花堕ちる



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初公開日(参考)1987年03月
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長編小説

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花堕ちる〈上〉 (角川文庫)

1990年08月31日 花堕ちる〈上〉 (角川文庫)

“花の落ちる地へ参ります”という書き置きを残し、作曲家・高津文彦の妻・紫津子が家を出てから三日目の朝、高津のもとに空箱のように軽い、奇妙な小包が届いた。中からあふれだした無数の桜の花片は、風に舞い花吹雪となって高津を驚かせたが、花片とともに白い砂状の物が入った封筒があり、添付の便箋には妻の筆蹟で、それは自分と愛人の“小指の灰”であると記されていた―。桜吹雪舞う幽境の地に燃えあがる魔性の炎、傑作長編恋愛ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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花堕ちるの総合評価:9.33/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

阿修羅に似た男

絶版みたいですが、非常にもったいない。
今、ブームの阿修羅像と、その阿修羅に似た顔をもつ男が登場する物語。
「興福寺にいけばあなたに会える‥‥」なんていうような台詞もあります。
耽美で幻想的で、エロティックで、かつスリリング。
登場人物も魅力的。
文章は、ひたすらに美文。
阿修羅好きの女性はハマれるかも。
連城さんは、女性を描くとき、男の妄想じゃなく、的確に女の視点で捉えているところがすごいと感じます。
この小説の世界と、浜崎あゆみの「fated」の歌詞がなんだか重なってしまいます。
花堕ちる〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:花堕ちる〈上〉 (角川文庫)より
4041784018
No.2:
(5pt)

男と女の物語としても、ミステリーとしても、満腹

失踪した妻を追い、妻が残した手がかりを拾いながら旅を続ける高津。
妻と一緒に行動しているのは15年前に死んだ筈の藤田なのか?
高津と行動を共にしている女と、男との関係は?
妻が犯している罪とは?
そして妻の行動に隠された動機とは…?さまざまな謎を散りばめ、めくるめく文章と共に描きだされる男と女の物語。これぞ文学、これぞミステリーと言いたくなる満足感。
トリックが凄いとかプロット配置が巧みだとか言う以前に、小説として読み応えがあります。いちおうミステリとして分析すれば、本作の中盤に1つ、そしてもちろん終盤にも大きなどんでん返しがあります。しかしそれよりも、物語の綾ともいうべき高津の推理遍歴(どんでん返し)そのものがドラマとして組み込まれている点にこそ留意すべきでしょう。
花堕ちる〈下〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:花堕ちる〈下〉 (角川文庫)より
4041784026
No.1:
(4pt)

ミステリーにあふれた夫と妻の関係

結婚式初夜から3カ月夫の元から逃げ出し、さらに15年後、「探さないで」という書き置きを残して出ていった妻の真実を追い求める夫の話です。連城作品の上下巻でこういうタイトルだから、てっきり恋愛文学かと思っていたのですが、これがサスペンスかミステリーと言っても充分な内容です。さすがに通常の連城ミステリーのようなどんでん返しの連続、はありませんが、小さな妻の手がかりや、夫の記憶を細切れに出すことによって、転調をはかっている辺りはさすがです。「恋愛ミステリー」と言われるだけあって、ある男女が抱き・抱かれるシーンに30ページ使うなど、思い切った構成になっています。ベッドシーンといっても、(ベッドシーン絡みでの)時間の前後もあり、単なる性交技術と感情の反応だけではなく、“小説”しながらこれだけ紙幅を裂くのは並大抵ではないでしょう。
花堕ちる〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:花堕ちる〈上〉 (角川文庫)より
4041784018



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