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記憶屋
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記憶屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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原作ではわからない、登場人物のその人その人の視点で読める事や、とても良かったです。 | ||||
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理解しやすい内容 | ||||
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読みやすい文体だったし、話も面白かった。 続編の評価は良くないようだが、読んでみようと思う。 | ||||
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映画の事前学習で読み始めました。 ホラー文庫だったので、怖いの嫌いな私はびっくりしましたが、スプラッタなわけでもなくすんなりと読むことができました。 続編も楽しみです。 | ||||
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映画化されるということで本屋さんで購入しました。角川ホラー文庫から出ているのでホラーと思いながら読み始め、どこがホラーなのかと思いつつ読み終えました。 記憶という決して望んで忘れられるものではないものを消してくれる記憶屋。消された記憶は戻らないから、本人が望んでも消してはいけないと考える主人公が、記憶屋を探すストーリーです。周りで記憶を消されたと思われる人が現れていき、記憶を消すことが正しいのではと考え悩む主人公の葛藤、そして最後にたどり着いた記憶屋の正体は、、、 とても切ないけど、読み終えてどこかスッキリとできた小説でした。ミステリー&ライトノベルという括りが正しいのではないかと思います。 | ||||
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記憶を巡るSF作品であり、怖さを求めるホラー要素はないので、その点は注意が必要ですが、 そこを踏まえて読めば良い作品でした(^-^*)/ 他者の記憶を消す行為に関しては、作品にあるように例えば性犯罪被害者のトラウマはPTSDというあまりにも重大なダメージを与える場合があるので、重大なトラウマを消すためには、叶うなら是非被害者の記憶を消して下さいと僕はお願いしたいです。 そんなふうに今作品でも、記憶を様々考える登場人物たちのやり取りは、スリリング且つ面白く、感動もありました! ただ終盤は何となく予想出来たものが当たり、予想を上回らずに終わったのが少し残念(>_<) 上回るサプライズがあれば更に良い作品になっていたかと。 でも3作まで出てるので、まずは次作を如何に見せるか?繋げるか?1作目を超えるか?が楽しみで、2作目次第では更に化けそうな予感もしています! 記憶を巡る、 青春ノスタルジックSFを読みたい時にオススメです(^-^*)/ | ||||
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学生向きの小説で、青春小説+ミステリーかな? ホラーではありませんが非常に面白かったです。 トラウマ、自分が死んだ後のこと、友情、恋愛といった様々な悩みの裏で暗躍する記憶屋の正体を、主人公が追う話です。 心の声をそのまま文にした、という感じの文体で、登場人物の葛藤を上手く表現していると思います。 ホラーを期待した人ががっかりするのはわかりますが、こればっかりは出版社が悪いですね。ホラーでないことをもっと強調すべきです。 P.S. ここから愚痴になりますが、「嫌ならやめればいいじゃん!」というレビューを見て愕然としました。 やめたくても救いを求めている人を見捨てられない、という話を読んでないのですかね? | ||||
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遼一が辿っていく記憶に引き込まれて読みました。人は忘れていく生き物だけど、辛いことには時間が掛かるし、確かに前に進めない記憶もあるでしょう。誰かの為に記憶を消したい…わからなくもない。人によって同じ出来事でも記憶の濃さや大きさは様々だけど、なかったことにはならない。まして当事者が忘れても誰かしらの記憶には残るのだから… 興味深い内容でした。続きが早く読みたいです。 | ||||
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本作は、 「第22回日本ホラー小説大賞・読書賞受賞作」 宣伝されていますが、 おどろおどろしい展開は皆無です!笑 ホラーというよりファンタジーやジュブナイルといった分類のほうが似合うと思います! 都市伝説を扱っているからホラーなんでしょうかねー 忘れたい記憶というのは誰しもあると思います。 告白に失敗した、お酒でやらかした…… もしくは、あの人にあのことを忘れてほしい、と思うこともありますよね。 仮に、自分や誰かの記憶を消すことができたとして、 「記憶を消すことは悪なのか正義なのか?」 という空想上の問いについて考えるのが本作の妙味です。 記憶屋に依頼する人には、自分の大切な記憶を消すだけの理由がある。 その人の側にいる人は、突然、自分の居場所を1つ失う…… しみじみと切ない思いになれる一冊でした。 | ||||
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私は、あまり本を読むタイプではないですが、これは最後まで読めました。 読んでいて、早く次のページを読みたくなる本だと思います。 記憶を覚えている人、忘れる人、記憶を消す人、それぞの人に考えてがあり、読んで行くと、とても考えさせられる本だと思います。で それでいて、読んでいてしんどくなく読みやす買ったです。 しかし、最後は人によっては、終わり方が微妙な気もします。モヤモヤした気持ちに私はなりました、、、 しかし、買って後悔はしないと思います | ||||
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本作は読者の恐怖心を煽るザ・ホラーという概念を全面に押し出した作品ではなく、読み終わった後に不思議な気持ちにさせてくれる作品です。 文体もわかりやすく、難解な単語も含まれていないため社会人向けではなく高校生大学生を対象に執筆された作品だと思われます。 私は休日の癒しとして、頭を使わずまったりと読める作品を探していたので丁度よかったです。 貴志祐介の作品の様なハラハラ感やどんでん返しなどのストーリを求める方には物足りない作品かもしれません。 | ||||
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記憶を消す記憶屋のお話です。 皆それぞれが色々な事情で記憶屋のもとにむかい、そしてその周辺の人たちとの葛藤を人間ドラマを描いた作品になってます。 とっても切なくてラストは衝撃的でした。 とってもおすすめです。 | ||||
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人の記憶というものが何なのか。当たり前のように生活している私たちであるが、全ては記憶によって形成されてきた。一つの記憶が無くなればどのくらいの?誰に?どんな影響を与えるだろうか?些細な記憶が誰かにとってはとんでもなく大きな影響を与えることもある。忘れる者、忘れられる者、忘れさせる者、様々な立場の登場人物の様々な感情が入り混じる中で人間の原点について考えさせられる作品となっている。本当に大切な人から忘れられるような経験を人はしたことがあるだろうか。ストーリー通りに読むよりも、自分の人生に照らし合わせ自分なりな解釈で読んでいくと面白いかもしれない。 | ||||
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本屋で目に留まったので買ってみました。 こちらでの評価が思いのほか低くて驚きでした。 確かにホラー要素は薄いので、そこを期待すると拍子抜けはしそうですね・・・ 帯のコメントで煽っているほど泣ける!という展開はなかったけれど、 心にグっとくるシーンはあったので、ミステリーで切ない系の賞を受賞、 とかだったら納得だったかも。2つ目の弁護士のエピソードが一番好きです。 高原弁護士、いい男すぎる。でもその優しさが罪だよな・・・ この作者の著書は今作が初めてですが、なかなか読みやすい文章で そこはさすが弁護士といったところでしょうか。 何より一番驚いたのは、作者が女性だったことですかね。 ペンネームの雰囲気と、男性視点の描写が上手だったので、てっきり男性だと思ってました。 私にとってはこれがホラーだったかも?(笑) これから読もうと思ってる方は、ここでのレビューを気にして読まないと決めないで とりあえず気になったから読んでみる、くらいの気持ちで手に取ってほしいです。 今度続編が出るみたいなので、楽しみにしてます~ | ||||
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中々、良い作品でした。文章も読みやすかったですし。 自分が辛いからではなく、相手を思うが故に自らの相手に関する記憶を消す。そんなエピソードに考えさせられました。深く考えると、とてつもなく切なくなります。 個人的にはそこがピークでした。 記憶屋の正体も意外性があってよいのですが、肝心の記憶屋の苦悩が全く理解できません。嫌だったら、辞めればいいじゃん!と思います。それでも、貫くのであれば、それなりの信念や理由を描写すべきだと思います。 もし、納得できる理由があって、更にそれが主人公がらみであったら大変な傑作になっていたのに。涙が激落ちくんだったかもしれないのに正直、もったいないなーと思いました。 | ||||
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まず「記憶屋」というタイトル。そして帯の内容に惹かれ、読みました。 ホラーとか、受賞とか、私としてはそういう所の先入観なく読み進め、人の「記憶」についての内容だったので、興味を持ちました。 人の「記憶」「気持ち」で、1番辛いのは、やっぱり「忘れられる」と言う事。 と言うのも、長年会ってないからとか、喧嘩別れしたからとか、自然消滅だとか、そう言った事での「忘れ」なら、何かのはずみで「その人」の話題が出たりすれば、日常で忘れていても、すぐに思い出します。 しかし、この「記憶屋」が消す様に、本当になかった・存在すらしなかった様に「忘れる」どころか「無いもの」になるのは、同じ「忘れる」でも、意味合いが深く変わってしまいます。 そう言った点は、自分の心に染みるものがありながら、読み終えました。 賞とかホラーとしてとか、そういった事ではありませんでした。(私個人の解釈ですが)。 喧嘩するより、嫌な事を言われるより、存在すら「最初から無かった」様に消されるのは、本当に唯々、寂しい。と感じました。 「人の記憶」が変われば、忘れた側も、忘れられた側も、全てが変わってしまう。と言う意味が、改めて解った・感じた思いです。 ホラー物とかファンタジー物とか、その先入観なく読むと、一読の価値ありの物語なのではないかと思います。 記憶屋に消された様には忘れてないですが、これを読み、色んな忘れてた事や人を、少し?思い出した気がします。 | ||||
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人間にとって本当に怖いこととは、つらいこととは一体何なのかが、“エンターテインメイントホラー”として調理され、昇華されている作品。 「ノスタルジックホラーの名作になる予感がします」をはじめとした、書店員さん方のコメントがすべてを表しています。 現時点でも充分に面白いですが、時が経つにつれて、評価が上がってゆくタイプの、普遍的な魅力の備わっている作品ではないかと思いました。 とても好きです。 | ||||
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