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誰のための綾織
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誰のための綾織の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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かつてひと騒動あり、回収・絶版となっている。 読んでみるとあまり面白いストーリーとも言えず、トリックが多用されているのはわかるが、読みずらく、興をそぐ感じであった。 そのうえこんなに高額になっているなら、超絶ミステリマニアだけが読んでおけばよいのであって、普通のマニアは読む必要はないだろう。 私が買ったのは、コンディション「可」3000円台のものだったと記憶している。 どうしても読みたいなら「可」で十分であり、価格は3000円台が限度であろう。 それ以上はお金の無駄である。 | ||||
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この本が、故三原順氏の名作「はみだしっ子」のエピソードや会話をまる写しして書かれたことは、すでに周知の事実である。 作者もついに認めるところとなり、この本はすでに絶版、店頭からは回収されている。 それでも、この本はこうしてこの世に存在し続けている。 古本として流通するものまでは、回収できないからである。 どんな形であれ、この本が流通し続ける限り、この本は「はみだしっ子」を冒涜し続ける気がする。 それが、ただひたすらに哀しくてならない。 作品を生み出す喜びや苦しみを知っていたはずの作者は、どうして他の作家が苦労の末に創り上げた果実を、汚れた手で簡単にもぎ取ることができたのか。憤りは今も治まっていない。 結局、この作者は自ら自分自身を葬り去ってしまった。 それもまた、虚しく哀しいことだと思わざるを得ない。 | ||||
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新しい試みの推理小説かと思えば、女学生が書いた形で書き込みをわざとうやむやにしたという展開。掟破りと言うより、反則負けです。創作上のリアリティというのは、作家が作り上げた世界に読者を引き込むから生まれるのであって、作品上で起こったことを「コレが起こったことなのだから仕方ないんです」ではただの押しつけに過ぎない。文中のプロットの多くは、どこかで聞いたような理屈問答だし、オリジナリティが感じられません。おそらくそれすらも「中身は女学生が書いた文章を更にぶつ切りにした物だから仕方ない」とでも言いたげな仕上げ。作品としての丁寧さに欠けます。 | ||||
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三原順作品の、出来の悪い焼き直しでしかない。 「作品」になって無いので、評価は実際には無印。 あとがきより 「記念すべき第十長編」「地道に努力を重ねて、第十作出版の願いが叶った」。 この作家にとって、他人の作品からプロットやフレーズをかっぱらう事は「地道に努力」する事なのか。記念すべき作品が盗作という事が恥では無いのか。 「興味本位で比較してみたが、案外違っていた」という人もいるようだが、驚いた。本当に『はみだしっ子』と比較したなら判るはず。一部の熱狂的な読者には失礼だが、盲目的にならずに見極めなさい、と言いたい。 その文体、盗品ですよ。 その台詞、パチモンですよ。 その登場人物、借り物ですよ。 「オマージュ」でも「インスパイア」でも無いですよ、これは純粋な「パクリ」です。「盗作」です。 盗品だろうと酔えれば良いとでも言うのだろうか。 他人の褌で相撲を取るんじゃない。魯鈍者。 | ||||
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三原順氏の『はみだしっ子』の登場人物の台詞(受け答えまで含む)とエピソードを、 本書の登場人物のものとして使用していることから、これは完全に盗作と言えます。 カスタマーさんは「興味本位で比較してみたが、案外違っていた」と書いていますが、 本当に比較したのであれば、そっくりなことが分かるはずです。 少し注目していただけに、この作家の本はもう二度と読みたくないです。 | ||||
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題名と表紙に惹かれ読んでみて、怒りを感じました。 登場人物の科白や、挿入されているいくつかのエピソードに、です。 三原順さんの著作から、一部(言葉遣いとか)変えているだけで、 ほとんど同じものがあったのです。 それも、本文中に何箇所も。 最初は、偶然だろうかと思いながら読んでいましたが、3度4度…と 記憶にある三原先生の作品とほぼ同一のものが出てくるので、 これは偶然ではないと確信し、同時に怒りがわいたのです。 もしかしたら、あとがきでなにか触れているかと思いましたが、 それもなし。 これはもうオマージュだと言ったとしても通用するようなレベルでは ないと思います。 著者は、恥ずべきです。 | ||||
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