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望み
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望みの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 1~20 1/4ページ
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ミステリー。少しハラハラしておもしろかった。 | ||||
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崩れていく家族関係を見ているのが辛かった。つまらなくはないし物語を作るために必要ではあるのだが嫌な人間ばかり出てくるのでもう一度読みたくはない。 | ||||
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オーディブル版にて。事件の被害者側と加害者側の心理描写の対比、家族の心の動きを事細かく綴った物語。特に母親の心情を綴ったシーンは強く心が打たれた! | ||||
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子を持つ親としてとても考えさせられます。決して他人事ではなく、自分たち家族にも同じことが起こらないとも言い切れない最悪の不幸。 ただただ命が無事であってほしいと願う母と、加害者ではないと信じ、息子の名誉を護ろうとする父。両極端な考え方なのにどちらの気持ちも分かる。 でも「被害者であってほしくないから加害者であってほしい」「加害者であってほしくないから被害者であってほしい」なんていう簡単な話では割り切れないので、それぞれの葛藤が辛い。 祖母の話はぐっとくるものがあった。 「幸せをあきらめて地べた這いずって生きていく覚悟。大事な人を守るためにその覚悟をしなさい。」 どんなに失敗をしてもいつでも大きな愛で包んでくれる。母は偉大です。 自分たちの望みは果たしてあの子にとって正しかったのか。最後にふたりの信念が揺らぐ。正しい方なんかもちろんない。 どちらであっても地獄。 ならば、どちらの地獄を望むのか。 私は家族全員揃っている方の地獄を望む、、かな。 | ||||
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「望み」というタイトルは月並みな印象(それほど購読意欲を湧かせない)でしたが、疑問と望みをずっと抱えながら読み進めるので、後から思えばこのタイトルしかないとまで思われる内容でした。最後までつないだ望みの結末は・・・読者も感情移入してどきどき読める本でした。 | ||||
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重たいテーマで考えさせられるが、物語は淡々と進んでいく印象で、感情が追いつかない読後感が残る。 もう少し丁寧に進んでくれたほうが、個人的にはよかった。 それを差し置いても面白かったし読んで良かった一冊。淡白に感じた分、余計に映像版も観てみたくなった。 | ||||
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完全に自分の家族と照らし合わせて読んでいました。 息子が加害者なのか被害者なのか分からないまま、ネットやマスコミの不要な詮索が大きくなって、家族は学校や仕事でつらい目にあってしまいます。 警察が捜査状況を何も教えてくれないのは定番ですが、一家の立場になると、さぞもどかしいものと思います。 重厚で優れた犯罪小説には違いありません。 ただ、犯罪者とされる人物の家族が憂き目にあうところは、東野圭吾『手紙』のリプレイのよう。 既視感から☆マイナス1とさせて頂きました。 | ||||
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自分の息子だったら? そう思うと胸が塞がれる思いでした。 犯人でもいいから生きていてほしい・・・ そう願う母親。 犯人なら死んでいてくれ!! 内心でそう思う父親。 どちらの気持ちも共感しました。 一番の願いは、 犯人ではなくて生きて帰ってきてくれること!! これが何よりの「望み」 まだ犯人と決まった訳でもないのに、家の周りに張り付いて騒ぐマスコミに、 多少違和感がありました。 | ||||
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ミステリー要素はない。 起こりうる結末は2つしかなく、どっちになるかな?だけ。 でも、色々考えさせられた。 子供がいる人だと、主人公の夫婦に感情移入できると思う。 私はめちゃくちゃ感情移入して、自分ならどうするだろう? と考えながら読んだ。 個人的には今年一番面白かった本。 | ||||
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石川一登・貴代美夫婦は、息子・規士、娘・雅との4人家族。 夏休みが明けた連休、息子の規士が家を出たまま行方不明になってしまう。 サッカーに明け暮れていた息子が、足のケガをきっかけに あまり良くない友人とつるんでいるという話も聞いているが 反抗期のこともあり、あまり追求しなくしていた。 そんな中、とある事故から、殺人事件に息子が関与しているのではないかという 疑惑が持ち上がる。 息子は行方不明。 果たして、息子は加害者なのか、被害者なのか。 なんの情報もないまま、家族は他人の憶測に振り回され始める。 息子の何を信じたらよいのか、自分の息子に対する『望み』はなんなのか。 「望み』が正しいか正しくないかではなく、 自分が何をもってそれを『望み』とするのか。 人々の様々な葛藤と思惑、それに翻弄される家族。 「息子を信じる」ということの答えが、最悪の状況になってしまう考えと 「そうではなかった」ときに、どう息子を受け止めるのか、 どんな形であっても、息子が生きていることを望むのか。 家族それぞれの、望みが顔をのぞかせる。 個々の人間の集まりでありながら、同一の生活をし、血を分けた存在であることが「家族」 その微妙な糸でつながれた人間が、それぞれの思いと価値観の中で抱く『望み』 とても、リアルな現実が、そこにある。 | ||||
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読み進める内にどんどん引き込まれた。 追い詰められたときの人間の心情が生々しく出ていた。 | ||||
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映画も観たい | ||||
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同じ年頃の子を持つ親なので、主人公の気持ちが苦しかったです。 実際の事件の話しを聞いているようなリアル感がありました。 | ||||
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どうなっていくかと、ドキドキしながら、読み進めましたが、終盤の進み方の内容が、それまでより薄い気がしました。 | ||||
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今まで読んだ本の中で1番満足した本です 親の葛藤、不安、周囲からの目 信じる信じない 読みながら自分が親と同じ立場に立たされたら 一登の意見に共感するのか、貴代美の考えに共感するのか お互い正反対の考えの中で、雅の葛藤も すごく惹き付けられる作品だと思います 映画を見てない側からすると今すぐにでも映画見たくなる 最後の結末を知っていても俳優さんがどんな演技をしてそこにはどんな物語があるのか興味をそそるものだと思います 読んでない人には読んでもらいたい | ||||
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救いがなさすぎて読むのがつらいけど、読む手を止められない作品。人の親であることの責任が、とても重くて、子供を亡くすことを想像すると苦しくて、何とも言えませんでした。でも、読んでよかった。 | ||||
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読み終わって、頭に浮かんできたのはカフカの「変身」でした。 | ||||
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雫井脩介さんの本です。 いやぁ、良い本だと思いました。 サッカーを挫折した息子が、帰ってこなくなる。 最初は、「すぐに帰ってくるだろう」と思っている父と母。 しかし、帰ってこない。 近所で事件があり、どうやら息子がかかわっているかも、ということがわかる。 被害者なのか、加害者なのか。 揺れる家族。 はたして、息子は事件にかかわっているのか……。 基本は家族の葛藤というか、父親の苦悩がメインなんですが、 息子への信頼ってのが、揺らぐのよね。 そこが、とてもよく描かれている作品です。 人を信じることの難しさや、犯罪に対して家族がどう思うか、ということが描かれています。 妹が、自分の進路にかかわる、と迷惑がっているところなど、アクセントとしてきいています。 家族というのは何とも特別で難しいものだなと思う。 自分ではないが、他人でもない。子どもを自分の分身だなどと思ったことはないし、何を考えているのか分からないと思うこともしょっちゅうだが、それでも他人という言葉は当てはまらない。ひとたび事が起きれば、親である一登たちはもちろん、雅のような兄弟姉妹も関係ないと言っていられない。(301㌻) 家族の関係ってものを、よく描いてますね。 | ||||
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息子が殺人者か被害者のどちらか不明なまま失踪し、残された家族の葛藤を描いた現実的な作品。 息子が殺人者確定の他作家の作品は読んだ事があるけど、今作は息子がどちらの状況なのか分からない家族の心境が生々しく、エグい程に現実的で様々考えさせられた……。 息子が殺人者となり、家を売って賠償金を支払い、住まいも仕事も変えて人生を投げうって息子を守る人生と、 息子が被害者となって殺される人生。 どちらも地獄で、決して面白くはないけど、考えさせられる作品としては良作でした。 | ||||
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自分の子が、被害者か加害者が分からない事件に巻き込まれた時の、親、兄弟の心理劇を描いた物語。 多くの人がこのような状態になることはないので想像の域を出ないところですが、 きっと物語のような心理状態に陥るだろうなあと思いました。 結末は切なく物悲しかったです。 | ||||
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