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完璧な涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)
完璧な涙 1
完璧な涙2

完璧な涙の評価: 3.91/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

素っ頓狂な物語、だけど…。

東城和実先生の作品が好きで、こちらも読んだのですが、 物語は正直、上下巻だけで描き上げるのには難しすぎた気がします。 でも、状況とキャラの気持ちだけは伝わってきます。 感情もなく、戦車に追われ続け、運命に翻弄されて嵐の中さまよって、 どうしようもなく孤独な主人公の宿命が悲しい。 世界の中で「異物」のような扱いをされている可哀想な人。 でもそういう人物像はたまらなくカッコいい。 ヒロインが時々、ムチャクチャ可愛い表情をするのも この作品のポイントだと思いました。
完璧な涙2Amazon書評・レビュー:完璧な涙2より
4152092807
No.1:
(3pt)

砂のイメージ

神林作品の中でもグロテスクな味わいの強い一冊。  著者の特徴である生物の変容性と、超越的な機械という二つの要素が混じり合っている。 さらに刑事、意志疎通の不可能さなど、お馴染みのテーマが続出する。 しかし、いまいち消化不良というか、全体としてのまとまりに欠けるように感じた。  全編を通じて砂のイメージがあらわれるのだが、これほど気味が悪く描かれているのは珍しいくらい。 神林氏の持つ常人との異質さを見せつけられた。  よほどのファンでなければ、お勧めしにくい。
完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:完璧な涙 (ハヤカワ文庫JA)より
4150303223

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