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東京結合人間



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京結合人間
東京結合人間 (角川文庫)

東京結合人間の評価: 3.40/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

グロが強い

「名探偵のはらわた」も出たことだし、過去作も読んでみようと購入。
正直、グロが苦手な身としてはかなり辛い部分があった。「そして誰も死ななかった」はマイルドな方だという感想をちらほらみかけたが、確かにこの作品にくらべれば読みやすかった。
パズラー要素強めで多重推理も魅力的なのに、その面白さが自分の中ではグロと相殺されてしまった印象だった。にしても、タイトルに東京と入っているのはなぜなのだろう?
東京結合人間Amazon書評・レビュー:東京結合人間より
4041034744
No.3:
(3pt)

違う世界観で読める方にオススメ。

「人間の顔は食べづらい」を読んでみて面白かったので今作も購入、最初は??だったですが読んでいくうちにクセになる作品ですね。
東京結合人間Amazon書評・レビュー:東京結合人間より
4041034744
No.2:
(3pt)

特殊な世界観とアンモラルな人物たちによるエログロSFミステリー

男女が普通のセックスの代わりに物理的に肉体融合して一体の人間(四つ目、四本の手足、平均身長三メートル)になり、そして子どもを産むという、非常に独特な世界観の作品。

前作、「人間の顔は食べづらい」もなかなかインパクトのある世界観でしたが、今作はそれ以上で、かなり特殊な性癖のエロ漫画もかくやという導入のシーンやアンモラルな登場人物たちの起こすエログロな事件とその表現には拒否反応が出る人もいるかも。

特に前半はミステリー要素はあまり無く、かなり過激な加虐シーンが出てきますが、後半は一転して孤島でのオーソドックスなミステリーに転進。かなり後半まで読み進んでも、いったいどういう結末になるのか、なかなか見当が付かない展開です。

途中の推理シーンはちょっと無理や納得いかない部分があったりしてスッキリしないままラストに向かいます。どうなるのかと期待して最後まで読みましたが、正直、あの唐突な終わり方はいまいち意味が分かりませんでした。
東京結合人間Amazon書評・レビュー:東京結合人間より
4041034744
No.1:
(3pt)

新しいタイプのSFミステリー

初めての作家さんでしたがタイトルと表紙に惹かれて購入。で、開幕早々びっくり。なんだこれは。気持ち悪い!エロいのでもグロいのでもなく、本作は気持ち悪い小説です。私は嫌いではありませんが、特性上かなり人を選ぶかと。初っぱなからパンチがきいているので試し読みしてみるといいかもしれません。
あらすじを読むとわかる通り、本作は独特な設定と世界観で展開する小説です。男女がセックスをすると文字通り体が合体し、また低確率でオネストマンという嘘がつけない結合人間になる。なぜ嘘がつけないのか、なぜ結合するのかなど細かい部分はほとんど書かれておらず、その点はやや不満が残りますが複雑な設定・展開にも関わらずスッと頭に入ってくる文章力と構成力は○。
中盤まではエログロ全開モラルハザードストーリーといった感じでまともな人が一人も出てこないので正直うへえ…と思いながら読んでいましたが、中盤以降はがらりと空気が変わってけっこうまともにミステリーし始めます。推理のギミックも凝っていて面白いですね。なるほど有栖川・道尾両先生が推した作家さんだけはあるなぁと唸りました。
総括して、新人作家の小説ということが信じられないほど楽しめました。特に飴村行、小林泰三、平山夢明などの作品を普段好んで読んでいる方はよりハマると思います。後味の極悪さは曽根圭介タイプ(笑)ただ白い雪だるまから始まり、トリックはかなり強引な点が多く見られたため☆3.5にします。
東京結合人間Amazon書評・レビュー:東京結合人間より
4041034744

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