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結晶世界
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結晶世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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この作品が書かれた60年代にはハンセン病の特効薬はまだなかったのでしょうか。人類の叡智が抗しきれない自然の脅威として結晶化作用がしだいに進行するのですが、その運命的絶対性の具体的なイメージとしてハンセン病患者とその医師である主人公の陰鬱な心情が二重に重なっています。ここに抵抗感というか疑問を感じます。 この疑問を捨象すれば全体的にみごとな作品だと思います。膠着した状況からダイナミックな銃撃戦へのコントラストも鮮やかで、神秘的な宇宙規模の変容に見舞われたさまざまな人間模様が活写されています。ただカタルシスは得られません。非常にペシミスティックな基調が強固に横たわっているからです。 | ||||
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翻訳の文体が古い、活字が読みにくい、でも内容はいいです ソラリスよりこれを映画化した方が面白かったのに CGでクリスタルワールドを是非見たいですね | ||||
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世界の崩壊ばかりを描く作家J・G・バラードの代表的長編。 単調な物語だし、結晶化の様子がいまいち分かりづらく読みづらい。 しかし、結晶化の理由は独創性の高いアイデアであり、アイデア好きなら読んでも損はしないだろう。 そもそも、60年代のSFの先駆者だったバラードは、その作風や創作意図が過剰に熱をこめて語られすぎていて、 本来の姿が伝わっていない気がする。 一つの作品ごとにちゃんとアイデアを導入する独創性の高いSF作家、 それが本来のJ・G・バラードである。 バラードの長編の代表作「結晶世界」であるが、短篇集「時の声」のがおすすめである。 基本的にバラードは短編作家だと思うが、長編も読みたいならこれを読むべきである。 | ||||
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