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(短編集)

行きつ戻りつ



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【この小説が収録されている参考書籍】
行きつ戻りつ
行きつ戻りつ (新潮文庫)

行きつ戻りつの評価: 4.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

自分を見つめる

誰でも持っていそうだけれど、なかなか人には言えない悩み。

家庭を離れて自分を振り返る旅に出る彼女たち。

日本全国様々な場所で繰り広げられる、彼女たちの一人旅。そして何かに遭遇した時に、つい人のせいにしたくなる彼女たちに、旅を通じてほとんどの事の原因は自分にもあるのよ・・・と優しく諭してくれる作者。

読み終わった後、自分も一緒に旅をしてきたような、爽快で気持ちの切り替わった私がいた。
行きつ戻りつ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:行きつ戻りつ (新潮文庫)より
4101425248
No.2:
(3pt)

女性のための短編集

12編収録の短編集。

本文中の写真は一枚を残してすべてが著者の手によるもの。

主人公たちが旅する土地の風土や自然描写も見事に表現されていて、

丁寧な取材が感じられます。

妻(大人の女)ならではの悩み、葛藤、嫉妬。

女なら誰もが理解できそうな感情ながら、

むやみに口にするのは憚られるようなやり場のない思い。

最後にはみんな心の重荷から開放され、

すがすがしい気持ちで帰路へたつ。

読後感が良い作品です。

ミステリーのイメージの強い乃南アサさんですが、

本作はそうではなく女性の内面にぐっと迫った内容。

心の醜さにまでも同性として共感できたけど、

どこか品のある作品でもありました。
行きつ戻りつ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:行きつ戻りつ (新潮文庫)より
4101425248
No.1:
(3pt)

自分を見つめる。

誰でも持っていそうだけれど、なかなか人には言えない悩み。家庭を離れて自分を振り返る旅に出る彼女たち。日本全国様々な場所で繰り広げられる、彼女たちの一人旅。そして何かに遭遇した時に、つい人のせいにしたくなる彼女たちに、旅を通じてほとんどの事の原因は自分にもあるのだよ・・・と優しく諭してくれる作者。読み終わった後、自分も一緒に旅をしてきたような、爽快で気持ちの切り替わった私がいた。
行きつ戻りつ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:行きつ戻りつ (新潮文庫)より
4101425248

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