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誰か Somebody
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【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 1~20 1/3ページ
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宮部みゆきの作品は映画やドラマなどで楽しませてもらっている。 結末を知らない話が読みたかったのでこれを選んだが、ちょっと後悔。 人物像、昭和レトロの建物など、まるで映像で見てるかのように丁寧に描写してあり、結末が読めないところは自分好みでワクワクしながら読み進んだが、、、 犯人捜しが主題ではないというのはわかる、姉妹の関係性も納得、しかし、特に丁寧に描かれた主人公の人物像の必然性がわからなかった。 主人公の微妙な立ち位置と憂鬱が、しばしの探偵業務とその帰結によってどう変わったのか、もしくは変わらなかったとしたらどう納得したのか、蒔くだけ蒔いた伏線(主人公があの環境ではならない必然性)が何も回収されていないと感じた。 つまり、主人公はたとえば家政婦だったとしても成立したと思えた(彼に白羽の矢が立った出版社勤めという設定さえも何とかなる)のが残念である。 | ||||
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商品は良かったです。 ただ、配送の方が悪いのか、折り曲がった状態でした。 ポスト投函はいいのですが、無理やりねじ込んだんでしょうか。 | ||||
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普通の小説にミステリーの要素を加えて書こうとしたのかも知れませんが、どちらも中途半端。著者は犯罪者を書いた方が、断然巧い筈なのに。この小説辺りから筆者の書くものはつまらないさの度合を増していく。 | ||||
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これはミステリー?初期の作品は全部購入してファンでしたが妖怪を出す頃からつまらなくて買っていません。 これも流れが無くてつまらなかった。自分には。 | ||||
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名もなき毒を先に読んでしまい、その前の話があるということでこちらを読ませていだきました。 あんまりおもしろくなかったのか、なかなか読めませんでした。でも最後の最後で予想外の展開になってびっくり&大興奮!何だあの女は!ありえない!と怒りで興奮してしまいました。あんな妹夜の中にはきっといるんだろうなと思ったら本当に怖いわー。男も男だけど。最初はただの犯人探しだと思ってたけど、意外な結末がおもしろかったですᵎᵎᵎ(๑'ㅂ`๑)♡*.+゜ | ||||
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問題ありません。期待外れではないです。問題ありません。期待外れではないです。また、ほしい本が見つかれば注文する。 | ||||
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宮部みゆきでTVドラマにもなっていたので、期待して読み始めましたが、なんかダラダラして終わってしまったという感じです。時の流れに従って事件が紐解かれるという感じです。でも描写は上手なので、それなりに楽しめました。最初に期待しすぎたのかな? 次の作品の「名も無き毒」が面白いといいんだけど・・・ | ||||
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孤宿の人、理由、火車を読んでこれを読んだ。作者はマンション好き?。 運転手の事故死は話の幹ではあるけどメインロードではない。 犯罪・事故に手を染めた人よりも、品性下劣な人間の方が周りの人間に終わりのない苦しみを与える。 逃げた自転車中学生の方が更正の余地を感じる後味の悪さ。 姉妹相克は片が付く日が来るのだろうか……。そういえば、火車の依頼者もアレでしたな。 シリーズになっているのを今知ったので読んでみようと思う。 文章は相変わらずすらすら読める。 | ||||
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自転車によるひき逃げという社会問題を扱ったミステリー。 とはいっても「火車」のようなスピード感、「理由」のような深刻さはない。「模倣犯」のような社会を震撼させる凶悪犯罪でもない。平和な日常の片隅で起きた事件の真相解明にそってストーリーが展開する。 探偵よろしく活躍する杉村三郎の「順路を逆にたどり時をさかのぼるのは、博物館を見学するときだけのお楽しみにしたらいい」という比喩表現が印象的だった。ただ、謎解きのすべてが、杉村の洞察力に委ねられているのは、物語として無理があるような気がしないでもない。 宮部さんの小説らしく、過去に引きずられるのではなく、今を前向きに生きようというメッセージが込められている。 | ||||
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ミステリー小説という範疇にはいるのだろうが、ハラハラドキドキするようなストーリー展開もなく、むしろ全体的に重苦しい暗いような雰囲気があり、読後感も良いとは言えない。想像もしなかったラストには嫌気がさすような思いがした。 本も分厚いのだがなぜか読み出したら途中で止められなくなる、どんな毒が仕込まれているのかを見極めたくなるように読者は誘導されているのだろうか。 最初から終盤まで、遅々として問題解決につながらないのだが、ラスト近くで主人公の勘が冴えわたり一気に解決というのは、やや不自然な感じがする。 冒頭から「針金で不用意な誰か」というタイトルを連想させる記述が出てくる。自転車で暴走する誰かが義父の専属運転手をはねて死亡させた。その娘2人が生前の父の人生を本にしたいという希望があり、義父の会社のグループ広報室に勤める杉村三郎が担当することになった。実直そうな運転手にもその家族にも、いろいろと複雑な過去がありそして現在があるということだ。そして幸せそうに見える逆玉の輿の主人公にも、人知れぬ過去がありそうだとほのめかしている。「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと思ってることを言う口を持ってるんだ。」三郎の母の毒のある言葉だ。 | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品は軽快かつ滑らかな筆致で読みやすく、豊かな表現が魅力なのですが、今作もその例に漏れず素晴らしく、無理のない展開から感情の機微、人物の自然なキャラ立ちと基本的な部分でのポテンシャルは非常に高いです。 しかし今作は本筋であるストーリーが微妙。大仰に店ていた割に謎の解決やオチがあっけないうえ、本筋とは強く絡まない部分の描写も多く、起伏のゆるさもあって、全体的に冗長さが目立つのです。450近いページを使っているわりに、物語としてはあまりにも他愛ない(あくまでも比較して見た場合ですが)ので、面白さよりも肩透かしのほうが勝ってしまう。 濃いストーリーを所望する人はオススメしません。宮部作品でほかに読むものが無くなって、どうしても宮部作品を読みたい! という方でもない限りは、ほかの宮部作品を読んだほうがいいでしょう。 | ||||
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他の宮部みゆき作品にも書いていますが、 今、近所の古本屋さんで宮部みゆき高価買取中だそうで、 手持ちの宮部みゆきを再読しては売ってます。 これは1回目を読んだのが割と最近だったので、なんとなく内容も覚えていました。 他の全ての作品に言えると思うのですが、 ちょっとずつ結末が見えていくスタイル、 途中はワクワクと楽しみに読み進めるのに、 ラストがなあんだ、これだけ?という結末、 そして、読後には何も自分の中に糧としては残らない(娯楽としては当然?)ところが、 個人的には結局好みではないのだと思います。 どの作品も、ラスト間際まで、特に前半はとても楽しくどんどん読めるのに、 いつも肩すかしというか、ただ話が終わっただけという結末が詰まらない。 だから、毎回、全く記憶に残っていなくて。 見ているときは楽しくても、1年もすると全く覚えていないアクション映画のようです。 これを、だから気楽で簡単で面白いんじゃんとも言えるし、 なんだかなあ、と思うこともできると思います。私は後者。 電車や飛行機に乗る前に、オール読み切りの漫画を買う感覚で買うならおススメです。 雑誌と違って一応古本屋さんに売れますし。 今回は、買取は130円でした。 | ||||
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この先、姉妹がどうなってしまうのかばかりが気になるラスト。 何でこんな結末にしちゃったんだょぉぉ!と悲しくなった。 杉村氏もおせっかいというかそれは暴かなくていいじゃないかとも思った。 読んだ後に悶々としてしまう。 でも全部読まされてしまう…。 一定の面白さはある作品。 | ||||
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他の方のレビューにもあるように、 軽快な展開に引き込まれる一方、 エンディングに違和感を感じてしまう方は多いかもしれない。 世の中そんなこともザラにあるかもしれないが、 個人的にはもう少し明るい光を感じて読み終えたかった。 | ||||
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ストーリー自体の面白みは、そんなにありません。他の代表作に寄せるような期待を持って読むとがっかりするかもしれません。 しかし。そうは言っても、宮部みゆき。 人間に関する洞察と温かみのある描写がやっぱり上手く、読ませます。満足させてきます。 ここで登場する主人公の物事の捉え方には、地味ですが、かなり学ぶところがあります。彼の表現する家族への思いは、底知れず温かく、読んでいてほっとするものがあり、加えて、世間から「落ち度は君にもあっただろ」と非難されてしまうような人にも、その弱さを汲んで地に足のついた優しさを投げかけています。 見かけは地味で頼りなさそうなのに、優しさには芯があり強さがある。そんな男の視点を通して、・・・なぜそんな事になったのか・・・本来どうあるべきだったのか・・・そういうミステリーの道のりをゆっくりと辿ることができます。 彼の考え方は、ただただ悲しいだけの場面でも、物事を悲惨さから救い上げて、妙な温かさを加えています。 そこに、じーーーんとやられて、満足感がもたらされる。そんな本です。 | ||||
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大好きな宮部みゆきの新作…ということで楽しみにしていた作品です。 冒頭から繰り広げられる、宮部みゆきらしい丁寧な風景描写&人物描写。「さすがだな〜」と感心しつつ読んでいたのですが、“あれ?なかなか物語が進まない…”と途中から気付きました。本の5分の3くらいまで来てから、ようやくいろんな事がどっと進んでいく感じですかね。ただそこに至るまでの過程も決してつまらないわけではなく、通勤途中など片時も話さず読みふけってしまうくらい引きこまれました。 「龍は眠る」や「模倣犯」などのイメージを持っておられるとちょっと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、それこそが今回の物語の「ツボ」なのかもしれません。私達の隣にもいそうなごく平凡な人物を描いた作品なのですが、その“平凡”さがある日を境に暗闇へ―というテイストはありそうで今までなかったような気がします。 ただ…個人的にはラストが後味が悪すぎて苦手かな。決してハッピーエンドだけが好きなわけではないのですが、自分が苦手な分野(ドロドロ系、罵り合い系)が出てきたので、読み終わった後は爽快感がなくちょっと残念でした。 | ||||
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一言で集約できてしまう。 宮部みゆきさんの割にはオチが弱い。 | ||||
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過去に傷を持つ人。 傷を持つがゆえに自分ひとりでは自分の姿を描けない。 誰かに話したかった。真実を。 | ||||
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宮部みゆきさんは天才だと思う。 火車といい、模倣犯といい、尊敬している。 でも、うーん、その文才が悪い方に底意地悪く展開すると。こんなにも後味が悪いものになるんだね・・ よくある話、なのかもしれない。 ここまで引っ張って展開できる文章力はさすが。 しかし・・はぁ・・なんとも気分悪い。 幸せであることを後悔させる気分にさせられる、濁った悪意。 ひきずるなー。 | ||||
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