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花塵



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【この小説が収録されている参考書籍】
花塵
花塵 (講談社文庫)

花塵の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ある時は女、ある時は妻、ある時は母…

ある画家を描いた未発表小説『花塵』から、夭折した天才画家の母、としか知られていなかった女の半生を小説として書く主人公を描いた“小説”です。
ミステリー作家らしく最後にはささやかなどんでん返しがあるのですが、それだけのために300ページもの悪女伝を読むのは、少々ツライかも。
もちろんそれは、ミステリとしては前フリが長すぎるという意味で、小説としてはいい感じだと思います(悪女ものが好きであれば)。
笙子そのものが謎なわけですが、ミステリーとして見れば、男性遍歴を繰り返した理由や実の子(かどうかは謎なのですが)との関係こそが解かれるべき謎になっているし、驚けるのですが。
やっぱり私にはそこまで行くまでがしんどかったです。このタイプの小説が好きなら、楽しめると思いますが。
花塵Amazon書評・レビュー:花塵より
4062071770

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