■スポンサードリンク
氷の轍
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
氷の轍の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
勝手にシリーズと名付けてしまいましたが、名作「凍原」に続く北海道警釧路方面本部の女性刑事が主人公のミステリーです。 「凍原」では松崎比呂刑事がメインでしたが、今作では後輩の大門真由が殺人事件を解決すべく奔走します。 全編にわたり、釧路を舞台にいつもの桜木節が冴え渡っていますが、 今作では少しばかり一つの台詞、動作に対しての状況説明と比喩が多かったように思います。 悪く言うと回りくどい。 事件の真相に近づく過程は、ページを捲る手が止まらない状態になりますが、 主人公のキャラもあっていいところでクールダウンしてしまう。 そして何よりも一番惜しいのが犯行の動機。 哀しい物語に十分感情移入できるのだが、それが弱い。どうにも今ひとつ納得できず首を傾けてしまいます。 それをうまく回収してくれていたら星4つ。 「凍原」の見事さに比べるとやはり弱く、上記の理由にて3.5です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!