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アトミック・ボックス
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アトミック・ボックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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遅ればせながら読んでみました。途中までは、原発に不案内な人に、その背景を理解させるための努力をしていると、感心していましたが、あるページを開いて、そこに、原発の「超臨界状態を維持する」という記述を見つけて、目を疑いました。 この書評を見て疑問に思った方は、wikipedia で「臨界状態」を調べてみて下さい。「超臨界状態」が、原発の通常運転に対応しないことが分かります。 作者は連載時に、単に書き誤ったのかもしれません。ですが、その部分が未修正のままで単行本を出版したのはいただけません。それにもまして問題なのは、この本が新聞社から出版されたことです。全国紙には科学部があって、科学ジャーナリストを名乗る記者がいるのです。この本を未修正で出版したことで、この新聞社の科学部記者の、原発に対する理解度が判断されたとしても、仕方ないでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E7%95%8C%E7%8A%B6%E6%85%8B | ||||
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レビューが良かったので、期待して読みました。 この作者は初めて。 なので、他の著作は存じ上げず、単にエンターテイメントとして読みました。 結果、相当の期待はずれでした。 逃避行ではありますが、手に汗にぎる・・とは言い難い内容。 この手の分野に慣れている者にとっては物足りないでしょう。 なんといっても、追う側の国家・警察がまぬけで、甘すぎ。 公安も全くやる気がないのではと感じさせる。 瀬戸内の島内で物語の半分ほどがすぎ、話の大きさに対して、 話はまとまるのか?と心配になりました。 案の定、ラストも直接すぎるほど安易な対決。 こんなに簡単に対決に至るか?普通・・とツッコミを入れたくなる展開。 主人公の正義感・最後の行動も共感にいたりません。 悪役であるはずの権力側の論理のほうが、スじが通っている面も・・。 この著者の原発に対する造詣の深さ、スタンスには頭が下がります。 この著者の主義・主張に共感される方には、たまらない小説かもしれません。 が、原発に対する明確な主義・主張のない、 単なるエンターテイメント好きにとっては、少々ぬるい内容と言わざるを得ませんでした。 | ||||
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