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密告はうたう 警視庁監察ファイル
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密告はうたう 警視庁監察ファイルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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警察の中の警察と言われる、警視庁人事一課の佐良を主人公に展開する異色の警察小説。迫真の緊張感と人間関係に惹き込まれ、一気に読了してしまいました! | ||||
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シリーズ1作目の読後感は横山秀夫の震度ゼロの読後感とほぼ同じ。 ネタバレするので多くは語らないが。 WOWOWのドラマをみて読み出しただけに、須賀はどうしても池田鉄洋のイメージで読んでしまう。 | ||||
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これはスマホで撮影しているのか?と思うほど画面が揺れる。あまり慣れていない人が撮っているのでしょうか? 途中で頭痛がしそうで見るのをやめました。 | ||||
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爽快で愉快な者が善行をするとは限らない。 厭な奴、不気味な男が使命を果たす場合も有る。 最後まで主人公を私は疑っていた、いや、犯人と決めつけていた、その真偽は如何に。 | ||||
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普通の企業の人事課にも監察部門があり、問題行動のある従業員を調べる。この小説は、警察の監察部門の詳細を扱っている。事情を知らない部外者には興味深い世界だ。 ただ、この小説は、現実的なようだが、何か現実とかけ離れているような気がする部分がある。監察は個人の私生活を徹底して調べ上げる。このような部門の上司にはどのような人が相応しいのだろうか? この点で、何か勘違いがあるような気がしてならない。頭脳明晰だが、些細なミスや欠点を許せない人か、温厚で同情心の厚い包容力のある人か、特に、他人のプライバシーを扱う場合に、どちらに上司になるのか、その点がステロタイプで捉えられているような気がした。上司として適合しない場合は、強制的な排除さえあり得ると思うのだが、どうなんだろうか? | ||||
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警視庁警務部人事一課監察係。 警察官の不正や不祥事を暴く、「警察の警察」である。 本書は、捜査一課から監察係に転じた刑事・佐良の行動を描いた警察小説である。 行確(行動確認)という対象者を尾行し、不審な点がないかを昼夜分かたず徹底的に調べる隠密活動。 その過酷さと非情さがひしひしと伝わってくる。 通常の警察小説とは一風変わった面白みがある。 | ||||
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この作品は、WOWOWの番組で知りました。 主役の松岡昌宏さんではなく、その上司役の池田鉄洋さんのニヒルで感情を殺した演技に魅了され夢中で観てました。 池田鉄洋さんはけっこう犯人役のときも多いので、このドラマだけは犯人役であって欲しくないと、祈るような気持ちでドラマが終盤を迎えた頃に慌てて購入してドラマより先に結末を知りたくて一気読み。 ドラマでの期待を上回る面白さに没頭して読みました。 今年一番と言って好いぐらい面白い作品でした。 展開がどうなっていくのか、登場人物の生死はどうなるのか? 気になって頁をめくる手が止まらないほど、筋立ても展開も最高に面白い作品でした。 読んでいる間中、心がヒリヒリするような作品は本当に久しぶりでした。 こんな作家がいたなんて知りませんでした。 伊兼さんごめんなさい。 3部作ということで、すぐに2作目も購入しました。 | ||||
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うーん、と唸らさせる作品。元々警察小説と言えば、刑事ものが中心であったが、横山秀夫以来 警務ものが良く描かれるようになった。刑事ものほど派手さはないが、その分人間描写と筋の 深堀がより要求されるため、かなり筆者の筆力が試されることになる。私は、この著者の作品を 読むのは初めてだが、筋やプロットの絶妙な組み立てや、登場人物の描写力両方において、刮目 に値する作家であると思う。筋は些か複雑だ。捜査一課から人事一課監察チームに異動した 佐良に与えられた指示は、かつての同僚女性警官皆口の行動確認。この二人は、過去の 事件で同僚刑事が殉死したことで、重い責任を引きずって生きてきている。皆口の行動は やはり胡散臭い。いろいろな人間、多くは警察関係者と接触している。何が背景か。ここから 読者をぐっと引きつけながら、物語は展開して行く。敢えて難点を言うとすれば、横山秀夫に 比べるとちょっとくどく述べ過ぎ。もっと余韻を残し、行間を読ませるような筆致はできないか。 いずれにせよ、この著者伊兼源太郎の他の作を読みたくなることは間違いない。 | ||||
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ドラマも見ながら、原作を読み返す感じでした。とても面白かったです。 | ||||
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行確ばっかで話がちっとも進まない、同じような動きしかないので途中で若干飽きてくる。 もう少しテンポよく展開した方が登場人物にも感情移入が出来たかなと思う。 | ||||
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正義を遂行するには内部の悪を質すことが必要であるのですね。 | ||||
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プロットがしっかりしていて、警察の憲兵のような恐ろしげな部署を描いているのも独特ですね。警察庁の上層部の多くが公安上がりとは知りませんでした。一気に読んでしまいました。皆さまにオススメです。prime で無料でした。 | ||||
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いわゆる警察もの、それも監察ものである。 主人公は捜査1課出身。訳あって今は監察係。 主人公が監察係となるに至った事件と、迷宮入り事件の謎がこの小説のメイン。 警察内部の細かい機微、心情が描かれていて続編を期待したい。 | ||||
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警視庁の監察係員が同僚、刑事を行確する任務を持ち、同時に未解決の2つの事件とその密告者を追う。さらに殺人事件も発生する。次から次へと出来事が起こる。その中での監察係員の物語です。 監察係員とその同僚の死と、それに関わった別の同僚を中心に2つの警察署を舞台に物語は進みます。 どんどん先へと読ませていく本です。 警察内部の複雑な人間関係も最後には、すっきりと説明されます。未解決の事件も解決されます。 最後にはこの本の主題の密告者も明らかにされます。 これでもかこれでもかと行確の描写が出てきますが、監察係員がギリギリまで追い詰められ、その後、すべて最後に結び付けられます。 警察の監察をメインにした第1級の警察小説です。ミステリーが好きな人にはたまらなく魅力的な本です。 | ||||
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ベールに包まれたシリアスな展開が続く。 警察を制する警察、刑務部人事1課観察が舞台に。 冒頭から中盤まではもんもんとする中で、行確のプロセスを描いていく。 地道に地味なやり取りが繰り返される。 ラストに向けては、人情的な要素が組み込まれ、真相が解明していく。 今までの伏線が開花していく。 単純な警察小説とは一線を画している。 話を隠しし過ぎな所があり、流れが分かりづらくなる。 テーマとしてはユニークなアプローチで、第2作を期待する。 | ||||
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初めての作家の初めての作品。警察内の不正を調査する警視庁の監察係を主人公にした作品。内部告白をキッカケに、ひたすら行確、尾行して、尾行する人をさらに尾行して。誰が黒幕なのか最後のほうまで分からず、その動機も最後ははっきりしますが、動機が軽いというか弱いですよね。よく考えられたストーリーだとは思いますが、真新しさはないです。 | ||||
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