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QED ~flumen~月夜見



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【この小説が収録されている参考書籍】
QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス)
QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫)

QED ~flumen~月夜見の評価: 4.00/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

歴史の謎ときと殺人事件の解決との関係がよくわからない。

名前だけはよく知られている「月読命」の裏側に隠された物語が中心で、おそらくこれまでのシリーズを熟読しているとよくわかるかもしれないけど、このシリーズ読むの久しぶりだしあまりなじみのない神様の話だったので今一つピンとこなかったな。
 あと殺人事件については動機の異常さが特徴なんだろうけどやっぱりよくわかりませんでした。よくわかる部分が絡んで事件がややこしくなった部分は面白かったけど。

 それはそれとして、奈々さんもう30歳こえてるんだなあ。このシリーズでは年月は着実に進んでます。「7年前の事件」とかいうセリフがあって「おお!」と思ったりして。
QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫)より
4065174171
No.1:
(3pt)

つまるところは痴情のもつれ

崇&奈々のカップルが一泊二日の京都旅行に赴いたら、現地でまたまた連続殺人に遭遇、というお話。いくら巻き込まれ体質とはいっても、これだけ重なるのは不自然だよな。それはともかく。今回のお題は「記紀最大の謎とされる月読命の真の姿とは?」なのだが、現に起こった殺人事件の動機と月読命の謎は直接関係なくて、真犯人のパーソナリティの彩りに使われているだけなんですね。これじゃ、いつもいつも崇の長広舌にイライラしっ放しの警察が怒るのもごもっともに思える。flumenは『QED』シリーズ本編より肩の力を抜いた番外編とは云え、ちょっと出来が悪いのではないか。だって、ただの痴情のもつれなんだから、月読命の説明はなくてもいいじゃん。多分警察だけで解決できるぞ。「歴史の真実」を知らないと犯行動機を理解できないときこそ、崇の出番があるんだろうに。
今後は『毒草師』シリーズの方で頑張っていただきたいな。あちらは職業が職業だけに、事件に自ら飛び込んでいくストーリーにしても無理が目立ちませんから。
QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:QED ~flumen~月夜見 (講談社ノベルス)より
4062990873

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