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白日の鴉
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白日の鴉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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映画を読んでいるような感覚になりました! 登場人物のキャラクターもしっかりしていて、読書初心者の私もとてもたのしめました! 世の中の怖いところもリアルでした! | ||||
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主要人物たちのキャラクターがとてもいいです。応援したくなる人物像で、展開も読めずハラハラしっぱなし。最後まで一気に読めました。 「灰色の犬」の続きで「群青の魚」を読んでしまいましたが、こっちが先でしたね。正しい順番で読んでたらもっと感慨深かっただろうなあ。 警察組織や留置所、拘置所のしくみなど詳細な描写で、絶対お世話になりたくないと思いました。 | ||||
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正義感溢れる新人警官、単身赴任のMR、大手病院、クセの強い老弁護士、そして、冤罪事件・・・不条理さに裏切りと苛立ちを重ねた終章付近、一気に形勢逆転の爽快な展開に、拍手喝采の作品でした! | ||||
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須本の時のように手を汚したほうが確実だっただろうに。最期のやぶれかぶれっぷりも酷い とはいえ登場人物たちの点が線でつながり加速していくのは楽しくまた読み応えがあり、動機がお粗末でもエンターテイメントとしては問題ない 前作の登場人物たちがちょこちょこ顔を出していて、ラストは「おぉ、成長したなぁ」と感慨深かった | ||||
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ボリュームのある小説でしたが、作り込んであるので、読んでいって飽きないのめり込むストーリーです | ||||
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大変楽しく読ませてもらいました。 ストーリーの展開も早くて読み進めるのが楽しかったです。 | ||||
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冤罪の小説は読んでいておもたいきもちになりますが、本は被疑者の頑張りが清々しく良かったです。最後の捕物はちょっと派手すぎたような気がします。 | ||||
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少しばかりイライラするところもあるが、全体としては非常に面白い小説でした。 このシリーズ二作目読破ですがハマりそうです。 | ||||
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最後の最後にもっとスカッとしたいなという気持ちにはなったが、非常に読み易く面白い。それぞれの登場人物や出来事が1つずつ伏線として回収され繋がっていく。面白かった。 | ||||
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灰色の犬に次ぐ二作目。前作との繋がりが出てくるとやはり楽しいものですね。 痴漢に間違われると飛んでない目に遭うことだけは理解できました。駅員室に行かないのが正解かもな。。。 | ||||
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小説だから、ハッピーエンドはわかってるから、まだかまだかと焦らされて、最後の最後でようやく光明が… 痴漢の冤罪って、多いんですね。 すごくリアリティーがありました。 | ||||
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前作の登場人がいい味をだしている。 前半はたんたんと進むが、後半はページをめくる指が止まらなかった。 | ||||
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福澤徹三作品、条川署シリーズには毎度驚かされるけど、今回が一番破壊力がある。新田巡査@交番勤務の駆け出し警察官と、五味弁護士(ゴミジン)が奮闘する姿を長編で描く本作。 病院に出入りする製薬会社のMR友永氏が痴漢冤罪で逮捕されるところからはじまる本作だが、福澤作品の真骨頂、留置所や拘置所、取り調べの細やかなディテールが作品の立体感を見事に描き色付けている。 後半に掛けて描かれるギリギリのスピード感、ハードボイルド、ホロっとさせられる友情や誤解、、、どれも見事にハマっていてラストの盛り上がりには欠かせないパーツです。福澤徹三作品は、他の警察小説とは何だか違って読了感を強めるミステリマリファナが混入されている。そんな感想を持った一冊です。本作は間違いなく名著だと思います。 | ||||
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刑務所の中とか取調ってこんな感じなんですかね? けっこう読むの辛かったな。 最後はあんまり引っ張らずにあっさりいきましたね。 読みやすかったです。 | ||||
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冤罪で5ヶ月も大変な目に遭いましたが、ただの冤罪事件ではなかった。 警官と弁護士が協力して、疑いをはらすため奮闘しますが、何かと助けてくれた警官の彼女が危険な目に遭いハラハラしました。 根っからの悪人が、証拠がなくて逮捕が出来なく腹が煮えくりかえる場合もあると思いますが、冤罪事件だけは無くして欲しいと思いました。 | ||||
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警察・検察・弁護士・裁判所に携わっている者であれば、デティールの正確さにうなるだろう。相当緻密な下調べをしていなければここまで書けない。刑事小説には、警察の階級を知らないまま、裁判員対象事件の範囲を知らないまま、国選弁護の報酬実態など関心もないまま書かれているものが多くて、あまり読む気がしない。著者の作品にはこれまで感心し続けているから、ためしにこれも読んでみたら、特に後半は怒濤の展開だった。 肝心のミステリとしての出来には、この動機であれをするかとか、登場人物の出会いの偶然性がひどいとかの点で、振り返れば?がつくが、読んでいる間夢中にさせてくれた度合いで言えば、文句なしで満点の出来だ。 | ||||
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シリーズ2作目で、1作目同様スピード感と爽快感が抜群で、一気読みしました! 更に嬉しいのは、1作目の登場人物たちに再開できたことです。シリーズ読破決定!! | ||||
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前作がおもしろかったのですっかりファンになりました。前作は片桐刑事とそのダメ息子と崖っぷちヤクザの刀根、3人とも悪い方に悪い方に向かってしまう。このままダメになってしまうのかと読者でさえあきらめかけた時、大逆転へ向けて歯車が噛み合い出す。正義は勝つ!と信じさせてくれます。細かい伏線もきっちり回収、素晴らしい読後感をありがとうございます! | ||||
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ドラマを見てから読みましたが、とにかく面白かったです。 たくさん出て来る専門用語も全て丁寧に解説してあるのでとてもわかりやすかったです。 分厚い本ですが先が気になって最後まで一気読みでした。 逮捕されてからの流れが非常にわかりやすく書かれており、留置所や拘置所での生活もまるで自分が入れられているかのようなリアルさで伝わってきました。 冤罪の恐ろしさがわかります。 | ||||
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福澤徹三『白日の鴉』(光文社、2015年)は痴漢冤罪事件を扱う警察小説である。タイトルはイソップの寓話『おしゃれなからす』に因む。テレビドラマにもなり、テレビ朝日 が2018年1月11日に放送した。 製薬会社MRの友永孝は痴漢冤罪で逮捕される。友永は見知らぬ男女から電車内での痴漢の疑いをかけられて駅から逃走し、駅前交番の新人巡査である新田真人に取り押さえられた。友永は否認し続ける。否認し続けることは中々できることではない。決めつけの捜査で自白を強要し、冤罪を作る日本の刑事司法の仕組みが描かれる。 その後、真人は被害者の女子大生と目撃者の男性が親密そうな関係であるところを見てしまう。本来ならば警察内部で捜査をやり直すところである。しかし、硬直した警察組織は見直すことができない。真人は五味陣介弁護士に協力を求める。ここはフィクションならではである。現実の警察官に真人のような正義感を期待できるだろうか。 調べるうちに病院の陰謀が浮かび上がる。生活保護受給者を食い物にする貧困ビジネスであった。貧困ビジネスが犯罪を行い、他人を罪に陥れる。犯罪者でありながら、他人を陥れる為に警察を利用する。ヤクザがチンコロするようなもので、悪の美学さえない。その醜さは貧困者を搾取する貧困ビジネスとマッチしている。 悪の側の破滅の遠因を遡れば、手術の失敗を押し付けたことである。そのせいで調査する人が出てきた。しかし、日本の医療の現実は、もっと深刻である。第三者が死因を明らかにしようという文化が乏しい。失敗しても他人に責任を押し付けるまでもなく済まされてしまうこともあり得る。 | ||||
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