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アナン、
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アナン、の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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中学生の頃に初めて読んで涙が止まらなかった名作。 大人になってみると、ストーリーがちゃっちゃか進みすぎたり、大人の事情も分かったりしてそこまで感情移入できなかったりもしたけど、上巻の澄んだ感じはものすごく好きです。 ナガレと一緒に心が洗われる感じがしました。 | ||||
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上巻のレビューでも書いたけど、中学生の時に読んで涙が止まらなかった名作です。 が、大人になって読むとそこまで感情移入し切れず。 特に下巻はアナンが普通の子供になってこの話こ神秘性が半減してしまう気がします。 アナンが現実を消化して、その力を別の力に変えていくところが魅力的な作品である一方で、(大人になった自分からすると)アナンには綺麗にいてほしいという親心が優ってしまう気がします。 そう言う意味でいうと、人々の想いを昇華して大人になっていくアナンと昔のままのナガレの対比を素直に受け取れない歳になった自分が寂しくあります。 | ||||
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アナンと流とその周りの人たち。 本当に素晴らしい物語でした。 | ||||
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初めて読んだのは中学生のときだったと思います。母に勧められて読みました。記憶喪失のホームレス流に拾われた赤ん坊アナンの不思議な力で救われていく人たちの物語。胸がジーンと熱くなる。 | ||||
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久しぶりに読んで本当に私はこの本が昔から大好きでした。 哀しく、愛しく、また現在と未来や過去も詰まって色んな想いが溢れてくる作品です。 何年経っても久しぶりに読んで新しい扉を開く事ができる。 | ||||
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ホームレスに育てられる赤ん坊。ギリギリ、ギリギリの会話にならない音の意味、重く悲しくいとおしい一人一人のかこと今。アナン瞳を覗きこみたい | ||||
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塀のなかで一番打たれた本。アナンの世界観。素晴らしい。とにかく本を読みました。 | ||||
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スピリチュアルファンタジーと銘打たれたこの作品、読んでみるとなるほど、「スピリチュアル(精神世界)」関連知識を下敷きにしたファンタジーでした。 ワンネス、引き寄せの法則、○○星人、ハイアーセルフ、ギフト、魂と死と生、、、。 スピリチュアルに関心のある方にはお馴染みの概念が随所に散りばめられていることはもちろん、ストーリー自体も必然的に引かれあう人と人との物語です。 それは「ご都合主義」とも言われそうですが、スピリチュアル的には「魂が求めたものが実現する」連鎖によって運命が開かれていくことを描いているといえます。 まあでも、そんなことはどーでもいいっちゃ、どーでもいい。 面白くて、グッとくる作品です。 そして、たぶん、少し優しくなれると思います。 | ||||
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60歳超えるとめったに泣きません。裏が見えてしまいます。最近の若い人の小説は薄くて、文章も練られておらず、読むのは時間の無駄、と考えることが多いです。最初のとっつきは、テレビの「・・・グランマ」なんとか、というドラマがおもしろくて、飯田譲治とはどんな人か、というところでした。文章は荒っぽいけど、なかなかでした。アナンがいとしく思えます。天才って(アナンのことです)・・・、共感です。 若くても高齢者でも、本好きの方なら読むに堪えるエンターテインメント。映像になったら、どんな色合いになるのか、興味があります。 | ||||
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友人にプレゼントするために購入。書店ではもはや入手出来ない本なので、とても助かりました。状態もよかたです。 | ||||
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『アナン』は友人から送られてきて読みました。 表紙に龍が描かれていたり、ホームレスが赤ちゃんを拾い育てる導入部分には 正直ちょっと抵抗がありました。 最初は、友人がせっかく送ってくれたんだからまぁ読んでおくかくらいの義務的な 感じでしたが、第一部のイントロ部分は物語上どうしても必要不可欠で 大切な部分だったと、第二部に入ってからはっきりとわかりました。 そして、第二部からは面白くて面白くてもう止まらなくなりました。 この下巻冒頭の第三部からアナンは小学校に入学し、それとともに個性あふれる 主要キャラが次から次へと登場してきて、さらにページをめくる手が止まらなくなりました。 主人公たちもアナンを中心に大きく成長していきます。 この作品は全体を通じて無駄な描写が一切なく、伏線は忘れられることなく 後々しっかりと説明されます。無造作に投げられた幾つものひもが、やがて 1本の太い綱になっていく感じは読んでいてとてもワクワクしました。 物語の根底にあるのは、スピリチュアルな考え方だと感じました。 目に見えるモノだけが大切なモノではなく、例えば、思いやり、信頼、誠実さ、感性、 インスピレーションなど、むしろ目に見えないものほど大切であり、そういうものを もっと大切にしたいと思わせてくれる本です。 心を痛めて苦しんでいた友人に「シルバーバーチの霊訓」「アミ小さな宇宙人」 という本を貸したら、お返しに送ってきてくれたこの『アナン』。 とってもとっても素晴らしい本でした。 読んでいて自然と涙が流れてきて、この本は私のたいせつな1冊になりました。 素敵な本を教えてくれて、本当にどうもありがとう。。。 | ||||
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主人公がアナンと別れてから、ラストまでの部分がたまらなく好きだ。 孤独に耐え、思い出を抱きしめながら、巣立っていた者のことを想いつつ、一人で死んでいく。 決して幸福とはいいがたいけれど、でも、こんな死に方も悪くないな、と思えてしまう。 素晴らしいラストシーンだった。 | ||||
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最初から物語に吸い込まれて行きました。ひとりひとりの登場人物の痛みが、凄く伝わって来て、涙涙でした。 アナンは、色々な方面で興味深くて、一気に読んでしまいました。 | ||||
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泣きすぎで頭がいたい… 淡々と物語りの終わりへ進んで行った感じがしました。 それぞれの想いの深さに涙腺が決壊してしまい、大きな余韻に胸が潰れそうです。 (アナンの戸籍も、流さんのお金も忘れてなくてよかった。) この本に出会えてよかったです。 私もアナンの作品を見てみたいし触りたいなぁ… | ||||
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夢中で読みました。 なんとも苦しい気持ちで読み進みました。 アナンの中に吸い込まれる苦悩はこんな感じなのかな… せつなくて、悲しくて、何度も涙ぐみました。 ずっと気になるのは、アナンの戸籍とバケツの安否です。 どうなるのかな… これから下巻です。 ハッピーエンドだといいな… これ以上辛い事が親子に降り懸かりませんように… | ||||
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この本は 人生の中でそうそう出会える本では有りません。 絶対に全ての人に読んで欲しい…社会的な弱者と呼ばれる人々が、どれほどに優しく暖かいか どんな底辺で生きていても、暖かな人の思いやりや親切は 他者を幸せへと導くのです。 そういった人間として本当に大切な事を 押しつけがましさなど まったく無くスルリと教えてくれます。 超能力…?って思わず。 親子は何を持って親子と呼べるのか…血?だけでは無いって解る。 心を病んだ人に対しての言葉も、暖かい。 最終章では 多くの光る言葉に出会えます。私には大切な本です。 | ||||
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初雪が降ったら死のうと決めていた記憶喪失のホームレス流(ながれ)。だが、ゴミ捨て場で 生まれたばかりの赤ん坊を拾ったことから、彼の運命は大きく変わり始める。アナンと名づけ られた赤ん坊には、不思議な力があったのだ・・・。 人は、それぞれ心に抱えているものが違う。哀しみを心の奥深く閉じ込め平気な顔をしていても、 決して忘れ去ることのできないことがある。アナンは、そんな人たちの心を開いてしまう能力を 持つ。誰もが、彼の前では自分を偽れない。そのことは、本当に人々の救いになるのか?また、 そのことによるアナン自身の苦悩はどうなってしまうのか?ユーモアあふれる描写もあるが、 たまらなく切なく、心が激しく痛む描写もあった。流や、ホームレスの人たちの希望の星だった アナン。さまざまな人たちの思いが心に注ぎ込まれ、アナンは成長していく。そして、彼は素晴ら しい才能を発揮する。彼の瑞々しい感性が指先からあふれ出し、それは形となって人々を感動させる。 アナンが有名になればなるほど、流との関係は・・・。ラストはホロリとした。心の中にポッと灯が ともるような温もりを感じる作品だった。 | ||||
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初めてアナンを読んだのは14才の時(8年前)。 最近ふと思い出してアナン、を購入しましたがやっぱりすごい。 早く続きが読みたいけど読み終わりたくない… 読み終わると心が浄化されたような気になります。 ファンタジーは苦手でしたがこれはただのファンタジーではないと思います。 飯田さん×梓さんの作品で1番すきです。 | ||||
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とにかく面白くて、時間の経つのが分からなかった。 あまり夢中で読んでいて、周りの音が聞こえなかった。 それほど惹きつけられる楽しさでした。 いろいろ出て来過ぎ?の感はあるけど、それでも 面白くて、ぐっと来て、ほろりとして ファンタジーといえばそうだけど、 ちゃんとした内容のある、いい本だと思ってます。 またこんな時間を忘れさせてくれるほどの本を 探しているところですけど、 そう簡単にあるものじゃない、こんな楽しい本は。 | ||||
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日本人の書いた小説を避けていた時期がある。「寝る間も惜しんで先を読みたい」とか、ページが僅かになって「もう終ってしまうのか」と感じる作品が見つけられなかったからで、新たに発掘しようという気も起こらなかった。ところが、転勤で通勤時間が長くなったことを継起として、人の薦めや書評欄を頼りに初めての作家の作品に接する機会が増えた。そこで知り合ったのが、垣根涼介とか本書の飯田譲治である。 歳のせいで涙もろくなったのは困りものだが「ユーモア」へのハードルは高く、ましてや人前で声を出して笑うなどということは許されない。ところが、この『アナン、』にはやられてしまった。過去には『プリズンホテル』(浅田次郎)でしか経験のない失態である。そして驚くことに、本書はコメディではなくファンタジーなのだ。「少年の成長記」というと、代表作は『スタンド・バイ・ミー』(キング)であろうが、その他にも『少年時代』(マキャモン)や『ボトムズ』(ランズデール)など海外には秀作が目白押しだ。 『アナン、』の魅力は、登場人物の作りこみの巧みさと日本人らしくない(?)プロットの雄大さだが、それらがセンスの良いユーモアに包まれて小気味のよいテンポで突き進む、そのドライヴ感は海外作品に引けを取らない。多少話ができすぎで「渡りに船!」の調子のよさも無いではないが、全ては主人公アナンが引き起こす奇跡の一部と考えれば納得か・・・。 『少年時代』の前書きでマキャモンは次のように語っている。『わたしたちはいろんな重荷を背負わされる。いい荷もあれば、さほどよくない荷もある』 いじめや自殺のニュースがあとを絶たないきびしいご時世だが、悩める子供たちには、これら洋の東西の秀作を読んで「魔法」を信じ「夢」を語ってほしい、と心から願うばかりである。 | ||||
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