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R.P.G.
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R.P.G.の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 21~40 2/6ページ
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個人読書履歴。一般文学通算361作品目の読書完。2011/04/20 | ||||
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この作者の作品を読むのははじめて。 他にたくさん有名な作品はあるものの、まずは手軽に読めそうな物ということで本作を手にとった。 感想は、推理小説としての意外性があまりない。 刑事も犯人もあまりに地味すぎて盛り上がりに欠ける、だ。 メールの文章を文中に入れることや、一風変わったネットの家族というエッセンスを入れてはいるものの それもさして目を引かない。 他のレビューを見ても、はじめての宮部作品としては失敗だったのだろう。 別の宮部作品を読んでみようと思う。 | ||||
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流石一流の作家だ。 メールの文章内容・文字の使い方や、人間の心理を捉える表現力、 人物に命を吹き込む表現力に驚く。 若者の文化を切り口に、見事に現代社会人の心理を描写していると思う。 またそれを、大衆にも理解できるように丁寧に描写・表現している。 こんなミステリーは一般人には到底書ける代物ではない。 展開が見え見えだっただけに個人的には残念だった。 古典と皮肉られた解説付きで、これらも全て作者の思惑通りだったというわけだが。 | ||||
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殺人の質がいまいち。犯人も意外性なし。動機も普通。模倣犯とクロスファイアの刑事の競演って売り文句だけど、そんなの関係ないしっ!っていうか、クロスファイアの石津っていう女性の刑事、今回は出演する意味ないっしょ。駄作でしょう。 | ||||
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有名作(模倣犯とか)から入ったので、ちょっと物足りないです。 だいたい予想通りの流れで、予想通りの結末。 現実味もあまり無く、なんか絵空事っぽい印象でした。 ただ結構読みやすいので、出張中の電車で読むには良い作品です。 | ||||
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もともと半分くらいの分量だったのを水増ししたことが明らかに分かる。そしてもちろん、地の文でなにしてはいけない。それなら戯曲にすべきである。筒井康隆の『ロートレック荘事件』を読んで勉強すべしである。しかも最初のほうで、自らネタを割っている。 | ||||
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私は、基本的には宮部みゆきのファンなのですが、これは、全く面白く有りません。 思うに、宮部氏の R.P.G 好きが高じてこのような作品が書かれたのかと思います。 ただ、R.P.Gへの思い入れが強すぎたのか、「読者がこれを面白いと思うか?」という視点が 抜け落ちているような気がします。この作品を読んで、私は「宮部氏のR.P.G関連 作品には近寄るまい。」と固く心に決めました。 他のレビューを見ても、最初の一冊としてこれを読んでがっかりされた方も結構いるようです。 宮部ファンとしては、それは大変残念なことと思います。私は「火車」が最も面白く読めました。 この作品にがっかりされた方にも、まだ宮部作品を読んだことが無い方にも「火車」を勧めたいと思います。 ただ、普通の意味のミステリーとは若干感じが違うので、コアなミステリーファンの方の期待に応えられるか どうかは分かりません。 他に、宮部氏の「超能力もの」は総じてそれほど面白いとは思いませんが、「蒲生邸事件」は 比較的印象深いものでした。「時代もの」は総じてどれも面白く読めました。 この作品のレビューという感じではなくなってしまいましたが、少しでも参考になりましたら幸いです。 | ||||
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推理小説を読まないので、犯人は誰かとか考えながら読む習慣がありません。 ただ、登場人物の心情を考えながら読むことは多いです。 そういう意味では、この作品はたまらない気持ちになりました。 「だから殺したんだ」って、どんな気持ちで言ったんだろうか。 どんな気持ちで聞いたんだろうかと、思いを馳せずにはいられません。 何度も読み返してしまいます。 | ||||
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だまされて喜ぶ僕たちは、マゾだ。 その一言に尽きます。 | ||||
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本書は2001年の夏に文庫書き下ろしで刊行された。文庫書き下ろしという形式が、彼女としてはめずらしい試みだったと記憶している。長編ではあるがほんとに短い作品で、数時間で読めてしまう軽い分量なのに内容の濃さはなかなかのものだった。 清水義範が解説でも言及しているが、本書は一幕の舞台劇である。その試みは、作者の意図する以上の効果をもたらしている。 密室(厳密にいうと一部屋ではないが)で繰り広げられる真相への道程は、サスペンスを盛り上げページを繰る手をはやめる。 ネット上での擬似家族という今日的なソースを扱いながら、真相にいたってやはり作者がいつも問いかける人間としての感情の揺らぎが出てくるあたり、うまいなぁと思ってしまう。 犯人が誰か?という謎は物語半ばでわかってしまう。これは誰が読んでも一目瞭然だろう。だが、最後に映画「スティング」ばりの大仕掛けが明かされる。これには完全に、してやられた。まったくもって、完璧にノックアウトされてしまった。タイトルの意味がここでいきてくる。ああ、なるほど。このタイトルはこういう意味でもあったのか、てな感じだ。「あとがき」で、作者が書いている『ミステリーとしては大変基本的なルール違反』というのは、あまり気にならなかった。そんなに気にしなくてもいいんじゃないの?まっ、それはともかくさすが宮部みゆきと唸ってしまった。もっとも、この作品以降そういう現代ミステリはあまり書かれなくなってしまったのだが。あっ、そうそう。本書には「クロスファイヤ」と「模倣犯」のあの人たちが登場する。これも、あの二作を読んでいる人にとってはうれしい試みである。 | ||||
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違う視点からの感想を書きますと、 RPG(ロールプレイングゲーム)を作者はプレイした事があるのか?? まず、RPGが大好きな人が、タイトルに惹かれて読むと、間違いなく「うは!ちょwwwまてやwww」ってなります。そしてRPGの価値観を取り違えてる作品です!確かに直訳すると、(役割を演じるゲーム)なのですが、RPGの面白味は、役割を演じる部分では無いのです。 これは基本的には、恋愛アドベンチャーゲーム(ヤリコミなし、ライトユーザー用)って感じです。もしもこんなRPGがあるとしても、クソゲーといわれマッタク売れないRPGであることは、間違いないでしょう! 基本的に、活字=文学的 ゲーム=子供、低級 という、価値観を持っている作者の書いた、RPGを冒涜的作品です! 数字的にも、代表的RPG ドラゴンクエスト8(300万枚以上販売、定価9000円)という 利益、販売数、ゲーム平均プレイ時間80時間を、書物にするのは不可能なわけです。 基本的に、早く読めば半日で、始めから終わりまで読めてしまう作品に、RPGという名前を つけて欲しくないと、ゲーム大好きな僕は思います。RPGをなめるな | ||||
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どう「読むか」で、評価が大きく二分される作品だと思います。 いわゆる「推理小説」としてみたら、 先読みがあまりに簡単すぎる点で★1つか2つ。 逆に単純な読み物としてみたら、展開が淡々として起伏にとぼしいものの、 あの分量で無駄なく綺麗にまとまっているので★3つか4つといったところです。 余談ですが『クロスファイア』『模倣犯』を 読んでいると、少しニヤリとできるかもしれません。 | ||||
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R.P.G.タイトルが面白いですね。 タイトルどおりゲームみたいな作品です。 ただ、ゲームのからくりは、途中で判ってしまう人が多いかも知れませんが。 あと、過去の作品の登場人物を出すと言うのは、出版社の販促戦略か、 それとも作者の手抜きでしょうか。 別にこの人たちでなくても良い様な気がします。 | ||||
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最後の最後まで読んで、タイトルに納得・・・の一冊。 宮部みゆきらしい巧妙さで描かれたストーリーではあるものの、内容は物足りなく感じる。 感情移入できる魅力的な登場人物が居ないからなのかもしれない。 他の方のレビューでもあるが、犯人を推量して読むとあまり面白くないかもしれない。 単純にストーリーを目で追うことだけをオススメする。 | ||||
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犯人を推理して読むと、案外早く真相に気付いてしまうかもしれません。そして、「犯人を当てること」=推理小説だという人には、かなり物足りないでしょう。しかし、それ以外のところでこれはやられた、と思います。掟破りという人もあるかもしれませんが、それぐらいならクリスティもやっているので問題ないと思います。 タイトルの「R.P.G.」について、清水氏の解説が、やや的外れに思えました。 | ||||
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なんとなく、犯人わかっちゃいましたが……でも、飽きずに読めました。 始めから最後までほぼすべて取調室の中、というのも逆におもしろかった。 余計な装飾がなく、すっきりと謎解きに専念できました。 犯人の意外性はそうでもないし、特にここがすごいっ! というわけでもなかったんですが、引き込まれた。 おもしろかったです。 | ||||
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宮部みゆきの作品は大好きなんですが、RPGは感動もなく読み終わってしまいました。 強いて良い点を上げるとすれば、題名にRPGとつけたところかなぁという位です。 他の作品がかなり凝っていて読者を引き込ませるパワーがあるのに対し、この作品はずいぶん大人しい推理小説だなぁと思いました。 宮部みゆきじゃなくても書けそうな作品という印象です。 | ||||
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この話は取調室とその隣室との間で進んでゆく。まるで一幕劇のようだ。実際、一幕劇として脚本にしても十分通用すると思う。読後に「やられた!!!」と叫び、もう一度本編を読み返したのは、私だけではあるまい。私としてもこんなことは、我孫子武丸氏の「死にいたる病」以来無かったことだ。 ちなみに、この作品には、「クロスファイア」の石津ちか子刑事と、「模倣犯」の武上刑事が出ている。そういう点ではこの2作品も併せて読めば、なお楽しめる作品である。 | ||||
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正直宮部さんは風呂敷広げるのは上手いけど、畳むのは下手な人だと思っていました。 読み始めは面白くてどんどん読み進んでいっても、終わりに腰砕けになるというか・・・・・ 今回の作品は今まで読んだ宮部さんの作品の中では最高に面白かったです。 ミステリーの常道というか掟破りにガッカリした方もいるようですが、私はそれ程こだわらないので単純に面白くてよかったです。 タイトルの「R.P.G.」がネット上の「擬似家族」だけではなく、もう一つ意味があった事にラストで気付かされます。 ただそれに関してもいきなり提示されるのではなく、途中にはそれなりのヒントがあったりして推理する楽しみも提供されていました。 もう一度読み返してもいい位の作品です。 | ||||
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意外なのは犯人が誰だったか、ではない。誰が演技者だったか。そういう点で、この本はうまく読者の視点をずらしてきた。 大きな盛り上がり、えぐみはないかもしれない。でもこの本はおもしろい。そして興味深い。 | ||||
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