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霧越邸殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
霧越邸殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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一度読みたいと思っていたのですが、まずまずでした。 少しトリックには疑問がありましたが・・・ | ||||
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綾辻行人の本は暇な時間をつくって読んでいます。 綾辻行人のシリーズはほとんど読んでいます。 | ||||
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霧越邸というまるでまぼろしのような魅力のある屋敷内での殺人事件。 綾辻作品の中でも最も好きな作品です。 | ||||
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筆者の館シリーズの中では異色といってもいい作品だが、 「挑戦状」の下りなども、興奮して読める。 推理小説の王道といってもいい、佳作。 | ||||
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著者の作品は十角館の殺人、アナザーを読んだが、この作品はミステリーとオカルトを足したような印象だった。ただし、オカルト要素が本筋の解決にはほとんど絡んでこなかったので、正直あまり必要なかったのではないかと思う。また推理小説としてもあまり新鮮な驚きは感じなかったので三つ星で | ||||
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一 深月の美しさが伝わってこない事。 ヒロインともいうべき登場人物である深月という女性は、作中で幾度もその美しさが強調されます。 加えてその美しさが事件の重要なキーにもなるのです。謂わば、深月の美しさはこの小説の一つの基礎、柱といえる。 ただその美しさが読んでいてまったく伝わって来ないんですよね。美しいということは主人公たちによって語られるのですが ではそれがどのように美しいのか、それがまったく感じてこない。 所謂、グルメ番組で「おいしい」と連呼するレポーターの如く、「おいしい」というのはわかりましたから、では具体的に「どのようにおいしいの」 というのを教えて欲しいのですが、その具体性がまるでない。だから「おいしい」のはわかりますが、その旨味が舌の上で一切再現もされず、涎も出て来ないのです。 そうしたことから、、クライマックスにおける犯人の主張にも、共鳴も、関心も、納得もできませんでした。 二 見立て殺人による面白さが感じられなかった。 折角、見立て殺人という展開が起きているというのにその魅力が読んでいてまるでなかった。 それは私と本の中の登場人物たちのあいだの呼吸のズレを感じたからだと思う。 要するに、見立て殺人が起き、私としては「うわ見立てだ、この先どんどん人が死んでいくんだろうな、怖いだろうな、戦々恐々だろうな、次に誰が殺されるのか登場人物たちは怯えて、お互いを警戒するだろうな」と読んでいて思うのだ。 が、登場人物たちは見立て殺人などまったく気にする素振りもなく、非常に淡々と過ごしているのです。怯えのようなものがない。次に誰が殺されるのかもという警戒感がない。まるで飄々と過ごしているのだ。食べ物が喉に通らない描写は出てくるけれども、他人に対する警戒心、次は自分かもという怯えがまるでないのだ。 見立て殺人というのは謂わば連続殺人の宣告だ。次は自分ではないかという怯えがあって当然。登場人物たちもこれが見立て殺人というのは早々に気づき、そうした見立て殺人が行われた小説を例に出している。だから当然連続殺人が起こるかもしれないと思ってしかるべき。 にもかかわらず、彼らにそうした怯えがない。どんなに見立てで人が次々と殺されても、やはり怯えない。 こうしたことから、物語全体が淡々と進むうえに、種明かしでのクライマックスにおいても腑に落ちないというか、感動も、なるほどという納得感も得られなかった。 | ||||
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下巻が楽しみです。久しぶりにこの作者に出会いましたが、やっぱり面白い! | ||||
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久しぶりに没頭して、時間を忘れました。 また、同様の本を購入したいです。 | ||||
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一連の館シリーズも全部読みましたが、もっとも魅力を感じ、現存するなら訪れてみたいのが、この霧越邸です。 作中の人物が”祈り”と表現した静謐な雰囲気、丁寧な描写が映える数々の高級コレクション・・・。 自分が足を踏み入れたら、吉兆の動きを見せて欲しいものですが・・・。 一覧表の符号とやら、気づきませんでした。あの並びではわかりませんがな。 でも、そこに登場人物の名前が出たからって、何だって気もする。 直接的な”館の動き”ではないし、こじつけ過ぎでは?という気もする。 同じく金糸雀の見立てがあったって、そのままでもどうという話じゃないだろうと。 それは人為的なものなのだから、「館の動きかんけーねぇ!」だし。 これまた”金糸雀からある人物の名前を浮かべられなかった”というのもあありますが やっぱり釈然としません。 んでもまぁ、見立ての趣向が変更されていた!というのは面白い展開でした。 これに気づけた方、真面目に尊敬します。 便乗しちゃったのがあの立場の人!というのも、個人的には”星降り山荘”より納得出来ました。 ついでながら、終わりのシーンは、廃墟になった邸だったら良かったなー。 読書中、館シリーズとの関連性は全く見いだせず、藤沼姓の画家(一成でも紀一でもない)の絵に 遠い因縁を想起したくらいでしたが、ついさっき迷路館をパラパラ見てて気付きました。 「迷路館の被害者に、”暗色天幕”の元団員がいる!」 霧越邸事件に巻き込まれることはなかったものの、その後(前か)別の事件に巻き込まれてたんですねぇ。 年季の入ったアヤツジストのみなさんは、とっくに知っている事なんでしょうけど(苦)。 | ||||
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名作と名高い霧越邸殺人事件を「黒猫館」まで読んだ後に手に取りました。 綾辻氏曰く館シリーズの番外編ということで、わくわくしながら読みました。 おなじみのクローズドサークルの状況での事件ですが、霧越邸自体が醸し出す雰囲気に包まれて物語が進むのが印象的です。 館シリーズもなかなか館自体に雰囲気が漂うのですが、今作は綺麗というか、優雅なイメージを想起させられます。 第一の事件がなかなかインパクトがあるのに加えて、霧越邸にちりばめられた様々な奇妙な点が明かされぬまま下巻へと続きます。 そして提示される作者からの挑戦。「この上巻だけで犯人を導く手がかりはすべて提示した」 思わず、え?本当に?となってしまいました。ミステリーが好きな人はこの上巻だけで謎が解けてしまうかもしれません。 やっぱりこの人の作品は面白いなあと改めて思いましたね。 骨董品の蘊蓄が存分に語られるのも物語の特徴で、そちら方面に全く知識がない私にはとても新鮮で楽しく読めました。 是非読んでみてください。 | ||||
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数々の謎、奇妙な点を引きずったまま紡がれる下巻です。 主人公にはほとんど謎が解けぬまま後半で一気に謎が解き明かされます。 事件の全貌に関してはなるほど!の一言でした。ただ、ちょっと拍子抜けしてしまったのも事実です。 というのも第一の事件はほぼ真相が予想できてしまった点と、犯人はどちらかだろうなというところまで絞り込めていたため 明かされた真相にああそうだったのか、だから…となりました。 動機が少し弱いのではないか、という点も気になります。 まぁ私自身が論理的な筋道を通して展開される推理小説のほうが好みであるということも影響しているとは思います。 犯罪者の美徳感、世界観で殺した理由を語られるのはあまり好きではないからです。 またちりばめられていた奇妙な謎についても、幻想的な霧越邸だからこそ起き得たのだ、という説明もある種肩すかしでした。 きっとなにか理由があるはずだ、と思いながら読んでいた私としては少し残念です。 途中で主人公が予測した、「偶然とあとでこじつける」のではなく「起きた偶然を利用して被害者を決めている」 との推理のほうがまだピンときた気がします。 ということで、フィクションの部分を多く含んだ物語であることを考慮の上、読んでいただくことを推奨します。 雰囲気としての物語の完成度はかなり高いです。さらっと読んでみてください。 | ||||
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としては結構よかったです。まあでも、こういうのも僕が知らないだけで、過去のミステリのパクリというか、似たようなものはたくさんあったんでしょうけど。綾辻さんの小説でオリジナルっぽいのは人形館です、今となっては、結構名作ですね、人形館は。暗黒館、鬼面館、最後の記憶。いろいろと、残念な作品ばかりになってしまったので、この方は。 | ||||
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角川文庫版で初めて読みました。 雪に閉ざされた洋館での連続殺人事件。しかも童謡の見立て殺人。 推理小説そのものって感じです。 幻想的な雰囲気が全編を通してあり、引き込まれるように読み終わってしまいました。 また、最後の謎解きは感心するばかりです。 ただ次の2点が引っかかったので★を1つ減らして4にしました。 ・洋館の住人たちが、ほとんど置き去りになっており話に絡んできません。 ・クローズドサークルで殺人事件が起こっているのに、なぜか一人きりになろうとする。もっと警戒しようよ。 | ||||
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館シリーズの番外編的な作品でありながら一番ミステリーと幻想的な世界が結びついた作品だと思っています。読後の余韻が好きでした。文庫としてはずっしりくる重量感でありながら苦痛を感じさせないギリギリの重さの手応えとあの黒い装丁を長らく親しんできたために今回は非常に残念でした、楽しみにしていただけに。幻想色強いだけに上巻を閉じ下巻を開くという作業が雰囲気を壊して現実に戻される感じがしてやはり残念な感じがする。未読の人なら購入しても良いかと思います。 | ||||
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童謡の歌詞に合わせた殺人が次々とおこりドキドキさせられています。 | ||||
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綾辻作品は館シリーズ、どんどん橋、殺人鬼を読ませて頂きましたが、この作品だけはどうにも楽しめませんでした。 ある程度現実離れした内容は過去作品にもあったけど、ミステリー作品でSFっぽい内容はやめて欲しいなと思います。 なにより人が死んでいるのに登場人物達に恐怖や不安などの内面が見られないのが気になりました。 | ||||
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新本格ムーブメントの作家陣のなかで、綾辻氏だけ食わず嫌い状態だったので今回代表作の一つである本作を読んだのだが、うーんやっぱり綾辻氏だけはどうも個人的にはしっくりこないです。 文庫版で700ページ弱という大長編だが、順番に4人が殺害されていき、ラストで犯人が明かされる王道パターンですが、この内容ならこの半分のボリュームで十分じゃないかという気がする。みたて殺人がネタになっていてその処理は興味深いが、法月綸太郎とか他のトリッキーな新本格の作家を読んだ後だとあまりに真相がストレート過ぎてこれで終わりなの?というのが正直な感想であった。 本書は新本格推理の作品群では傑作と評価が定まっているが、同じく新本格の歌野昌吾の一連の○○の家の殺人は落書きレベルの駄作とされるが、それと何が違うのだろう。動機の強引さと現実性皆無のトリックはほぼ同じような読後感だったのだが・・・・。 個人的にはよくある新本格の館ものの一編という印象で平凡な出来だと思う。我孫子氏の館ものの8の殺人や歌野氏の動く家の殺人とかの方がずっと楽しめた。 | ||||
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暗号だの暗示だの無理やりこじつけた言葉遊びなどわからずとも何となく犯人はわかりました。20年以上も前の長編ですか、館の鹿谷・江南コンビは出ませんが面白かった。 ただ怪しい霧越邸に暮らす人々の描写があまりにも少な過ぎて・・行動とか事件前後のアリバイとかははっきり言って不透明だ。それらしい動機も用意されており犯人になりうるだけに、犯人として完全に除外しうる描写がなされてないのだけは難点、いただけない。 | ||||
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劇団員一行が吹雪のなか辿りついた洋館・霧越邸で起きる、恐ろしい事件。 不可解な連続殺人の犯人は? クローズドサークルものですね。 真相は分からなかったけど驚きは少なかったです。 それでも好きな設定だし700ページほどある厚めの作品ですが、 スラスラ楽しく読めました。 | ||||
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残念ながら自分には合いませんでした。真犯人の動機も強引だし、霧越邸の住人が話の展開の都合で動かされてる感がある。「名前」の暗示が最後はくどい域に。のめり込めずに冷めた気持ちで読了しました。 | ||||
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