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【この小説が収録されている参考書籍】
嘘 (幻冬舎文庫)

の評価: 2.29/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

大好きな作家さんですが、当作はイマイチかな?

女の狂気を描く明野さんが好きで以前より読んでおり、当作は久々?の新作で楽しみにしていたのですが、うーん、話の展開や作品の舞台設定がイマイチ面白味に欠け、期待した狂気とは少し違ったこともあり、もう一度読みたいとは思いませんでした。
嘘 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:嘘 (幻冬舎文庫)より
4344425235
No.1:
(3pt)

狂気の裏に隠された真実

明野照葉さんの最新長編
文庫書き下ろし作品です。

両親を列車事故で亡くしてから助け合って来た2人姉妹の由紀と美久
姉の中田由紀32歳は家柄も人柄も申し分ない婚約者、悠介との結婚を控えていましたが
結婚を目前に12日間の一人旅に出掛けます。

頭も良く穏やかで優しかった由紀でしたが旅行から帰ると
その外見も性格もまるで別人の様に変化していました。

プロローグの時点で由紀が変化した理由が想像出来てしまい
変化してからも所々に感じる伏線で疑問も湧かず推理する楽しみが減ったのは残念でしたが
まるでホラーの様な豹変ぶりには狂気と恐怖を感じました。

12日間できっと悩み苦しみぬいた由紀を思うと、深い愛情、切なさ、苦しさを感じますが
その決断は残された人の事を思った時、それが正解だとは言えない気がしましたし、ただただ悲しかったです。

真実を知った時、美久も姉の決断にきっと納得は出来なかったと思います。

由紀が取った行動はよほどの深い愛情と覚悟ががないと可能ではないし
リアリティーの面から考えても限りなくゼロに近いと思います。

明野さんの作品は毎回欠かさず読んでいますが、今回は何とも言えない複雑な読後感となりました。
嘘 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:嘘 (幻冬舎文庫)より
4344425235

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