(短編集)

一夜の櫛



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一夜の櫛 (新潮文庫)
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初公開日(参考)1988年02月
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短編集

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一夜の櫛 (新潮文庫)

1988年02月01日 一夜の櫛 (新潮文庫)

髪の艶と柔らかさが自慢の津加子。6歳年上の夫は4度目の浮気が進行中だ。彼女は同窓会で再会した辻沢と、月に2、3度は逢いながら、体の関係もなく、ただ別れぎわ、辻沢が彼女の髪に触れるだけという関係を続けてきた。辻沢と旅にでた鄙びた温泉宿で夜中に二つに割れた櫛。この櫛に津加子は2人の関係の終わりを痛いほど感じとっていた…。14編収録のオリジナル短編集。(「BOOK」データベースより)




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一夜の櫛の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(4pt)

普通の人々の、微妙な感情の機微や揺らぎを描いた作品群。

普通の人々の、微妙な感情の機微や揺らぎを描いた作品群。
「一夜の櫛」で、主人公の女性がずっと愛用していた櫛が、突然夜中に割れてしまった事で、
時の経過や季節の移ろいを感じ取り、その同じ宿の別々の部屋に泊まっていた、思いを寄せる男性との関係の終わりを感じる場面など、男女の恋が終わりになる時って、意外とこんなふとした拍子で、
不意にやって来るものなのかもという気がしました。
「プラットホーム」、新たに始めるための告白ではなく、きちんと終わりにするための告白という所が、何か大人の男女の心理という感じがしました。「葉陰」は、他の作品より、少しミステリー的な
要素があるような。「針の音」と「交差点」は、母と娘がテーマ。
特に、だらしない夫に悩まされた母と結局は同じような男性を選んでいる事に気付き愕然とする娘の姿が印象的な「交差点」。「昔話」は、唯一同性愛の要素があり異色。
「通過駅」、ふとしたすれ違いから結ばれる事なく終わった男女。二年後に二人は再会し、
男の方は今度こそと思い始めるが。別れにおいては大抵男性の方が未練がましく、女性の方が
一度別れを決意するときっぱりという感じ?でも、夫の浮気に怒って、その腹いせに中絶して
しまう女性の話には、少し疑問を感じました。いくら夫の浮気に怒ったからといって、
ここまで潔癖かつ思いきった事をする女性って、現実にはあまりいないような。
一夜の櫛 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:一夜の櫛 (新潮文庫)より
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