■スポンサードリンク
ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3巻くらいまでは純粋に面白かったと思う。でも4巻あたりから説明臭さが鼻についた。 でてくる作品にまつわる話は興味深かったし、登場人物の描写も楽しめたけど、 主人公の男女の好きだの付き合うだのという話はなくてもよかった。 なにか薄っぺらいというか感情がこもっていないというか浅いというか。 ただの古書好きのきれいな女性と助手の男性、という関係のほうが読みやすかったように思う。 それと、事件の謎解きのようなことをしているときなど、男性が女性にいちいち質問するのは読者に対する説明で必要なのかもしれないけど、それあとでいいよね?と言う感じでうっとおしかった。 そのあたりを読み手に意識させないような会話のさせ方が作家によって違うのだろうけど、いちいち興ざめした。 でも全体的には、最後に伏線の未消化も無く、良い話もあって(特にホームレスのおじさんとか)、良かったかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビブリアシリーズ第7弾にして、最終話(?)である。5年ほど積読だったのを読了。 これまで国内作家の古書を扱っていたシリーズも第7弾ではシェイクスピアもの。前作の流れでかなり人間関係がややこしくなり、人物相関図が扉に挿入されてしまう事態である。人々の行動原理もだいぶ常軌を逸しつつある気もする。 とはいえ、続編がどういう設定ででているのを書店で見て知ってしまっているので、二人が最後にどうなるのかは目算がついて読んでいたり。 さて新キャラクターとして、いかにもという感じの悪役が登場。なんとなく典型的な結末を予想しつつも、あまりにひどすぎる悪役ぶりを流れのままに堪能していく。 最後のトリックは、直前の伏線でだいたい分かってしまったのだが、でも期待していた物理的説明がなかった(比○は同じはずで、ぴったりなのに?)のが腑に落ちないのだが、まあ本格ミステリではないのでそこは良いのでしょう。 (関係ないですが、大船の名店「観音食堂」が全焼してしまったのが個人的にショックです。結局1度しか食事していなかった…。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紙媒体のを随分前に購入してたのに、また間違えて電子書籍を買ってしまった。まあもう一度読み直してみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ともかく登場人物が多くて閉口しました。 初期のシンプルな古本謎解きもののほうが読みやすかったです。 その意味では、作品シリーズの寿命が来たというところでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ最終巻。大団円でよいラストでした。しかしまぁ謎は謎とよぶにはお粗末で簡単にわかるものだったし、でてくる登場人物たちの力量があったら最初からわかりそうなものなのにとは思いましたが。あと母親ですが別に家族を捨ててまでこの本を探さなくても見つかるんじゃないの?と思ったのですが。最後まで感情移入できませんでした。アニメ化はいいんですが、実写化はやる前からこけるのがわかっているんでやめた方がいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひょんなことから、このシリーズを読み始めました。読み始めた頃は本屋さんで本を買っていたのですが、いつの間にか電子書籍に変わっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1からずっと読んで来たので、最後のビブリアを購入しました。まだ時間が無く読み終えていませんが、今後の恋の行方やまた新たな謎解きと母親との関係がどうなるのか楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヒロイン栞子さんの謎めいた母親を初め、胡散臭そうな古書に関わる人物が集結。大団円で栞子さんと五浦は結ばれ、母親との仲も修復されてハッピーエンド、の筈だがモヤモヤ感が残った。古書を巡る関係者が強欲だったり偏屈者ばかりで印象が悪過ぎるのだ。今巻で扱われる西洋古書に至っては何千万円単位の高額取引で、下手すれば栞子さんはビブリア古書堂を五浦も自宅を失い借金まで負う危険に晒されるのだが、ドラマチックなようで逆について行けない気になったのは私だけだろうか。 私は読書好きだし古書に関する蘊蓄は興味深く面白い。が、古書業界のイメージをこれだけ悪く見せられると辛いものがあるのだ。最後に和解したかのような母親の印象も好転したわけではないし、結局五浦をこの道に引き込む形になった栞子さんまでイマイチの印象が残った。出来れば母親を克服し決別するくらいの生き方を見せて欲しかったのである。古書への情熱の余り家族を捨てた母親の罪が精算されるわけではないし、栞子さんもそうなりそうな不安を持たせるラストは頂けない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
愛には人を変える力があり、憎しみは人を弱らせるだけだ。 語り継がれし古書があり、古書を愛する人がいる。 そこにドラマが生まれる。 恋も実り、疎遠だった祖母との中も癒え、母との仲たがいも終焉を迎え、おまけに婚姻も決まり妹の学費問題もチャラになり、新たな学びの場が眼前に。 しかも、愛する人と二人での。 良かったね! おめでとう! 我欲で突っ走り、他人に迷惑をかける輩もあれだけど、権謀術数を駆使し、最後にオイシイとこだけさらっていく、そんな女性って・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品を1巻からずっと読んできて最後まで拭えなかったのが、主人公五浦の人間性でした。 最終巻で多少は活躍しますが、篠川親子とは不釣り合い。 類い希な才能を持った美女とフリーターという現実にはあり得ない組み合わせが感情移入を阻んでどうも読後がスッキリしない。 最終巻のストーリーとしては無難にまとまっていますが1~3巻ぐらいまでの爽快感はもう感じなかった。 無駄に続くよりこの辺で終わってよかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ完結作となりますが,から二年超とだいぶ間隔が開いてしまったせいか, 序盤から説明や振り返りが多いように感じられ,確かに助けられることはあったものの, 「俺の名前は」と今さらのことや,そのこちらを意識した言い回しには違和感を覚えます. とはいえ,最後に控える人物も,この巻からの登場と言うことで唐突な面はありましたが, その振る舞いをはじめ,いかにも倒され役といった道化ぶりはまさに『喜劇』というところ. また,希有な存在である主人公を想うも,自分がそばに居ることに戸惑いを抱く青年に, 珍しく環状を露わにして,たどたどしくも懸命に気持ちを伝える彼女の姿には胸を打たれ, 後に今度は彼が彼女を支え,互いに覚悟を決める様子は,『その先の事』までも窺わせます. 何より,一冊の本と二人だけで閉じられていく最後は,出会いからのことが思い出され, 素敵な余韻とともに,この時間がずっと続いていくであろうことが浮かんでくるようです. きっとこれからも二人は多くの本と出会い,知り,時には考え,語り合っていくのでしょう. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
6巻が出てから2年と2ヶ月、まさに待ちに待った最終巻です。今回は謎解きはあんまりありません。それよりも物語の終わりにふさわしい伏線の回収、人間関係の交通整理などに終始していると言えます。それと今回は本のウンチクが多すぎかも。印象で言えば「レーン最後の事件」という感じで、単独の読み物としては今ひとつ、というところです。まあこの巻だけを読む人もいないでしょうが(笑)また、伏線が全部回収されているとは言えません。著者は今後も後日談やサイドストーリーを書く予定らしいので、それを楽しみに、ということで。 どんでん返しは相変わらず多いですが、展開が読めてしまうのも残念。ただ、予想していても「もしかしたら」とドキドキさせる書き手のうまさは健在です。 刊行されて間もないのでネタバレは避けますが、長年このシリーズとつきあってきた方は、ご安心ください、とだけ書いておきます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!