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見えない蜘蛛の巣
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見えない蜘蛛の巣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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小学館文庫で読みました。 一目ぼれした青年の身辺に危機を予見したヒロインが、自ら彼の(怪しげな)家庭に飛び込んで、身体を張って青年を守ろうと孤軍奮闘する物語。敵役は青年の継母と初めからわかっており、青年を亡き者にしようとする彼女の謀略と戦うヒロインの勇気に人間の善性をひしひしと感じます。 なぜ彼女が自分に付き纏うのか理解できない青年に対してヒロインが叫ぶ言葉が記憶に残ります。 「だって、あなたを守ることができるのは、世界中でわたしだけなんですもの!」 | ||||
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赤ん坊の取り違えをテーマにしたサスペンス。相当面白かった。この作品のいちばんうまいところは、読者には早々と悪人の正体をあきらかにしておいて、主人公たちがどうやって正体を暴くか、というところにある。同じアームストロングの「サムシング・ブルー」でも「疑われざる者」でもそうだったが、悪人の正体は読者にはわかっているため、これからどうなるのだろうという純粋に物語的な期待で読ませる。 すべてを明らかにしておいても、これだけ読ませると言うのは、やはり凄い。ただひとつ難を言えば悪人にあまり魅力がないというところか。殺人をおかす動機が今一つ説得力にかけるところがある。とはいえそのサスペンスは無類である。ミステリを読み慣れていない人にもおすすめしたい逸品。 | ||||
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