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アナン、
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アナン、の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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塀のなかで一番打たれた本。アナンの世界観。素晴らしい。とにかく本を読みました。 | ||||
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初雪が降ったら死のうと決めていた記憶喪失のホームレス流(ながれ)。だが、ゴミ捨て場で 生まれたばかりの赤ん坊を拾ったことから、彼の運命は大きく変わり始める。アナンと名づけ られた赤ん坊には、不思議な力があったのだ・・・。 人は、それぞれ心に抱えているものが違う。哀しみを心の奥深く閉じ込め平気な顔をしていても、 決して忘れ去ることのできないことがある。アナンは、そんな人たちの心を開いてしまう能力を 持つ。誰もが、彼の前では自分を偽れない。そのことは、本当に人々の救いになるのか?また、 そのことによるアナン自身の苦悩はどうなってしまうのか?ユーモアあふれる描写もあるが、 たまらなく切なく、心が激しく痛む描写もあった。流や、ホームレスの人たちの希望の星だった アナン。さまざまな人たちの思いが心に注ぎ込まれ、アナンは成長していく。そして、彼は素晴ら しい才能を発揮する。彼の瑞々しい感性が指先からあふれ出し、それは形となって人々を感動させる。 アナンが有名になればなるほど、流との関係は・・・。ラストはホロリとした。心の中にポッと灯が ともるような温もりを感じる作品だった。 | ||||
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