(短編集)

大きな熊が来る前に、おやすみ。

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評判

大きな熊が来る前に、おやすみ。の評価:

3.88/5点 レビュー 16件。 B ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 1〜20 1/2ページ
No.34
(5pt)

短編小説3篇

短編を書いてみたかったと島本理生さんのあとがきにあります。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.33
(5pt)

短編小説3篇

短編を書いてみたかったと島本理生さんのあとがきにあります。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.32
(3pt)

かたくて脆い、わたしの殻を破って。

焦がれていた明るい場所に出られても、ずっとそこで暮らしてきた人とは分かり合えず、また他の暗くて狭い穴蔵へと戻ってしまう。自分と同じような闇を抱えているひとといると安心した。こんな場所にいるのは自分だけじゃないと思えるから。外にあるたくさんの「普通」は、手に入らなければないものと同じだった。私たちにしか見えない、不安定ななかにあるささやかな幸福を食べて生きていく。

あなたが羨ましい。あなたに認められたい。それがどうやっても叶わないなら、あなたが消えて。

読後からずっと、胸につっかえた何かが取れない。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.31
(3pt)

かたくて脆い、わたしの殻を破って。

焦がれていた明るい場所に出られても、ずっとそこで暮らしてきた人とは分かり合えず、また他の暗くて狭い穴蔵へと戻ってしまう。自分と同じような闇を抱えているひとといると安心した。こんな場所にいるのは自分だけじゃないと思えるから。外にあるたくさんの「普通」は、手に入らなければないものと同じだった。私たちにしか見えない、不安定ななかにあるささやかな幸福を食べて生きていく。

あなたが羨ましい。あなたに認められたい。それがどうやっても叶わないなら、あなたが消えて。

読後からずっと、胸につっかえた何かが取れない。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.30
(5pt)

酒井駒子さんのイラストが素敵

装丁がとっても可愛い
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.29
(5pt)

酒井駒子さんのイラストが素敵

装丁がとっても可愛い
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.28
(3pt)

大きな熊が来る前に、おやすみ。

徹平と暮らし始めて、もうすぐ半年になる。だけど今が手放しで幸せ、という気分ではあまりなくて、むしろ転覆するかも知れない船に乗って、岸から離れようとしている、そんな気持ちがまとわりついていた―。新しい恋を始めた3人の女性を主人公に、人を好きになること、誰かと暮らすことの、危うさと幸福感を、みずみずしく描き上げる感動の小説集。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.27
(3pt)

大きな熊が来る前に、おやすみ。

徹平と暮らし始めて、もうすぐ半年になる。だけど今が手放しで幸せ、という気分ではあまりなくて、むしろ転覆するかも知れない船に乗って、岸から離れようとしている、そんな気持ちがまとわりついていた―。新しい恋を始めた3人の女性を主人公に、人を好きになること、誰かと暮らすことの、危うさと幸福感を、みずみずしく描き上げる感動の小説集。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.26
(4pt)

面白い!

きっかけは本当につまらないことだった。穏やかな暮らしを揺さぶった、彼の突然の暴力。それでも私は――。互いが抱える暗闇に惹かれあい、かすかな希望を求める二人を描く表題作。自分とは正反対の彼への憧れと、衝動的な憎しみを切り取る「クロコダイルの午睡」。戸惑いつつ始まった瑞々しい恋の物語、「猫と君のとなり」。恋愛によって知る孤独や不安、残酷さを繊細に掬い取る全三篇。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.25
(4pt)

面白い!

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.24
(3pt)

不器用女子の恋愛実情…

初めての島本理生。
3篇に出てくる女の子たちの気持ちがなんとなくわかるなぁ、うまいなぁ、とふんふんと頷きながら読みました。
『クロコダイルの午睡』の地味な霧島が、ズバッとものを言う都築と出会って、男性の求めるものが自分にはない…という葛藤が、わかるなぁと思いつつも、無理におしゃれをして出掛けるシーンでは、無理すんなー!って声掛けたくなるような(笑)こういう女の子、結構多い気がします。
最後の『猫と君のとなり』の荻原くんは好青年すぎますね。胸きゅんv(--*)
機会があれば他のも読んでみようかなぁと思います。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.23
(3pt)

不器用女子の恋愛実情…

初めての島本理生。
3篇に出てくる女の子たちの気持ちがなんとなくわかるなぁ、うまいなぁ、とふんふんと頷きながら読みました。
『クロコダイルの午睡』の地味な霧島が、ズバッとものを言う都築と出会って、男性の求めるものが自分にはない…という葛藤が、わかるなぁと思いつつも、無理におしゃれをして出掛けるシーンでは、無理すんなー!って声掛けたくなるような(笑)こういう女の子、結構多い気がします。
最後の『猫と君のとなり』の荻原くんは好青年すぎますね。胸きゅんv(--*)
機会があれば他のも読んでみようかなぁと思います。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.22
(5pt)

共通のモチーフの短編集。

「そういう荻原君はどうなの、すごい自然に我が家に居着いてるけど」
「僕は……てっきり始まりってこういうものなのかと思って」

表題作の『大きな熊が来る前に、おやすみ。』は、他の二編よりも好みではなかったため、印象が薄いです。
このお話のラストは、ハッピーエンドなのか、否か。

『クロコダイルの午睡』は、言動が無神経なため最初は苦手だったけど、だんだん惹かれていった男の子に、乙女心を粉々に砕かれてしまう女の子のお話。
そこで彼女がとった行動は…。
デートの直前にマニキュアをしたり、髪を巻いたり、似たようなことをしたことのある身としては、男のほうの自業自得だと思う。
悪気がないことほど有害なことはない。
男性読者は、これを読んでどんな感想を抱くんだろうか。

また三編中、『猫と君のとなり』が最後にくる順番で本当に良かったと思う。
これがあるから、後味が悪いだけじゃなく終わることが出来ます。
このお話に登場する荻原君は、『リトル・バイ・リトル』の周を思わせるような、素敵な年下の男の子。
平凡な恋愛かもしれないが、こういうハッピーエンドは読んでいてほっとする。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.21
(5pt)

共通のモチーフの短編集。

「そういう荻原君はどうなの、すごい自然に我が家に居着いてるけど」
「僕は……てっきり始まりってこういうものなのかと思って」

表題作の『大きな熊が来る前に、おやすみ。』は、他の二編よりも好みではなかったため、印象が薄いです。
このお話のラストは、ハッピーエンドなのか、否か。

『クロコダイルの午睡』は、言動が無神経なため最初は苦手だったけど、だんだん惹かれていった男の子に、乙女心を粉々に砕かれてしまう女の子のお話。
そこで彼女がとった行動は…。
デートの直前にマニキュアをしたり、髪を巻いたり、似たようなことをしたことのある身としては、男のほうの自業自得だと思う。
悪気がないことほど有害なことはない。
男性読者は、これを読んでどんな感想を抱くんだろうか。

また三編中、『猫と君のとなり』が最後にくる順番で本当に良かったと思う。
これがあるから、後味が悪いだけじゃなく終わることが出来ます。
このお話に登場する荻原君は、『リトル・バイ・リトル』の周を思わせるような、素敵な年下の男の子。
平凡な恋愛かもしれないが、こういうハッピーエンドは読んでいてほっとする。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.20
(5pt)

この、なまなましさ

島本理生の小説を読んでレビュー書くときって、いつも決まって興奮して、手放しでべた褒めしてしまっている気が…でもそれも仕方がないのだわ。この人の書くものはすごい、本当にすごい、と毎回唸ってしまうのだもの。

本書も、文庫化を待っていた一冊だった。どういった内容の本か、全く事前情報に触れずに、とにかくいきなり買って読んでみた。だって島本理生でしょう、ハズレがあるわけがないと確信していたので。

で、これまたやられてしまった…三編の短編(中編?)から成る一冊だったのだが、三編全てにぐっときてしまったのだ。それぞれ読み終えてから、胸が熱くなっていたり、ぎゅうっと締め付けられるような感覚を覚えていたり、涙ぐんでしまっていたり。

三編とも明るく軽い作品では(全く)ない。読んでいて重苦しさ、息苦しさを覚える作品ばかり。けれど、以前にもこの人の別の作品のレビューで書いた記憶があるのだが、「場面場面で主人公が感受したものを描き出す解像度がものすごく高い」のだ、手触りのなまなましさがとにかくすごい。読んでいてはっとしたり、ぐっと胸が詰まったりする場面に繰り返し遭遇し、その感覚を覚えるたびに「ああ、やられたなぁ」と思わずにはいられない。

いずれも秀作で甲乙つけがたいところなのだが、個人的には二編目「クロコダイルの午睡」に強く同調した。最後の場面のせつなさといったら。

しかし今日読んでいて、今更ながら、この人の本を全て文庫ではなく、ちゃんと単行本で揃えたくなってきたぞ…。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.19
(5pt)

この、なまなましさ

島本理生の小説を読んでレビュー書くときって、いつも決まって興奮して、手放しでべた褒めしてしまっている気が…でもそれも仕方がないのだわ。この人の書くものはすごい、本当にすごい、と毎回唸ってしまうのだもの。

本書も、文庫化を待っていた一冊だった。どういった内容の本か、全く事前情報に触れずに、とにかくいきなり買って読んでみた。だって島本理生でしょう、ハズレがあるわけがないと確信していたので。

で、これまたやられてしまった…三編の短編(中編?)から成る一冊だったのだが、三編全てにぐっときてしまったのだ。それぞれ読み終えてから、胸が熱くなっていたり、ぎゅうっと締め付けられるような感覚を覚えていたり、涙ぐんでしまっていたり。

三編とも明るく軽い作品では(全く)ない。読んでいて重苦しさ、息苦しさを覚える作品ばかり。けれど、以前にもこの人の別の作品のレビューで書いた記憶があるのだが、「場面場面で主人公が感受したものを描き出す解像度がものすごく高い」のだ、手触りのなまなましさがとにかくすごい。読んでいてはっとしたり、ぐっと胸が詰まったりする場面に繰り返し遭遇し、その感覚を覚えるたびに「ああ、やられたなぁ」と思わずにはいられない。

いずれも秀作で甲乙つけがたいところなのだが、個人的には二編目「クロコダイルの午睡」に強く同調した。最後の場面のせつなさといったら。

しかし今日読んでいて、今更ながら、この人の本を全て文庫ではなく、ちゃんと単行本で揃えたくなってきたぞ…。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.18
(5pt)

引き込まれました

気楽に読み始めましたが、一気に引き込まれました。
テーマは暴力と恋愛ですが、切ない恋の物語りになっているし、同時に現代社会の描写にもなっていて・・とてもリアルでした。
この作者の本では「ナラタージュ」を最初に読み、何度も読み返し余韻に浸るほどハマりましたが、その後期待して読んだ「クローバー」や「リトル・バイ・リトル」などの他作品で、軽すぎて少々がっかりした経験があります。
久々に何気なくこの人の本を読みましたが、またファンになりました。
進化してると思います。初期ではなく最近の他の作品を読んでいこうと思います。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.17
(5pt)

引き込まれました

気楽に読み始めましたが、一気に引き込まれました。
テーマは暴力と恋愛ですが、切ない恋の物語りになっているし、同時に現代社会の描写にもなっていて・・とてもリアルでした。
この作者の本では「ナラタージュ」を最初に読み、何度も読み返し余韻に浸るほどハマりましたが、その後期待して読んだ「クローバー」や「リトル・バイ・リトル」などの他作品で、軽すぎて少々がっかりした経験があります。
久々に何気なくこの人の本を読みましたが、またファンになりました。
進化してると思います。初期ではなく最近の他の作品を読んでいこうと思います。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810
No.16
(4pt)

成長のあとが…

「ナラタージュ」を1年以上前に読んで以来の、島本理生2冊目です。
「ナラタージュ」より、格段にいいと思いました。
著者のあとがきにもありましたが、「ある1つのテーマに沿った短編集を作ろう」という、はっきりと目的を持って
書き始められた、そこがいい方向に出ていると思いました。
「主題」ありき、だからぶれていない。
ただ、この3つの短編の中でも、一番「等身大」な感じがする、「猫と君のとなり」が、やはり一番作品として、まと
まっているのではないでしょうか。
「ナラタージュ」は、言葉や表現など、表面的なことにこだわるあまりに、一番大切な「これを伝えたい」という作品の
核となるものが、ぶれてしまっていたような気がします。
だから、読んでいる時は、「みずみずしい」という「感じ」はしても、後には何も残らない。
無理に設定で人を引き付けようとせずに、20数年(?)自分が生きてきた中で、手の届く範囲の物語を書いた時に、
この人の文章力がよく分かると思います。
「クロコダイルの午睡」も、部分部分惹き付けられる表現がありました。
やはり成長しているんですね。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。より
4103020318
No.15
(4pt)

成長のあとが…

「ナラタージュ」を1年以上前に読んで以来の、島本理生2冊目です。
「ナラタージュ」より、格段にいいと思いました。
著者のあとがきにもありましたが、「ある1つのテーマに沿った短編集を作ろう」という、はっきりと目的を持って
書き始められた、そこがいい方向に出ていると思いました。
「主題」ありき、だからぶれていない。
ただ、この3つの短編の中でも、一番「等身大」な感じがする、「猫と君のとなり」が、やはり一番作品として、まと
まっているのではないでしょうか。
「ナラタージュ」は、言葉や表現など、表面的なことにこだわるあまりに、一番大切な「これを伝えたい」という作品の
核となるものが、ぶれてしまっていたような気がします。
だから、読んでいる時は、「みずみずしい」という「感じ」はしても、後には何も残らない。
無理に設定で人を引き付けようとせずに、20数年(?)自分が生きてきた中で、手の届く範囲の物語を書いた時に、
この人の文章力がよく分かると思います。
「クロコダイルの午睡」も、部分部分惹き付けられる表現がありました。
やはり成長しているんですね。
大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 大きな熊が来る前に、おやすみ。 (新潮文庫)より
4101314810