■スポンサードリンク
草原の椅子
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
草原の椅子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さあて、読もうかと開けたら。 カバーは「上巻」ですが、中身は「下巻」。 安いものなので手間をかけて返品しませんが、ガッカリ。 同じものを本日発注。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長年の宮本輝ファンです。読み始めたので下巻まで読みましたがひとことでいうと残念な作品だった。 柳沢きみおの「大市民」と同じで日本をグダグダ批判するだけで解決に動くわけでもなく、自己陶酔で終わっている感じ(大市民はギャク、グルメ、エロなども織り込まれ他に面白い要素があるが)。 母親に捨てられた子供の世話を登場人物たちがしたり「立派な人」的な色付けはされているが、なんだかそれもとってつけたようで微妙感がある。 昔の宮本作品の登場人物たちは、誰か、何かのせいにせず芯を持って生きていく、という人が多かったように思う。中年男性同士が大人になって出会って友情を結ぶというのは面白い設定だが、もっと素敵な人物を描いてほしかったなと思った。 (追記)著者が信仰されている宗教がそんな感じだから仕方ないのかなあと思っていたら、 他の方のレビューを拝見して、この新聞は反日で有名な某新聞掲載だと知りました。だからこう言った日本ダメ、政治家ダメ、官僚ダメ、という論調なのだと納得しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫本で上下巻です。 人に勧められた本で、自分からは手に取らない本だなぁと思いました。あらすじが暗い話っぽいので。 実際に読んでみると、思っていたほど暗い話ではなかったのですが、私には合いませんでした。 いくつか印象的な言葉もありましたが、それよりも「国への憎悪」がすごくてですね。本の中でちょくちょく出てきて、正直くどいです。内容も似たようなものなので、うんざりしました。 物語の中に組み込まれているというよりは、その主張のために小説を書いたという印象。主張があって、物語がある。主張がメインで、物語は副菜のような、おまけのような感じを受けました。 著者が下巻のあとがきで似たようなことを書かれていましたので、この感覚で合っていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな社会にしたのは、間違いなく私たち大人(作者も含む)である。読み終わっつてから何かスツキリしないのは、作者に対する自分のイメージが違ったせいかも知れない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公と親友がよく言う台詞に 「だれが日本をだめにしたんや?」「官僚と政治家が悪いんや」 というようなものがあります。 果たしてそうなのでしょうか? 日本は高度成長期も終えて、為替も極端な円高にずっと進んでいます。 日本はいままでの楽な状況から厳しい状況に外的な変化から置かれたものだと考えています。 とにかく官僚と政治が日本をだめにしたという朝日新聞の読者のような主人公にまったく共感できません。 主人公が生きている人物とは思えません。 さらに親友は日本でも大きな小売のカメラのチェーン店を経営しているそうです。 こういう人がこういう発想をするのがあまりにも理解不能です。 日本経済の状況などを勉強しない経営者がいるのでしょうか? 宮本さんの初期の作品は好きだったので残念としかいえません。 いい小説はさまざまな知識がないと書けないということがよくわかりました。 あと高速道路で女の子を拾ったり、友達がホテルまで追いかけられたエピソードも話を盛り上げるためにしか存在して内容におもいました。 ちなみにこれ朝日新聞連載だったみたいです。 こういう発想を持った団塊世代の人がいる限り日本人は幸福になれないでしょう。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!