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人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)
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人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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プロットがありきたりと他の方のレビューにもありますが、 それでも続編に期待してしまうのがこの作品の良い所かもしれないです。 | ||||
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挫折する事なく読めました!ひさびさに読み応えのある興味深い作品でした。(残虐性はかなり高いですが、、) 主人公をはじめ登場人物も闇を抱えていたり、人間味のある人物が多く、その点も魅力的でした。 続編を期待して待ちたいです! | ||||
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本当に久し振りで本格的なシリアルキラー・ミステリーを堪能した。最近、良作を輩出しているドイツ・ミステリーにして、これが著者のデビュー作というのだから驚く。 ドイツのケルンで続く猟奇連続殺人事件。なかなか犯人像が絞れない中、変わり者の事件分析官、マルティン・アーベルが捜査応援に投入される。アーベルとコンビを組んだ若き女性事件分析官のハンナ・クリストは犯人の凶行を止めることが出来るのか… 全く先の読めないスリリングな展開と二転三転する犯人像にハラハラしながら最後まで楽しめた。但し、かなりグロい描写もあるので、ご注意。 トマス・ハリスのハンニバル・シリーズ、ロバート・W・ウォーカーの女検屍官ジェシカ・コラン・シリーズにも負けず劣らずの作品である。 | ||||
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事件分析官(プロファイラーのような人)が主人公です。 彼が犯人の視点を模倣?する、行動をなぞっていくシーンは 読んでいる側もその視点になることができ、非常に読みごたえがありました。 犯人の過去のシーンが時々挿入されています。 虐待をされていますが、 よくあるパターンといえば、よくあるパターンですね。 グロすぎるシーンもないので、あまり残酷な描写を好まない方でも 楽しめると思います。(多少はあります。) ただミステリーとしては犯人が割とすぐわかってしまいます。(現在の部分のシーンで) 割と前半に犯人とアーベルの接触シーンがあります。 社会的なこと等を考えさせられるという作品ではありませんが 娯楽的な作品としては充分に楽しめると思います。 | ||||
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プロファイリングや海外ドラマが、大好きな方にはおススメです。 このシリーズの続きが読みたい! | ||||
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ドイツ・ミステリー界の遅咲き(五十歳代)の新鋭レフラーが著し猟奇サイコ・サスペンスのジャンルに新風を吹き込んだ「事件分析官アーベル&クリスト」シリーズの第一作です。初めに私のレビュー評価は総体的にかなり甘めの方だと自覚しておりますので、そこが厳しい一部の方々にはお気に召さないのかも知れないなとは思いますが、大概の所は大目に見て大らかに許してしまう性格ですので、申し訳ありませんがどうかお許し願いたいと思います。 ドイツのケルンで起きて人体の一部を奪い去る事から「解体屋」事件と名づけられた一連の猟奇連続殺人事件に呼ばれたのは伝説の有能な事件分析官アーベルと若いが有能な女性事件分析官クリストの二人だった。地元警察のグライナー首席警部は奇矯なアーベルの態度に懐疑的で不信感を抱くが、時が経つにつれて段々とその実力を認めざるを得なくなって行くのだった。 現代ではこの種の猟奇サイコ・サスペンス・ミステリーはそれこそこれまで世界中で何百作と書かれているに違いないですから、もはや真実の意味での新奇さや真犯人の意外性を求めるべきではないのだろうと思いますね。犯人の悲惨な境遇が語られ哀れではありますが、でも何の罪のない人々に対して際限もなく殺人を繰り返す残虐非道な狂人に同情の余地など微塵もないときっぱりと言い切れますね。本書にも意外な犯人の趣向はありまして、往年の本格ミステリー程の驚天動地の大ネタではないですが、でも中々に盲点を突いた騙しのテクニックが施されており、まずまず良い線を行っていると思いますね。そんな中で本書には犯人を助ける警察側の信じられない様な凡ミスが描かれておりまして、それを読んだ瞬間にはさすがに情けなくガックリと来ましたね。警官も人の子ですから内心は不満を抱く事もあろうかとは思いますが、現実には捜査に当たって私情を挟む事など絶対にあり得ないと信じたいですね。この局面が犯人にとっての最大のピンチでしたが、しかしこの幸運がなければクライマックスのスリル満点の見せ場もない訳で、かなり腹は立ちますが止むを得ないなと堪えようと思います。まあ本書を読んでいて思うのは、昔の様に「犯人はお前だ」と指摘して幕が下りるスタイルだけでは済まずに、今は強烈その物の究極のサスペンス・シーンを用意しないと駄目なのだろうなという印象ですね。本書の最大の見せ場はやはり狂った人形遣いと疲弊し消耗し切った事件分析官アーベルとの対決シーンの息詰まる壮絶な死闘でしょうね。そして意外や意外のもう一つの読み所が、離婚した妻の事が今も忘れられずにいる変人のやもめ男アーベルと助手の勝気で負けず嫌いの若き女クリストとの間に芽生える心震える愛のドラマでありまして、ぎこちないながらも初々しい互いに交わす言葉のやり取りが私には新鮮で十分に満足できました。本書は男性が書いた作品で、そこには中高年の男にまだまだ大丈夫だよと希望を持たせる励ましの演出の要素も多分にあるとは思いますが、それでもとてもロマンチックなのは間違いないですし本書が唯々残酷なだけでなく心震える愛のドラマも読み所ですので女性の方にもぜひお奨めしたいと思いますね。 | ||||
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ドイツはケルンで起こった猟奇的な連続殺人事件を、ドイツのプロファイラーである事件分析官が解明していくという筋書き。 読み始めから終わりまで、正統派だなあという印象。 起承転結は非常にまとまっていて、犯人探しもできる。 少なくとも、一回も出てきていな謎の人物が犯人ということはない。 犯人を読者にミスリードさせる要素もきちんとあるし、ミステリーを読んだ!って気もちになれた。 逆に言えば多少ミステリー読んでいると「ここでミスリードさせる気だな」とかいろいろわかってしまう程度の作品ですが、十分娯楽としては楽しめた。 | ||||
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最近出版が増えてきているドイツ発のサイコミステリー。 ドイツ・ケルンで、連続猟奇殺人事件が起きます。その手口はかなり猟奇的。被害者を生きたまま解体して内蔵を取り出したり手足を切断したりします。かなりエグイ。 この事件を捜査するために、凄腕のプロファイラー(ドイツでは事件分析官というらしい)が召還されます。変人のベテランプロファイラー、アーベル。新人の女性プロファイラーとコンビを組んで、事件に挑みます。 アーベルの捜査方法は一風変わっていて、死体と二人きりになってぶつぶつ一人ごとを言いながら分析したり・・・周りの捜査官たちはとまどいます。が、なかなか魅力的な主人公。 犯人の名前や殺害動機などは、話の前半部分で明らかにされているので、この物語は捜査官たちが犯人にどのように迫っていくのか、というお話のように見えます。中盤は少し中だるみがあります。と思いきや、後半から急展開がありまして、犯人の名前が分かっているにも関わらず、犯人が”誰か”という謎が、最後のクライマックスで驚かされるという仕掛けが施されているので、ぜひ最後まで読んでほしい作品です。 読み始めから中盤までと、読み終わった後で、感想がガラリと変わる作品でもあります。また、最後まで読むと、なぜか主人公たちに愛着がわいてしまったりします。 本国ドイツでは続編が出てるらしいので、ぜひ翻訳してほしいと思います。 | ||||
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グロテスクな雰囲気の小説です。 イメージだと犯罪心理捜査官セバスチャンや特捜部Qのシリーズに似ています。 結構な長さがありますが途中で中だるみせず、次はどうなるんだろう、という気にさせる小説でした。 | ||||
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