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氷の轍



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氷の轍の評価: 3.75/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

北海道警釧路方面本部シリーズ第二弾

勝手にシリーズと名付けてしまいましたが、名作「凍原」に続く北海道警釧路方面本部の女性刑事が主人公のミステリーです。
「凍原」では松崎比呂刑事がメインでしたが、今作では後輩の大門真由が殺人事件を解決すべく奔走します。

全編にわたり、釧路を舞台にいつもの桜木節が冴え渡っていますが、
今作では少しばかり一つの台詞、動作に対しての状況説明と比喩が多かったように思います。
悪く言うと回りくどい。
事件の真相に近づく過程は、ページを捲る手が止まらない状態になりますが、
主人公のキャラもあっていいところでクールダウンしてしまう。
そして何よりも一番惜しいのが犯行の動機。
哀しい物語に十分感情移入できるのだが、それが弱い。どうにも今ひとつ納得できず首を傾けてしまいます。
それをうまく回収してくれていたら星4つ。
「凍原」の見事さに比べるとやはり弱く、上記の理由にて3.5です。
氷の轍Amazon書評・レビュー:氷の轍より
4093864500

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