新聞記者の猪瀬と「記憶屋」探しをする高校生の夏生。だが2人が手掛かりとして接触した男性の記憶が消えてしまう。

高校生の夏生は、記憶を消してくれる「記憶屋」を追う新聞記者・猪瀬に声を掛けられる。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

はじめて担当した離婚案件に隠された仄暗い企み、ロースクール時代の友人が起こした殺人事件の真実、 淫行容疑で逮捕された家庭教師を救う少女の切り札―― 新米弁護士の木村は先輩の敏腕弁護士・高塚に助けられながら難儀な依頼を解決していく。

東京都の果ての美しい島。少女、椰々子は、死者を通し預言を聞く力を持ち、不吉だと疎まれている。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

つらい記憶を消してくれる都市伝説の怪人「記憶屋」。それに頼ることを選んだ彼らはどんな想いを胸に抱えていたのか―。

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。

老舗呉服屋の邸宅で発見された首吊り死体。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

独自に開発した「霊感検定」をより実践的にグレードアップするべく日々奔走する自称心霊研究家・馬渡。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

天然キャラの凜田莉子が、その振る舞いとは反対に信じられない鑑定眼で難事件に立ち向かう『万能鑑定士Q』。

≪人の死なないミステリ≫最高傑作! =リケジョの星VS.文科省ヒラ職員= 世界的発見にまたも捏造疑惑。

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。

天使の卵か悪魔の卵か…。吉祥寺にある有名自然食品店で売られていた卵は、極上の卵『極卵』という名前で人気の商品だった。

美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、超高級バッグのバーキンをオトリにした連続詐欺事件が発生。

霊が視えても不幸じゃない。君を、救いたい。

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。

高校二年生になった正太郎。

「迷宮庭園」に暮らす宮籠彩人は、花の言葉を伝える華術師の貌を持つ。

兵庫県芦屋市にある、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の海里もすっかり店に馴染み、美食について勉強中。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

腐乱自殺死体の爆発事件を皮切りに、続々と起こる異常な自殺事件。

郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

新米弁護士の木村龍一は初めて病院の医療看護訴訟を担当することになった。

思い出は人を幸せにも不幸にもする――京都府警元刑事が始めた「思い出探偵社」をめぐる、切なくて懐かしいハートフルミステリ第二弾。

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。

怖いもの好きの管徳代と峰岸柚璃亜は、惨劇の現場“無辺館”に忍び込む。

東京郊外で両親と暮らす朋子は、三十歳過ぎの兄が何年も二階の自室にひきこもっていることに悩んでいた。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

多岐川瑠璃子は実家住まいの歯科衛生士、33歳。家と職場の往復だけの単調な日々を過ごしている。

生真面目な女子大生の水沢琴音は、青年実業家・白石周平の秘書のアルバイトを始めた。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。

カスミは、タケルとホウを父・藤堂の知人が運営する薬物依存症患者の更生施設に連れてきた。

星野鈴音は十人並以下の容姿。けれど初めて見た瞬間、榊原優一は激しく心を動かされた。

大学生の天崎悟は、家出した妹の帰りを待っている。ある日、家に見知らぬ老婆がやってきた。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

ゴミ屋敷にはなんでもあるんだよ。ゴミ屋敷なめんな―特殊清掃員の俺は、ある一軒家の清掃をすることに、期間は2日。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は? 豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。

おかしいのはこの家か、わたしか―夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

真夏のリゾート地で、僕とエリコは二人だけの情事を重ねていた。

1944年6月6日、ノルマンディーが僕らの初陣だった。