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日本沈没 第二部



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日本沈没 第二部の評価: 3.62/5点 レビュー 63件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 21~40 2/4ページ
No.43:
(1pt)

小松左京さんがお気の毒?

谷さんの文章は接続詞が頻繁に使われ、説明がだらだらと続き、プロの作品であるにも関わらずまとまりがなく読み辛かったです。 上下巻を通し「、というよりも、(云々)」表現が何十回も出てきて、これにはうんざりしました。 首相、外相以外の人物像もあまり浮き上がってきませんでしたし、読み進むうち、特に渡兄妹の内心描写は「どうでも良い」という気分になってきて随分読み飛ばしました。 原案が小松先生でなければ、読み終えたかどうか、、、

第一部は抑揚感、緊張感あふれ、登場人物も個性的でページターニングな作品でしたから、この第二部にはがっかりです。 ご本人は出来上がった作品を読んでどう感じられたのか分かりませんが、小松先生がお気の毒になってしまいました。 先生の他の作品に触れたことのない方が「小松左京ってこんなもんかあ〜」と思われたら悔しいです。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
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No.42:
(4pt)

先見性に感動。

3.11以降の地震、異常気象等や、現在の国際情勢 東アジア、中東等、作者小松左京さんの先見性に感動した。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
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No.41:
(4pt)

物語性に感激。

第1部を読み直した。 第2部が出ていた事を知らなかったが、ストーリーが1部の延長だったので面白く読めた。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
4094082743
No.40:
(4pt)

未来学者としての著者の思いが反映している

日本は海の中に沈んでしまった。生き残った日本人も国土を失い、世界中に散った。物語は25年後の日本人たちを描いている。
昭和48年に出版された「日本沈没」は、「第一部 完」という言葉で終わっている。当時、誰もが「その後の日本人は一体どうなるのだろう」と強く思ったことだろう。

「日本沈没 第一部」は、昭和39年、東京オリンピックの年に執筆が開始されたという。昭和31年、経済白書は「もはや戦後ではない」と掲げ、昭和34年、東京オリンピックの開催が決まった。昭和45年には大阪万博が開催される。日本という国が、そしてそこに住む日本人が、高度経済成長の正しさと、「人類の進歩と調和」を、それこそ素朴に信じることが出来た時代だったといえる。

その日本が沈んでしまう。荒唐無稽ともいえるその設定は、SFの真骨頂であると同時に、作者の日本人に対する思いと願いが描かれていた。そこには「宗教としての日本人とも言える世界観」が描かれていた。

「第二部」にも、色濃く、「宗教としての日本人とも言える世界観」が踏襲されている。「日本人であるわれわれとは一体何者なのか」という問いの著者たちなりの答えが描かれている。その世界観に、よいでも悪いでもなく、正しいでも正しくないでもなく、心が動かされてしまう。
郷愁ではない、創造すべき懐かしい未来が、そこには描かれている。
日本沈没 第二部Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部より
4093876002
No.39:
(5pt)

すごい発想

ずいぶん前に、本を買っていたが持ち歩くには厚く、重かったので、読まずにいた。
今回購入し非常に面白かった
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
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No.38:
(5pt)

すごい発想

ずいぶん前に、本を買っていたが持ち歩くには厚く、重かったので、読まずにいた。 今回購入し非常に面白かった
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
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No.37:
(3pt)

何だこれ

ある書評に「第二部」とあったが、存在を全く知らなかった。 前作と併せて、図書館から借りだした。

 正直、非常に退屈だった。特に前半の冗長さで、読むのをギブアップしたくなってしまった。例えば、玲子が小野寺をネット検索するのに20頁、山崎が潜入、拘留され脱出、途中の雪とか氷とかの災難の記載に60頁も割いている。この程度の内容、半分以下の量で十分でしょと思った。第一部の重厚さとは異なり、ただ長いだけの印象だった。面白さも特になかった。

 その一方、終章をあまりにはしょった感じで、大きく肩すかしを食らった感じ。ここのところをじっくり読みたかったな。

 しかし素晴らしいと感じたところは、下巻だが、首相と外相とが日本人論を議論するところ。これまでにも各方面で述べられた日本人の特質をまとめただけかも知れないが、唯一、脇目を振らずに見入ってしまった。これだけは高採点を捧げたい。

 他のレビュアーが書いているように、これは小説ではなかったね。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
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No.36:
(2pt)

小松作品とは別物

これを小松左京の本だと思って読んだ人は失望するだろう。
 まず文体が違いすぎて、とても小松作品を読んだ気分にはなれない。
 これを読んで初めて、改めて小松左京の文章がどれほど心地よいものであったかと思い返したのは私だけではないだろう。
 正直、この作品を最後まで読み通すのは苦痛だった。短い文の中に同じ表現を繰り返さないようにするのは文章作法の基本だが、この作品にはたとえば「…ではないか」という文尾の言い回しが何十回となく繰り返される。ほとほと、小学生の作文じゃないんだから、と言いたくなる。

 内容的には、そもそもストーリーはないと言ってもいい作品だ。
 強いて言えば、「地球シミュレータ」が予言する通りに世界が動いていくというのがメインの物語。第一部でも田所博士の理論通りに日本が沈没するという、小松作品にしては単調なストーリー展開だったが、それ以上に単調だといえる。
 そして、日本沈没後の世界の描写は、ストーリーになんの寄与もしない枝葉末節の描写になってしまっている。つまり本筋に絡まない、エピソードの寄せ集めなのだ。
 具体的に描けばリアリティが増すとでも勘違いしたのか、例えば現在のNGOの問題を将来に外挿したような、不必要に細かい描写。そのために物語全体のテンポやスピード感というものがなくなってしまった。
 最後のシーンなどは「果しなき流れの果に」のパロディかと思わせるような既視感ありすぎの結末。
 そして蛇足(としかいいようがない)エピローグは、取ってつけたような「SF」だ。

 もうちょっと褒めるつもりで書き始めたが、けなす個所ばかり目についてしまった。
 二部は必要でなかったというと身も蓋もないが、せめて小松左京監修、谷甲州著とでもしてくれたら、読者を裏切らずに済んだのではないかと思う。
日本沈没 第二部Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部より
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No.35:
(5pt)

ずっと読みたかった!

日本沈没(一部)に出会ったのは、小学校3年生の時。その後、映画、テレビドラマ、小説と進みついに2部を購入。
今の時代背景を反映したような展開に、リアリティーを感じながら読み進みました。
総理と外務大臣の意見対立とその後の政策転換は、手に汗握る展開。ネタばれはいけないので・・・。
1部の登場人物がでてくるので、1部を読んだ後に読むほうが良いと思います。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
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No.34:
(5pt)

大変お得価格でした。

この本を探していました。 お手ごろ価格で満足しています。 次は下巻も購入します。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
4094082743
No.33:
(3pt)

ん~、まぁまぁですね。

「日本沈没」の続編という事で、今度は地球滅亡の危機が描かれるのを期待したんですが
氷河期襲来による天変地異などは、殆ど描かれてないです。

国土を失った日本人が、迷走する様が淡々と書かれているといった印象を受けました。

「日本沈没」という名前を付けるなら、もう少し天変地異の様子を描いて欲しかったのが正直な感想です。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
4094082751
No.32:
(3pt)

現状とズレが。。

ハードカバーを発売日に買ったものの読む暇がなくkindle版が出たので通勤時に読む用で買い直しました。

結論的にはハードカバー購入時に読むべきだったな、と。
残念ながらこの何年かの日本の置かれた状況変化でリアリティが大きく損なわれてます。作者のせいじゃないですけどね。。。

沈没した日本が未だハイテク各分野で圧倒的な競争力を持っていることをベースに物語が組み立てられており、ここ数年の劣勢を考えると「まあこうはならんだろうな」と思ってしまいます。

某国の傍若無人ぶりとか、情報戦で某国に手玉に取られるところとかいかにもありそうなだけにこの点が残念です。あとあの人はなぜこんなところにいる???の説明もたりないかも。。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
4094082751
No.31:
(2pt)

小松左京の名を付けてはいけません!

小松左京が日本沈没を発表した時に、「日本が沈没して世界に流出した日本人がどのように生きてゆくか?」を書きたかった。とコメントした事に期待した読者としては全く残念!
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
4094082751
No.30:
(5pt)

著者が違ってもやはり日本沈没第二部だ:3・11後に読んだからより感銘を受けたのかもしれない

日本沈没の第一部を読んだのは中学生の時であった。その巻末に、第一部完とあったので、第二部をずっと心待ちにしていた。でも、第二部は、なぜか小松左京が書いていない。発売直後には手に取る気になれなかった。最近、虚無回廊を読んで、再び小松左京を読みたくなり、その中で、本書も「ついでに」読んでみた。
 読まず嫌いはやめよう、と思った。著者は違っていても、日本沈没第二部に違いない。構想は小松左京そのものだろうと思う。3・11後の日本と、少し重ね合わせながら読んだから余計に高い評価になっているのかもしれないが、日本という物理的な国を失ったとき、日本人のアイデンティティーとは何かを考えさせてくれる。もちろん、エンターテイメントとしても十分楽しめる。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
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No.29:
(1pt)

代筆は、しょせん代筆──

読んでも読んでも小説にならないので、けっこうつらいものがあったが、それでも読み進めていたら終わってしまった。
これは「説明」であって「小説」ではない。
しかも、導入というか助走というかまえがきというか、その程度のものが全体の九割を占める。この内容なら50枚の短編でいいのではないか。
代筆者の力量にも問題がある。
小松左京の文章には、単なる知識や説明にとどまらず、ほのかな色気や情熱の発露があって、それが作品に奥行きを与えているのだが、この本にはそれらが決定的に欠落している。平板で、冗長で、退屈だ。しょせんは代筆なのだから、仕方ないと言えば仕方ないが、第一部のレベルを期待して読むとがっかりするので、どうぞ覚悟して読んでください。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
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No.28:
(4pt)

やっと読めた第2部

だれもが知っている「日本沈没」。 第一部の最後で「第一部 完」とあり、作者も第二部を書くと言っていたはずだったのに、 なかなか発表されなかった。 30年以上経って、小松左京×谷甲州というタッグでの刊行。 さすが谷甲州。 小松左京の代表作を見事に続編を書きあげてくれました。 ただただ、感心するばかり。 ブームにはならなかったが、第一部の映画リメイクにあわせて、 第二部執筆の予定を忘れずによく書いてくれた。 コアなファンには、たまらない作品。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
4094082743
No.27:
(3pt)

第二部

だれもが知っている「日本沈没」。
第一部の最後で「第一部 完」とあり、作者も第二部を書くと言っていたはずだったのに、
なかなか発表されなかった。
30年以上経って、小松左京×谷甲州というタッグでの刊行。

さすが谷甲州。
小松左京の代表作を違和感を感じさせず、見事に続編を仕上げた。
ただただ、感心するばかり。
得意の(?)中央アジアを舞台のひとつに豊富な知識をもとに
緻密な描写で書きあげている。

ブームにはならなかったが、第一部の映画リメイクにあわせて、
第二部執筆の予定を忘れずによく書いてくれた。
コアなファンには、たまらない作品。読みごたえあり。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
4094082751
No.26:
(3pt)

待望の第2部

だれもが知っている「日本沈没」。
第一部の最後で「第一部 完」とあり、作者も第二部を書くと言っていたはずだったのに、
なかなか発表されなかった。
30年以上経って、小松左京×谷甲州というタッグでの刊行。

さすが谷甲州。
小松左京の代表作を違和感を感じさせず、見事に続編を仕上げた。
ただただ、感心するばかり。
得意の(?)中央アジアを舞台のひとつに豊富な知識をもとに
緻密な描写で書きあげている。

ブームにはならなかったが、第一部の映画リメイクにあわせて、
第二部執筆の予定を忘れずによく書いてくれた。
コアなファンには、たまらない作品。読みごたえあり。
日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)より
4094082751
No.25:
(2pt)

いまひとつ。

作者が違うので、文体その他が違うのは仕方ないのだが、小松氏の前作が印象的だったので、今ひとつ・・・と感じてしまった。第一部でばらばらになった懐かしい人々が出てくるのはうれしかったが、まさかこの人が生きていたの?今更それはないでしょう・・・という感じも。途中までしっかり描き込まれたストーリーが最後、いきなり未来へと飛んでしまったのにはびっくり。「えっ、何、これは?!」と思ってがっかり。いろいろな事情はあったのでしょうが、残念です。
日本沈没 第二部Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部より
4093876002
No.24:
(5pt)

日本人の行く末の考察を越えた、素晴らしい作品

第一部ではひたすら日本列島の運命を追っかけていくことがテーマであり、その緊張と不安感は今でも現実生活に残っている。第二部の本書では、日本人の行動を追っかけることで地球の未来をシミュレートする事に成功していると思う。クラークが地球外の脅威を用いて地上を統一したとすれば、本作品は海底に没した国の生き残りが地球内部の脅威に対して地上を統一するという意義の深い作品だと思う。センセーショナルだった第一部に比べて、あまり読まれていないのが残念。これも国民の成熟度の低さ故か・・・。
 読んでいるときは地球全体に散らばる日本人のエピソードと政治的な駆け引きに、正直言ってSFらしさは感じられなかった。海底遺跡となった日本の典型的な風景に見入る慰霊祭のシーンをはじめとして、国土回復に向けてのナショナリズムに固執するところには、現実的だと思えるだけに作品としては違和感を感じた。中国やアメリカの動向もあまりにもリアルなので辟易した。
 しかし主人公たちの考え方が転換していく過程で、認識は大きく変わった。すごく広い視野に立たざるを得なくなったのだ。だから展望を見いだそうとする姿勢で終わる点はすごく良かった。さらに言えば、第一部の主人公たちが、安易に邂逅するメロドラマにならなかったことも嬉しかった。惜しむらくはこのスケールに合う政治家を日本では見かけたことがないことだが、それを望むのが間違いか・・・。
 プロジェクト体制で創作されたという本書のメイキング本も読みたい気持ちだ。
日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫)より
4094082743

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