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シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血
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シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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同じシリーズの他の2冊を持っていて、読んでとても読みやすかったので、本屋さんやネットショッピングでずっと探しているいたのですが、みつからず、諦めて中古を高く買おうか悩んでいたら、少しお値段高めでも新品が買えてよかったです。丁寧に袋に梱包していただきとても良かったです。ありがとうございました。また機会があれば利用したいと思います。ありがとうございました。 | ||||
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ドイル以外のホームズは始めてで、ホームズを読むのも10年ぶりくらいでしたが、雰囲気も良く出てて細かい点を気にしなければ楽しめると思います。ガチでマニアなシャーロキアンだと納得行かない部分もあるのかもしれませんが。 | ||||
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The first book I read in Amazon JP Kindle. ロンドンからパリへ主舞台を移動し、当時の雰囲気を十分表現されました. だが、 ホームズは依頼人を少し興味があるという設定は、なんとか. | ||||
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『シャーロック・ホームズの事件録 芸術家の血』 ボニー・マクバード著 久しぶりに読んだ、シャーロック・ホームズもののパスティーシュ作品です。 いっとき、ホームズものといえばなんでも読んでいたのですが、シャーロック・ホームズの孫娘だの、シャーロック・ホームズの子孫だののシリーズがイマイチハマれなかったのもあって、遠ざかっていました。 途中に、これは映像作品ですが現代イギリスを舞台に移したベネディクト・カンパーバッチの「SHEROCK」という作品にはまりましたが、それを別とすればホームズものからは離れていましたが、ふと読みたくなって最近発売されたこれを読んでみました。 フランスの女優からの密書を受け取ったホームズは、その手紙に込められたトリックに依頼者の女優に興味をもち、彼女と接触することにした。 彼女は、自分の息子を身分違いの恋ということでとあるイギリスの大貴族に取り上げられていたが、その子供に危機が迫っているのだとホームズに訴えます。 偶然にもその大貴族こそ、ホームズが兄のマイクロフトから依頼されていた大事件の関係者であり、ホームズは事件に関わり始めるのですが、、、といった作品です。 原作の雰囲気にわりに忠実に作られたという本作は、確かに原作の雰囲気をもっていて、ホームズのパスティーシュとしてよくできています。 また、ホームズが少し心惹かれる女性が出てくるところなどもファン心理をくすぐるのですが、いかんせん後半になればなるほど、ハリウッドの脚本家書きという著者の色が出すぎるのか、ホームズらしからぬ雰囲気が強く出てきます。 ホームズものには大規模なアクションシーン戦闘シーンの連続には向いてないし、そんなにしょっちゅう変装を見破られたり捕まったり殴り倒されたりしてはいけない気がいたします。 あくまで個人的な見解ですし、なんていってもボクシングとバリツの達人というホームズのことですからアクションがあってもいいんですが、何でもかんでもそこと結びつけるのはアメリカ流すぎるかなぁと。 そして、案外にホームズがミスを犯すシーンが多くて(頻度的には、杉浦右京さんが「私としたことが、とんだ間違いを」というのの倍くらい)、それも少しマイナス点です。 でも、そうは言いつつも、わりと原作の雰囲気を守ったパスティーシュであることは間違い無いので、数少ない本家ホームズもの以外を読みたくなったら、こんなのもありですね。 | ||||
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ホームズのバスティーシュは色々と出ていますが、これは一読、おすすめします。 原作だけでなく、映像のホームズもモデルということですかず。 理性的、頭脳明晰、落ち着いた雰囲気だけでなく人間的な嫉妬や苛立ちも見せてくれます。 女性に対する意外な一面を見せてくれたことも嬉しいです。 もっと甘いシーンがあってもいいと思ったくらいです。 これは作者が女性だからのサービスでしょうか。 読んでいるとまさに、ホームズが活躍していた時代を彷彿とさせてくれます。 相変わらずコカインは吸って我が儘、行動は自分勝手。 唯一の身内、兄のマイクロフトとは仲がいていのか悪いのか、競り合いながらもいうことはきいている。 理解者で親友のワトスンに対する、ちょっとどころじやない、薄情さと冷たすぎるんじゃないという態度には思わず。 そうそう、これでこそ、名探偵だよと思わずにやりです。 | ||||
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1888年の設定でのホームズ冒険譚。 もう一つのニケ像紛失を巡って、見え隠れする英国貴族と国家の影。事件はマイクロフトからの依頼とフランスの女優からの依頼で始まります。 一見無関係の2つの依頼は徐々に繋がり、大きな陰謀が明らかになってきます。 依頼人にほのかな気持ちをよせるホームズ、ライバルの怪しげな探偵、そしてなにやら不気味な組織の匂い。 舞台はロンドンからパリへ、そしてまたロンドンへ。 ストーリーは良く煉られていて、筆致は抑え目ですがテンポも良く、正典の「味」が出ています。 ホームズのキャラクタもワトソンのキャラクタも違和感がありません。 正典をご存知の方なら、導入部分で「ワトソンはメアリ・モースタンと結婚してホームズの元を離れている」「ホームズは、コカインに溺れボヤまで出してしまう」など「ああ、あの時期か」とわかるように説明されています。 世紀末のパリ・モンマルトルやキャバレーの描写、英国貴族屋敷の風景や人物描写が簡潔丁寧で、メインストーリーを上手にイメージさせてくれて好感が持てます。 著者はあとがきで、執筆にあたって「ジェレミー・ブレッド」と「ロバート・ダウニー・ジュニア」と「ベネディクト・カンパーバッチ」をイメージしたと記しています。 其の通りで、前半は「ブレッド」色 中盤以降は「ダウニー」と「カンパーバッチ」色が出ています。 ご一読ください。 | ||||
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