■スポンサードリンク
完璧な涙
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
完璧な涙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東城和実先生の作品が好きで、こちらも読んだのですが、 物語は正直、上下巻だけで描き上げるのには難しすぎた気がします。 でも、状況とキャラの気持ちだけは伝わってきます。 感情もなく、戦車に追われ続け、運命に翻弄されて嵐の中さまよって、 どうしようもなく孤独な主人公の宿命が悲しい。 世界の中で「異物」のような扱いをされている可哀想な人。 でもそういう人物像はたまらなくカッコいい。 ヒロインが時々、ムチャクチャ可愛い表情をするのも この作品のポイントだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
神林作品の中でもグロテスクな味わいの強い一冊。 著者の特徴である生物の変容性と、超越的な機械という二つの要素が混じり合っている。 さらに刑事、意志疎通の不可能さなど、お馴染みのテーマが続出する。 しかし、いまいち消化不良というか、全体としてのまとまりに欠けるように感じた。 全編を通じて砂のイメージがあらわれるのだが、これほど気味が悪く描かれているのは珍しいくらい。 神林氏の持つ常人との異質さを見せつけられた。 よほどのファンでなければ、お勧めしにくい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!