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空ろの箱と零のマリア7
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空ろの箱と零のマリア7の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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いやー 非常に面白かった。 御影先生の次回作に期待しております。 | ||||
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ただの中二病の話。いくら好きな子を取り戻したいからって罪のない動物を殺すのはおかしいし、共感できない。それで猟奇的演出出来てると思ってるのかな。キャラが全員自分酔いしてて胸糞悪い。あと、男性ウケ狙いの卑猥な箇所が多い。女性には気分悪く感じると思う。評価高かったからまとめ買いしたのに後悔した。お金の無駄です。 | ||||
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【前巻までのネタバレ有り】 表紙に惹かれて全巻衝動買い。そして一気読み。 星5つと1つで、綺麗に評価が割れているのが頷けた。 3巻ごろまでのこの作品は、確かにミステリ小説だった。 だが、違う。違うのだ。 これは、純愛小説だ。 一途で、純粋な、愛の物語。 一応、最後までミステリ要素はあるのだが、こんなものはぶっちゃけおまけだ。 彼と彼女の純愛を際立たせるための要素でしかない。 実際、他の方のレビューを読んでも分かる通り、それが評価が割れている原因だろう。 間違いなく、人は選ぶ。 3巻ごろまでの謎解きや駆け引きだけを終始期待している方にはお勧めできない。 だが、私はとても面白いと感じた。 正直ただのミステリ小説だった頃は、面白いには面白いが、レビューを書こうと思うほど心打ちはしなかった。 その理由は主に主人公だ。 主人公「星野一輝」は、ハーレムラブコメやエロゲでよく見る、優しいだけが取り柄の普通の少年だった。 無個性なため感情移入しやすくはあるのだろうが、私はこの類の主人公が好きではない。 魅力を感じないのだ。 だが、そう――そんな少年"だった"。 中盤でヒロイン「音無麻理亜(マリア)」を守るため、間接的ではあるが殺人を余儀なくされ、主人公の生きる目的は大きく変わった。 それまで"日常"を大切にしていた彼は、ひとたび殺人を犯してしまえばもう"日常"には戻れないと考えており、如何に有効な手段であろうと、決してそれをしなかった。 だが、殺した。 "日常"よりもマリアが大切になったから。 "日常"とは、もうマリアがいなければ"日常"ではなくなったから。 マリアを、愛しているから。 以降の彼は、他人を傷付けることを厭わなかった。 マリアを傷付ける者は誰だろうが、容赦せず蹂躙した。 それが"日常"を大切にしていた彼にとって、どれだけ辛かったことだろうか。 序盤のミステリ部分は、この時のためにあったと言っても過言ではない。 彼にとって"日常"が如何に価値あるものかを語るための、序盤。 私は一気に彼が好きになった。 そして物語は、単なるミステリではなく、愛の物語となる。 恋愛をどこか陳腐なものに感じてしまう私だが、手放しで絶賛できる出来になっている。 | ||||
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あらかじめ言っておきますが、この感想は この「空ろの箱と零のマリア」を全巻読み終えて 心の底から語れるものです。 星1評価のとある方が「高評価はおそらくステマ」などと 自分の評価が全てだとでも言いたげな感想を 記入していたようなので。 一言で言えば、この物語が辿り着ける最高のハッピーエンドです。 1巻から続いた「箱」と「O」を巡る長い長い戦いの行く末。 幸せを得た者も、反対に失った者もいたこの物語。 それでも前へと進んだ登場人物の行く先が美しく 描写され、そして「あの二人」が「本当の幸福」を 得て歩みだすシーンでこの物語は幕を閉じます。 この物語に出会えて良かったと、 私は心の底から、素直にそう思います。 | ||||
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6巻から2年以上開きましたが、ようやく店頭に出て買えた事に安堵。 繰り返される箱の世界の中で、徐々に精神をすり減らしながら戦う一輝と、 おぼろげな過去と自己犠牲の生き方を始めたきっかけを思い出していくマリアの描写が丁寧に 書かれており、エピローグで一人一人のその後をきれいにまとめあげているので 読了後は感無量でした。 ただ、もう少し駆け引き要素は欲しかった所です。 | ||||
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高評価はおそらくステマですかね。 1~6巻や、Fランクの暴君のような、対決、犯人探し、ミステリー要素全く無いです。 ただただストーリーのない話という感じです。 ベクトルでいえば、僕らは魔法少女の中 の方向に近い内容です。 6巻まで楽しんだ人、Fランクの暴君を面白いと思った人がそれを求めて読むとかなり期待ハズレになると思います。 あとがきにラノベから離れると書いてあり一瞬びびりましたが、小説もラノベも区別つかない自分にとったら関係ない話でした。 でもこの最終巻や、僕らは魔法少女の中 みたいな方向性で行くんですかね。 Fランクや零のマリアみたいな作品がまた出てくれば嬉しいです。 | ||||
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後先考えずに大風呂敷を広げてしまった結果、収拾が付かなくなり、投げ出してしまう作家も少なくない中で、最終巻を書ききった作者にまずは拍手を送りたい。(前巻から大分期間が空いたが) だが、内容はどうかと言えば、一言で言って、がっかりと言うのが正直な感想である。自ら袋小路と言うか、ひたすら困難な状況に物語を追い込むだけ追い込んでおいて、結局は、それを真正面から展開させる話を書く事が出来なかった作者。大風呂敷を広げてしまったが、続きを書く事が出来ず、何とか思い付いたのが、恋愛小説的な終わらせ方ということだと思う。 作者的にはうまく逃げ切ったつもりかも知れないが、私的にはこの最終巻で『空ろの箱と零のマリア』というシリーズは結局は陳腐な恋愛小説で且つ駄作となってしまったと思う。 | ||||
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ちょうど前巻から、2年5ヶ月ぶりの新刊です。 内容は大まかに(ややネタバレあり) ①「O」と対峙し「出来損ないの幸福」の生んだ偽りの優しい世界にとらわれた一輝が、その世界を打破すべくと何万とループする第一章。 ②音無家の過去描写を交えつつ、醍哉に「出来損ないの幸福」を使い記憶を失った後の麻理亜を描いた第二章。 ③ループを何十万と繰り返すうちに、絶望的なまでの試みの中で一輝が人格を失ってゆく第三章。 ④ループの果ての二人と「O」の結末を描く第四章 ⑤これまでに登場した全ての人々のその後を描いたエピローグ という構成になっています。 2年と5ヶ月前は、僕がセンター試験を受けていた頃であったと記憶しています。 それ以来ずっと待ち遠しかったと言えば大仰ですが、作者様の他シリーズが発売されるタイミングなどで数ヶ月に一回くらいは「最終巻はまだかな」と思うことがありました。 いま最終巻を読み終えた後、思えば高校時代から長く楽しんでいたシリーズでもあり、ある種の寂しさを覚えずにはいられません。 何より結末がこの上なく美しいものであるので、より寂しさを増幅させます。 しかし読後感に暗さはなく、一つの人生の出来事として大切に消化しているような感覚です。 あとがき曰く、ラノベからはしばらく離れるそうですが、作者様の次回作を楽しみに待っています! | ||||
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と思わせるくらい、見事なエンディングです。 この作品、大分間隔が開いて刊行されていますので、途中巻で離れてしまった人も多いのでは。 1巻を面白いと思った方なら決して後悔することはありません。 一気買いして読んでください。 | ||||
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