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探偵はバーにいる
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探偵はバーにいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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古臭いのも、ハードボイルドなのも、冗長な言い回しもむしろ好き。 単純に、根本のストーリーがわかりにくい…。 登場人物も多すぎるしなあ。 世界観も続編も好きだけど、これはあまり…。 | ||||
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軽快なコミック探偵小説で、一気に読み込んでしまいました。 サッポロの雰囲気に興味が在るためかもしれません。北大生が可愛そうです。 北海道ではエリートですよ。もっとも其らしき表現も在りますがね。 | ||||
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「おすぎのネコっかぶり」で、おすぎさんがこのシリーズにはまっている、と書いてあって、どんなか興味があって、読んでみました。おすぎさんはお酒が好きなんだそうです。 うーん、、、自分はどうもハードボイルドの文法が飲み込めない人間なのか、どうしても物語に入れませんでした(チャンドラーに挫折した過去あり・・・)。また自分がせっかちなせいか、この話、なんか妙にもったりした感じがして、ミステリならもっとちゃっちゃと話が進むよなあ、、と思ったり。 せっかく北海道という本州とは全く異なる、ヨーロッパ的気候の地域なので、気候の描写とか、それとミスマッチな?日本的情緒、とススキノという街の特異性(私はススキノにはいったことないですが)がからんだような描写があったら、普通小説的にもう少し楽しめたかもしれないという気もします。 ただこれ、ラストの一言が効いてますね。あと作中出てくるお酒が妙においしそう。 「こういう女性にホワイトレディをすすめる男」・・・ホワイトレディってどんなカクテル?とか。 おすぎさんのエッセイに、どうして日本はこういう話を映画化しないのかしら、とあったのですが、ほんとに映画化されたみたいですね。どっちかというとそっちが見てみたい。2時間ぐらいの尺でちゃっとまとめたほうがおもしろそう。主役が大泉洋は原作にイメージ近そうな感じ。 | ||||
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やーしっといべさ〜。 こんなしゃべり方しないっしょ。 わやだね。 話はそこそこおもしろいけど、言葉が汚いっしょ。 でもデビュー作なら仕方ないね。 胸の悪くなる感じがしました。 でも、大泉さんがやればおもしろいのかもね〜。 札幌人としてはなじみのある地名が多く和みました。 | ||||
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北海道民なので、当時の世俗やすすきのを思い出すな・・というところも。主人公の性格・人となりは、正直「友達になりたくはない」感じ(笑)狭いところで事件が起きて狭い中で事件が終わり、スケール感は少ないけれども、現実にこういうことがあったというリアリティは感じられる。 | ||||
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映画のイメージで買ったんだけど、ちょっと爽やかさ(大泉さんのさっぱりとしてオジサンのイメージであったので)がないかな・・・まぁ、読みきってないんですけどね。 | ||||
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面白く、退屈をしなかった。 でも、なぜか雑な気がする作品だった。 文章から醸し出している・・・ | ||||
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読みやすい部分もあるけど、ちょっと独りよがりな主人公に飽きてしまいました。 | ||||
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ハードボイルドサスペンスとしては内容は少し貧弱。 文体は軽い感じで会話文が多いので、あっという間に読める。 テンポはいいが、誰のセリフなのかが判りづらいところがある。 | ||||
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この文体は読者を択ぶ。私には読みづらかった。例えば、何気ない会話の中に伏線が織り込まれているかと思いきや、単に冗長なだけで終わっていたり、会話文で誰が喋っているのか判りづらかったり、このスタイルを受け入れるには相当人間が出来ていなくてはならない。 細かい点で気になるのは、冒頭でバーに入った探偵が、バーテンから直ぐにおしぼりを差し出されるのだが、短い会話の後、バーテンは探偵と馴染みなので探偵のピース缶や胃腸薬を出す時、再びおしぼりをカウンターに置く描写があり、これが判らない。こんなにおしぼりを出すバーがあるのだろうか? 話の入り口だったので些細な事だが気になり、以後、色々と注視する対象が増えてくるのだが、中盤でデートクラブの女モンローを重要な場面で偶然見かけるが、この女の存在を探偵は既に知っているという認識があり、それなら、探偵のそれまでの捜索の過程でモンローを探すのが筋だろう。探偵はデートクラブがキーポイントだと思うフシがあったのだから。 被害者の美しい恋人に対しても次の展開を期待させておいて結局何もないので、アバウト過ぎやしないか。ハーフ?・ボイルドを狙っているのは判り、さりげなく書いているように見せてよく練られているところは感心するのだが、最後まで感情移入が出来なかったので、探偵の思い入れに共振される事はなかった。 せめてプロットが良ければ共鳴もするのだが、ありきたりの風俗小説でミステリーですらなかったのが弱い。唯一共感出来たのは、ラスト辺り、麗子が探偵に云う科白、「あんたみたいな、人をバカにするタイプの人間、たくさん知ってるよ。見てなさい、今に大怪我するから」。そうなんだ。当にそういうタイプ。自分の事をよく知っているではないか。 | ||||
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たぶん25〜30年ぐらい前の設定。 最初の方は正直読むのがだるかった。 私も映画を観て面白かったので読んでみようと 買ったのですが、「どこが面白いんだ?」と 思えてきて移動の暇つぶしでもキツイなぁと 感じていたのですが・・・ 中盤からのスピードアップというか、 話の読めなさ加減が俄然面白くなってきて、 伏線がどう繋がっていくのかが楽しみで読み 進めました。 モンローの役割と諏訪麗子の意外性が面白かったかな。 ただ一人称のハードボイルド系は、どこか自己陶酔感 が漂っていて、例えば「ゴミだらけの部屋を掻き分け 風呂に入る、ゴミだらけの部屋を掻き分けて歯を磨いて、 ゴミだらけの部屋を掻き分けてベッドに辿りついて一眠り した」的な書き回しに少々閉口しました。 なんかダルイというか、行間の読むスピードが遅くなるし リズムが悪い。 前半にこれが多いのか、あるところまで読み進めないと リズムに乗れないのが欠点かな?と思いました。 私も大泉洋に重ね合わせていたのですが、原作の方が もう少しバイオレンティックでアル中ぽい。 最初はこの巻で終わりと思っていたのですが、よく分からない けどこの<俺>に魅了されたようで、次巻も読みたくなりました。 | ||||
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映画化されるという事でついつい買ってしまった一冊。 ストーリーで勝負する小説ではなく、あくまでローカルネタと時代背景がわかる人向けというかなり限定される 作品です。あとアル中の人w。 前出のレビューで北大を出ている事の自慢が感じられるというコメントありましたが、正に札幌とはそういう町ですよ。 みんな井の中の蛙といか札幌が全て見たいな感覚を持っています。作者も当然そういう感覚を持っている訳で、 文章の節々に北大出身という優越感がでるのでしょう。また酒が強い=出来る人みたいな感覚も北国っぽいですね。 まぁただ、札幌に住んでいる人、住んでいた人は楽しめるでしょうね。真駒内、五輪大橋とかマニアックな地名が 出てくる小説はこの人の作品位でしょうから。 | ||||
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ススキノを中心とする便利屋を 主人公<俺>としているけど、 ヤクザを軽蔑するフリーのヤクザのような立ち位置は、 小説とは言え浮世離れしている気がする。 本格ハードボイルドよりは、 文体が柔らかめで読みやすいかも。 ハードボイルドを読みつけない人にとっては、 ややクドイと感じる言い回しなどもあり、 一長一短だと思います。 ストーリーも普通に面白かったです。 | ||||
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謎解き・ひっかけ裏読み・パズラーのミステリ愛好者には単調でつまらない、かといってハードボイルドには真似事の域を出ず…という感じ。等身大が過ぎて、どう考えてもクールには読めない。中盤で危うく飽きかけました。 あんまりに生臭く不潔な自堕落・高すぎる理想に対して妄想現実の描写には「青春」と割り切ってさえゲップがこみ上げてくる始末。 既レビューの「生ゴミの匂い」には、あまりの的確さに膝を打ってしまった。 善い・悪いではなく、これより的確な言葉はないと思う。この生臭さをエンターティメントとして楽しめるか楽しめないか、それだけのことではないでしょうか。 デビュー作なので文章の巧さというより、むしろこちらは拙さを求めているわけで、描きたいものを消化しきれていない感はたっぷりと「デビュー作」。終盤(ミステリとしては消化試合的だった)、このスタートラインから成長していく予感はありました。 ただそれゆえまだ「商品」になりきらず、読者層を限定せずとにかく小説を書いてみた等身感が大きく、ゼロからの読者はこの1冊でハッキリ好き嫌いが分かれてしまうと思った。どんな読者ならこの作家に興味を持つのか逆に気になった。 次作「バーにかかってきた電話」は本作「探偵はバーにいる」から飛躍して傑作とは聞くものの、読むかと言われたら微妙。他シリーズを読むかどうかはさらに微妙。 ただ、純粋な文章のテクニックは認めるので、たった2作のあいだにそこまで顕著な「作家の成長」ぶりがあるなら、それだけは見てみたい、かもしれません。 | ||||
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風間ハードボイルドを好む者としては、既レビューにも書かれているのと似たような理由、つまりタイトルだけで内容までもが容易に想像できるようで、しばらく手をつけづにいたのですが、処女作(<作者の本来の感性・資質が最もわかる)くらいは読んでおくか、ということで読んでみました。読後感は変わらず、というか残念というか、主人公である探偵の年齢設定と、口調・行動がどうしても終始違和感を覚えました。数々の乱闘描写も白けます。いったん違和感を覚えたら、この手の読み物はどうすることもできません(肌にあいません)。特にハードボイルド=風間作品の主人公たち、という観念がある場合です。そういう偏見を抜きにして、こういう若く、世間感覚の登場人物の、ハードボイルド系を画策したフィクション物と割り切ればなんとか消化できます。 | ||||
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