。 | ||||
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本書の特徴は、特殊な分野の人物が多く登場するという点である。 また、それらの人物を、少なくない紙面で説明されており、特殊な分野に興味のない読者にも楽しめる一冊になっている。 | ||||
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実際の危機として北朝鮮問題が騒がれている昨今としては、まさにリアルタイムのミステリーだと思います。工作員と対工作機関との戦いはどこの国でも熾烈を極めている現実があり、小説の内容には、有り得るんじゃないかというリアル感を感じました。 | ||||
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優秀賞とは思えないほど読みにくい文章…… 小説って感じがしません。 真相もそれでいいの? | ||||
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裏の裏の裏で、結局主人公謀殺。 このミス受賞はミステイクじゃ?ないのかと思う印象 | ||||
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読者に不親切な文体だと思いました。読みにくい。ストーリーは面白かったけど、結末にがっかりしました。 | ||||
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日中朝,さらには韓,ここ数年で目にすることが増えた近隣諸国との対立を背景に, 何食わぬ顔で暗躍する工作員や,入り交じる国内外の思惑や陰謀が興味深い一冊です. また,主人公側と工作員側の視点を並行させ,徐々に小さな繋がりが見える流れと, 二人の男がついに対峙,大惨事が迫る中での対決は,なかなかの緊張と緊迫感を煽り, 解決と思わせての『第二幕』から,皮肉と虚しさが漂う決着が苦々しさをかき立てます. ただ,その畳まれ方は曖昧であっさりにも思え,いささか戸惑いを覚えるかもしれません. 一方,物語と比べて人の部分はやや物足りず,工作員の男が見せる人間らしい一面も, 確かに印象的ではあるものの,掘り下げが弱く,もう少し踏み込んでほしかったところ. このほか,あまりに無警戒な女性や,別の女性警官の振る舞いにも不自然さがチラホラ…. とはいえ,各国の対立構造,政治家や組織での足の引っ張り合いの裏側にある真意など, フィクションを謳いつつも妙に生々しく,エンタメ寄りの社会派作品として楽しめました. | ||||
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好意的に評価できる面が見当たりません。 繋がりがわかりにくく、箇条書きを並べただけのような、またレポートか何かをコピペしたかのような地の文。ウィキペディアを読んでるみたい。自分はこんなに知識がある!というのをひけらかす為に構成されているようで、小説として成り立っているとは言い難いです。 ≪≫や/の多様。ひらがなでいい所を”ン”にしてみたり…。年配の方が無理やり若者言葉を使っているような違和感。眉を顰める部分ばかり。 キャラクターの表現も格好いいつもりでやってるであろう言動や行動がずれていて、はっきりいってダサいとしか感じません。 時間を無駄にしたなという読後感しか湧きませんでした。 | ||||
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刑事ものとしては、内容があってよかったです。おもしろかったです。 | ||||
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最新かつおもしろい公安小説が読みたかったので満足しました。 欲を言えば、呉宗秀のバックグラウンドがもっと描かれていれば良かったかな…公安小説テロ小説に出てくる北朝鮮の工作員の生まれ育ちの悲惨さ、「そう」生きることしかできずに人を殺め続け最終的にはまったく無意味に死んでいく描写が好きなので。ただ来栖も呉宗秀も、女というか情に流されず、終始淡々として、わかりやすくは報われないところが良かったです。 リアリティのあるドライな部分のほかに読者を胸苦しくさせるようなウェットな部分があってもよかったかな。そのあたりで星4です。あっ、あと文章がけっこう独特。スラッシュを多用するのは味といえば味だけど、すこし気になる。読みやすい文章ではあるのですが。 リアリティと物語のバランスが良くて読み物としてはデビュー作とは思えない完成度の高さ。『外事警察』でうんざりした心を癒してくれました。 しかしラストは思わず「これでおわり!?」と叫んでしまった。続きがあると良いのですが。 | ||||
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何といってもスパイものを面白くしているのはリアリティだ。 東西冷戦しかり、ヨーロッパや中近東のテロしかり。 アジアではなかなか難しいかなと思っていたけど、]には強烈なリアリティがあった。 それでも日本を舞台にすると難しいかなと思っていたけど、昨今のアジア情勢を考えるとアリですね。 結語が現実離れしていることろも、安心して読めるポイントかもしれない(あまりにリアリティが強いと楽しめないかもしれない)。 | ||||
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おもしろかったです。が、スパイ小説や公安小説に慣れていないと読みにくいかなと思います | ||||
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