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アナン、



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【この小説が収録されている参考書籍】
アナン、(上) (講談社文庫)
アナン、(下) (講談社文庫)

アナン、の評価: 4.57/5点 レビュー 30件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

アナン

塀のなかで一番打たれた本。アナンの世界観。素晴らしい。とにかく本を読みました。
アナン、(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:アナン、(上) (講談社文庫)より
4062753138
No.1:
(3pt)

心温まる作品

初雪が降ったら死のうと決めていた記憶喪失のホームレス流(ながれ)。だが、ゴミ捨て場で
生まれたばかりの赤ん坊を拾ったことから、彼の運命は大きく変わり始める。アナンと名づけ
られた赤ん坊には、不思議な力があったのだ・・・。

人は、それぞれ心に抱えているものが違う。哀しみを心の奥深く閉じ込め平気な顔をしていても、
決して忘れ去ることのできないことがある。アナンは、そんな人たちの心を開いてしまう能力を
持つ。誰もが、彼の前では自分を偽れない。そのことは、本当に人々の救いになるのか?また、
そのことによるアナン自身の苦悩はどうなってしまうのか?ユーモアあふれる描写もあるが、
たまらなく切なく、心が激しく痛む描写もあった。流や、ホームレスの人たちの希望の星だった
アナン。さまざまな人たちの思いが心に注ぎ込まれ、アナンは成長していく。そして、彼は素晴ら
しい才能を発揮する。彼の瑞々しい感性が指先からあふれ出し、それは形となって人々を感動させる。
アナンが有名になればなるほど、流との関係は・・・。ラストはホロリとした。心の中にポッと灯が
ともるような温もりを感じる作品だった。
アナン、(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:アナン、(上) (講談社文庫)より
4062753138

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