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パードレはそこにいる
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パードレはそこにいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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幼少期に誘拐され11年間も監禁されていた過去を持つ人間観察の天才ダンテと、捜査中の事件で傷を負い休職中のコロンバ、それぞれトラウマを抱えた2人がある事件に引っ張り出される。 事件の謎を追っていくうちに次々にさらなる謎が生まれ、やがてそれは大きな結末を迎える…。 面白かった、ページをめくる手を止められず上下巻一気に読みました。 ローマやクレモナの美しい土地で展開していくスリリングなストーリー、ぜひ映像化してほしい! 続刊も楽しみです。 イタリアは警察機構が複雑で、国家憲兵(カラビニエリ)と国家警察など複数の警察組織があり(そのどちらもが捜査を行い、ときに縄張り争いが発生したりする)、なんていうことを以前ジョナサン・ホルトのカルニヴィア(これもなかなか面白かった)で読んだことを思い出しました。 | ||||
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イタリアの雰囲気は十分に絵が画れていますし物語の進行、山あり谷ありで飽きさせません。 たださいごのおちが今までの重厚な内容に比べもう一つかなと思いますが満足してます。 | ||||
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期待通りの品でした。在宅で読めなかった本をたくさん読めます。 | ||||
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イタリア好きにはたまらない、イタリアが舞台のミステリースリラー小説。 美人の凄腕刑事と・・・の過去に傷持つ凸凹コンビが織りなす、バディームービー的な展開は、 読んでてハラハラドキドキしながらも、ストーリーの核、張り巡らされた伏線がしっかりしているので、 妙な安心感で読み進められます。 これ以上書くとネタバレになりそうなので控えますが、イタリアのダークな一面も垣間見れるので、 イタリア好きこそぜひ読んでもらいたい一冊です。 そして、いつか映画化してくれないかな~。 続編もモルトやばい展開です(笑) | ||||
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主人公の男女二人が魅力的で、この二人をぜひ映像でみたいと感じさせる作品。最後まで飽きることなく読めるが、欠点は読み始めてすぐパードレ(真犯人)が誰か分かってしまうこと。犯人と条件の合う人物が一人しか出てこない。犯人探しという意味では点数が低いが、作者自身も作品をスリラーと定義しているようだし、フーダニットを重視しなければ十分に楽しめる。ただことの発端(犯行の動機)はやや大げさで無理やり取って付けた感じ。必要なかった。 | ||||
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ローマ近郊で母親が惨殺死体で発見され、彼女の6歳の少年が行方不明になり、一緒にいたと思われる父親が逮捕される。しかし、犯人が彼とは思もえない人間も多数いた。 女性捜査官コロンバは、ある事件で大けがをし、精神的にも不安定になったことから休職中だったが、上司が無理をいって彼女に捜査を非公式に依頼する。 相棒となったのはダンテ。彼も幼少期に大変な犯罪の被害者となり、そのトラウマと闘いながら、失踪人捜索の手伝いをしていた。 彼らはもがきながら、妨害を受けながらも、真相に迫っていく。 表現の仕方が独特なのか、最初に慣れるまでちょっと時間がかかった。 無駄なエピソードは全くないので、油断ならないが、描写過多なのか、読んでいてかなりイライラした。コロンバもダンテも、非常に大きな事件の「被害者」なので、当然抱えている心の問題は深刻だ。 コロンバはヒステリックになるし、ダンテは薬漬けでコーヒー漬けでタバコ漬け。 ストーリーは待ったなしなのに、休憩をはさまないと、こちらもつらかった。 ただでさえ複雑に絡まる話なのに、警察、検察の権力争いは余計じゃないか?と、その部分は不満だし残念に思う。 読み終えても、ちょっと整理しないとよくわからないくらい複雑だった。誰にでもお勧め、という本ではないかも? | ||||
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読みづらいとは思っていながら結末が気になるので読み進めたら、湖にウミウシやムール貝がいたとあって、なんかガッカリ。訳が悪いのか、細かいことはどうでもいいのか。結末ももっと最初からきちんと調べたらすぐに分かっただろ!とつっこみたくなりました。なんか残念な作品でした。 | ||||
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uccidereはkill someoneという意味です、title見てギョッとした。padreはfatherなので、神父を@すの?と思って読んでたら、全然違った。 イタリアでは一時期ー40年前くらいーに誘拐事件が続いていて、裕福な家の子供がかなりの人数誘拐されて、身代金だけとって、 子供が生きて戻って来ることが無かったという実際起きた社会現象があったので、そこからthemeが生まれたんだろうな。 イタリアの作品というと、Unbert Ecoが有名です、こういう作品もあるんだ、という新鮮さはある。 イタリアならでは、のthemeなので、なるほどと思いつつ読みました。ぜひ原著でも読んでみたい。 ただ、子供の誘拐事件はイタリアならでは、ではあるものの、こういう作品ではありがちな「どんでん返し」がやや食傷気味。 しかも、かなり動機が気持ち悪い。サイコって、こういうものか、という再確認。 イタリアでもこんなことするの?まさかね~、みたいな内容です。 たぶん、「陽気で明るいItalian」という、プロトタイプなItalian peopleへのimage が崩れる。 イタリアでも自殺するヒトはいるし、そうです、いますね、キリスト教では「自殺は罪」なので、日本ほどではないにしても、 うつ病のような精神状態で自殺することもあるには、ある。 Italian peopleだってニンゲンですから当たり前。冬に雪の多い北イタリアで自殺者多いということで、なるほどね。 Danteという人物が...で、@@@?!へ~。InfernoのDanteと何か関係あるのかな、と思ってたら、それも違った。 そういう期待をして、この作品を読んだ読者もいたかもしれない、そういう方はガックリしちゃうかな。 | ||||
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女刑事コロンバ(イタリア女っぽい美貌らしい)と探偵役のダンテ(地球に落ちてきた男のデヴィッド・ボウイを思わせるとコロンバは言っている)、過去の事件により心に傷を持つ二人が悪魔的頭脳の幼児誘拐犯を追う。休職中のコロンバと、PTSD治療薬とコーヒー中毒のダンテのボロボロコンビの活躍っぷりに引き込まれる。過去の事件の描写が、違う書体でちょいちょいインサートされるのだが、ここも読み飛ばさずしっかり読むべし。エピソードに無駄なし、とてもよく練られたイタリアン・ミステリー。同じ作家さんの本を捜してみましたがまだ出てないんですね、残念。海外ミステリ好きな人なら読んで悔いなしかと思います。 Amazonのシステムにひとつ意見が。下巻に好意的なレビューが多いけど、上巻から読むわけだし、上下巻のレビューは両方一体化させて表示してもいいように思えます。 | ||||
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現実的な筋立ての中で驚異の頭脳が活躍する、読むとローマやクレモナに行きたくなる大長編。早く続きも読みたいです。この著者の他作品も是非翻訳して欲しい。 | ||||
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最初は名前がちょっと頭に入りにくかったけど、どんどん話に引き込まれました。 | ||||
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犯人を追い詰めるにはどうしたらいいのか、一緒に考えているような気持ちでした。 | ||||
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新しいイタリアンミステリー。イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、北欧などの犯罪小説とは違った味わいを感じる。 少し長いが、次はどうなるのだろうという興味で飽きさせない一気読み必至の小説。書評ー余り期待しないで読ん だら、意外と掘り出し物と言う評価ーを頼りに読んだが、当たりでした。 主人公2人の人物造形が素晴らしい。すとーりーの展開に併せて少しずつ明らかになる、2人の人となり。 女主人公を表現する、これぞイタリア男的だなと思わせる絶妙さには上手いとしか言いようがない。 | ||||
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まず、面白いのは間違いないと思います。上下巻買いましたが損したとは思いませんでした。 強いているとイタリア人の名前が複雑すぎて覚えられないこと。また最後のおちももう一捻り欲しいところでした。 | ||||
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海外ミステリーでも、英米を除いたものを最近よく読んでいます。特に北欧のミステリーはミレニアムから興味を持ちましたが面白いものが多く楽しんでいますが、この作品も話のテンポ、進行の技術、キャラクターの味付けもよかったと思う。(ダンテは少々過剰に思えたけど)、同著者の他の作品が出たらまず間違いなく読もうと考えると思う。 | ||||
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上下巻ともキンドルで読みました。話はよく練られていて面白かったです。ただ残念なのはイタリア人の名前が複雑な上に、登場人物が多く、とても覚えきれないこと。最後にパードレの正体が明かされたとき、「それって誰だっけ?」と前のページを読み返してしまったほど。あと外国人ならではの回りくどい言い回しもところどころイラつきました。でも本作が映画になったときのコロンバ(主人公)は是非見たいと思いました。 | ||||
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上巻の途中で、give up。おいらはこういうのわ好かん。まったく選択をあやまった。下巻も買って今年の大失敗だった。 | ||||
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「パードレはそこにいる」という意味不明の題名の上に、上下巻の裏表紙に書いてあるあらすじを読んでもあまり内容がぴんと来なくて、実は一度本書を買うのをためらった。が、たまにイタリアン・ミステリーもいいかと思い、購入して読んでみた。何と結果は「おおあたり」。めっぽう面白かった。 ローマで女性が惨殺され、その子どもが誘拐される。父親が容疑者として拘留されるも、別にいるのではと思われる真犯人を追って、二人の人物が動き出す。少年時代を誘拐監禁されて過ごした失踪人コンサルタントと、過去の事件により休職中の女性刑事。小さな手がかりを求めて二人が捜査を進めるうちに浮かび上がってくるのは、事件の発端からは想像もつかないような深い闇だった。中盤から後半にかけての息詰まる展開、少しずつ明らかになってくる二人の過去や事件の真相に何度も驚きながら最後まで一気に読み切った。 作者はテレビや映画の脚本家として本国で活躍しているとのことで、緻密なプロットや型破りな登場人物像はなるほど、シナリオで鍛えた文章力ゆえかと納得した。すごく面白いのに、この題名では、読者に手に取ってもらえないのではと危惧してしまう。原題を直訳すると「パードレ(父)を殺せ」という意味らしい。本書の中での「パード」レとは誘拐犯の呼び名である。原題通り「父を、殺せ」の方がまだしもインパクトがあったかも。 ジェフリー・ディーバーが絶賛というのも納得の作品なので、欧米ミステリー好きにはぜひ手に取ってもらいたい。終わり方からすると、この物語には続編がありそうで、このコンビが登場する次回作にも期待したい。 | ||||
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正直なところ余り期待していなかったのだが、上巻を一気読みした程のものすごく面白いイタリアン・ミステリーだった。 ある出来事をきっかけに休職に追い込まれた女性捜査官コロンバと、少年時代に誘拐犯に監禁され続けた過去を持つ失踪人捜索コンサルタントのダンテの二人が、ローマで起きた女性の惨殺と彼女の六歳の息子の失踪事件を追う。 早々にダンテの壮絶な過去は明らかになるのだが、コロンバが休職に追い込まれた理由はなかなか明かされない。その理由も気になるのだが、次々と驚きの展開を見せる女性の惨殺と六歳の男子の失踪事件からも全く目が離せない。 これは絶対にお勧めの海外ミステリーだ。 下巻も予測不能の怒涛の展開が続く。 ローマで起きた児童失踪事件に端を発し、コロンバとダンテは触れてはいけない事件の核心へと近付いていく。次第に事件の周辺で色濃くなる幼い頃のダンテを監禁した犯人パードレ(父親)の姿… イタリアのベストセラー・サスペンスというだけのことはある、ここ数年では5本の指に入る面白さ。良く練られたストーリーとダイナミックな展開。本当に面白い。 | ||||
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正直なところ余り期待していなかったのだが、上巻を一気読みした程のものすごく面白いイタリアン・ミステリーだった。 ある出来事をきっかけに休職に追い込まれた女性捜査官コロンバと、少年時代に誘拐犯に監禁され続けた過去を持つ失踪人捜索コンサルタントのダンテの二人が、ローマで起きた女性の惨殺と彼女の六歳の息子の失踪事件を追う。 早々にダンテの壮絶な過去は明らかになるのだが、コロンバが休職に追い込まれた理由はなかなか明かされない。その理由も気になるのだが、次々と驚きの展開を見せる女性の惨殺と六歳の男子の失踪事件からも全く目が離せない。 これは絶対にお勧めの海外ミステリーだ。 | ||||
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