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女神のタクト
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女神のタクトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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登場人物の個性が豊かで、惹き付けられながら、サクサクと読めます。ラストシーンに、いろんな登場人物の過去がつながり、感動しました。物語の中で演奏されるクラシック曲も、後から聴くと、また感動が倍増します。エルガーの曲はスコアまで購入して何度も感動を再現してます。 | ||||
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サクサク読めて、楽しい音楽小説です。楽しいけど泣けるし、それなりに感動します。 こんなオケなんてありえないなあと思うし、こんな女神がいるわけないと思いながら、いたらいいなあと思います。 音楽小説というと『蜜蜂と遠雷』という妄想小説がありますが、あんなにつまらん小説よりもずっとおもしろい小説です。 文庫本にもなっていますが、装丁は圧倒的に単行本のほうが素敵です。 | ||||
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ラノベ調でありながら、それなりの感動がある。何よりも読みやすい。実力派の作者だけに払ったお金の分だけは楽しませてくれる。 | ||||
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音楽の知識がなくても楽しめました。元気になる小説です。主人公をはじめ出てくる人物のクセがつよい!! | ||||
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塩田武士の小説を読むのは「盤上のアルファ」「盤上に散る」に続いて本書が三作目。 相変わらずテンポがよくて、会話もコミカルで読みやすくて面白かった。 主人公が全く見ず知らずの人に受け入れられて、オーケストラを再建するって話は、ちょっとご都合主義かなとは思った。 身元もよくわからない住所不定で無職の女を簡単に雇い入れる組織などまずない。 しかし、美人だが気の強い主人公の明菜と周囲の人々との会話ややり取りが面白いので、些細な事は「まあフィクションだしありだな」と思えてきた。 あと一つ注文をつけるとすれば、登場人物の一覧があれば親切だったかなと思う。 登場人物が多いので「あれ?この人って何やってる人だっけ?」と前のページに戻って確認する事が何回かあった。 登場人物一覧があればより読みやすくなってたと思う。 音楽に対する知識がほとんどない私だが、知らない世界を知るのは楽しかった。 オーケストラの裏方ではどんな事が行われてるかが知れて、オーケストラへの興味が湧いてきた。 今度、機会があればラフマニノフを是非聴いてみたいと思った。 クラシック好きの人は必読だが、音楽ファンじゃなくても気軽に楽しめる良作。 | ||||
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大変スピード感もあり、楽しい作品でした。作者の豊かなクラッシックの知識が溢れ、クラッシックに興味のない人間にも啓発的でした。 ただ最後の10ページが惜しいと思います。もっと啓示的であればと思います。 | ||||
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音楽の力が全てを昇華する(?)。ハチャメチャな登場人物が、大暴れしてどうなることかと思いましたが、その面々が如何にして一堂に会したのかも必然性があり、ラストへの疾走の際には「お願い!最後まで読ませて!」と願いました。重厚な作品ではありませんが、ヒロイン、マエストロの格好良さには魅せられました。音楽表現も素敵で、私にとって快作になりました。さあ恩田陸のはどうするか??? | ||||
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泣けましたが、最後はなんだかスッキリしました。 中でも、エニグマ変奏曲のニムロッドを知っていると、なおさら泣けます(^^ 登場人物も楽しく、ぜひともドラマ化した欲しい作品ですね! この本から塩田さんの作品にハマりました(^^; | ||||
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思っていた以上の良い状態で届いたので、価格、品質ともに満足しています。 | ||||
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とにかくヒロインが格好いいなあ!と思いました。 ストーリー関して言えばご都合主義な展開なのですが、 なんといってもキャラや会話のテンポがよく、ホロリとしてしまう場面もあって、 気にならずに楽しく読めました。 ラストの録音メッセージは胸に迫りました。 前向きになれる、素敵なオーケストラ小説だと思います☆ | ||||
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会話はほとんど関西弁。気に入らないと暴力に訴える女と、とらえどころのない飄々とした老人。内股で歩く引きこもり指揮者に小柄でパンチパーマという変な男が事務局長・・・とどめは・・・楽団名がオルケストラ神戸なんて・・・タンゴ楽団か??? 登場人物その他・・・全てが実に胡散臭いんです。(笑) 実際読んでみると話の展開もかなり乱暴。悪口雑言と暴力を伴ったドタバタ喜劇風の小説と言い切ってもOKという雰囲気です。 ところが、「笑いがいつか感動になる」という宣伝文句のように、後半では徐々に真面目な側面が見えてきて・・・過去の憂いを断ち切って笑顔を取り戻すというような・・・結構感動的な結末になってますよ。 そもそも、表紙の裏には見開きで楽譜が載っています。これは何だ?と思って良く見ると・・・どうやらピアノ協奏曲の楽譜???なるほど・・・意外と本格的な面もあると分ります。そして、読み進むと楽譜の曲・・・ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が出てきます・・・。 ドタバタ喜劇の形はとっていても、楽曲は真面目に取りあげているんですね。エルガーやベートーヴェン、ラフマニノフに石川さゆり・・・とか。(笑)どれもそれなりに意味があり、登場人物も同様に音楽的な面での役割をしっかりと果たす展開になっています。 クラシック音楽でプロを目指しながら様々な理由で挫折し、人知れず苦しんでいた主人公たちが、ようやく実現したコンサートの中で、音楽の持つ奇蹟の瞬間を体験することで甦る・・・結末ではそんな情景が丁寧に描かれていて最後まで読ませます。 また、実社会のクラシックを取り巻く環境、例えば地方のオケはジリ貧で、音楽学校を出た若者の大部分は畑違いの職業に就くしかないというような現実も書かれており、クラシック好きの人間、楽器を手放した人間の屈折した思いを受け止めた上で、逆に野放図な展開で笑いのめそうという感触もありますね。 思い切り笑い、最後はちょっとシンミリしながらも前を向いて歩き出すんだ・・・そんなお話・・・。 かなりガサツな表現や小細工が多いとも感じますが、クラシックも落語も演歌もOKという間口の広い方だったら文句なく楽しめるお話になっています。 変だけど・・・愛すべき音楽家群像ですね。 | ||||
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友人がオケでやっていましたが、音大からオーケストラに 入れてもその後も全国行脚のような日程とか聞くと大変な 世界だなと思っていました。 この作品では、あるオケに天才的な指揮者が入って演奏会を 開くという物語です。 初めて指揮者と楽団員が出会うとき、お互いに相手の力量を はかり探っていき、信頼ができないとき ふたつはどうなる のか。。。 表紙の女神は、長年勤めた会社を辞めて放浪していた女性。 彼女は海辺で老人に出会います。たわいもない会話から話は進みます。 そんな序章から軽快な会話は読者を笑わせてくれつつ世界に 引き込んでくれます。最後に進むにつれて 最初乱れていた オーケストラの音も物語の展開も 高みを目指していきます。 演奏会もままならないオーケストラ、そこに新しく加わる 指揮者、そして女性は 女神になれるのか。。。 最後にそっと本を閉じたときに、ほんわりした気持ちになれます。 | ||||
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最初は話の展開が都合良すぎるなぁ?という気もしていたのですがテンポよく話が進み、ラスト近くでは、ホロリときました。爽やかな音楽小説です。 | ||||
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